こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
2023年4月にアメリカへの渡米を控えている妻のため、新しい車選びに頭を悩ませています。どんな車が最適なのか、私の経験と調査を基に、重要な3つの選択ポイントを紹介したいと思います。
※9/3/24更新
※結局私はVenza(日本のハリアー)を買いました
- 耐久性が高く、トラブルの少ない車を選ぶ: アメリカの広大な道路を走るため、故障が少なく長持ちする車が必須です。
- 最新の安全装備を備えた車を選ぶ: 安全は何よりも大切。最新の安全技術が装備された車を選びましょう。
- 再販価格が高い車を選ぶ: 将来的に売却する際に損をしないために、リセールバリューが高い車を選びましょう。
そして、最後には自分の気に入った車を選ぶ: 自分が心から満足できる車を選びましょう。
アメリカの車事情

アメリカの車事情は、地域によってかなり異なります。
都市部: 乗用車が主流で、特に小型車が人気です。日本のヤリスやカローラに似たクラスの車が多く見られますが、高級車ではヨーロッパ車が目立ちます。最近は、電気自動車の人気が高まっています。
田舎や郊外: ピックアップトラックがよく見られます。特にF-150のような大型トラックが非常に人気で、車の平均サイズが大きく感じられるかもしれません。北部の寒冷地域では、ピックアップトラックやSUVが多く、4駆車が好まれます。一方、南部では4駆車の需要が少ない傾向があります。
また、アメリカではピックアップトラックやSUVが税制上のメリットを享受しています。カリフォルニアやコロラドなどの一部の州では、電気自動車の購入を促進する補助金制度もあります。
駐在員としてアメリカに滞在する際は、住む地域の車事情をよく理解することが重要です。地域によっては、目立ちすぎる車がトラブルの原因になることもあります。したがって、地域の特性に合わせた車選びをしましょう。

アメリカの生活では、車がないと本当に不便なんだよね。特に広い国だから、車に乗る機会がめちゃくちゃ多いの。だからこそ、車選びには時間をしっかりかけて、自分にぴったりの一台を見つけたいよね!🚗💨
どんなポイントがあるの?

さて、アメリカの車事情の概要がわかったところで、車選びにおける重要なポイントに焦点を当ててみましょう。
①故障率が低く、信頼性が高い車を選ぶ
②最新の安全技術や装備が搭載されている車を選ぶ
③将来売却時の価値が高く、リセールバリューが優れている車を選ぶ
駐在という短期間の滞在中に新車を購入するのは、経済的にも大きな決断です。さらに、異国の地での日常生活に欠かせない移動手段としての車。そのため、日本にいる時よりもトラブルが発生しないよう、特に注意深く車を選ぶことが求められます。
上記の3つのポイントは、駐在員としての生活をスムーズにし、可能な限りトラブルフリーに過ごすための基本的なガイドラインとして考えてみました。
①故障率が低く、信頼性が高い車を選ぶ
「アメリカでの生活を楽しむためには、やっぱりアメリカンカーに乗りたい!」、「高級なヨーロッパ車を試してみたい!」と考える駐在員も多いでしょう。しかし、アメリカの広大な土地を思うと、人里離れた場所での車のトラブルは避けたいもの。特に車の故障などは、現地の文化や言語の壁により、さらなるストレスを引き起こすことがあります。
アメリカには「自己責任」の文化が根付いているため、何か問題が発生した場合、自らの非を証明する必要がある場面も少なくありません。英語でのコミュニケーションも重要です。

実際、一部のアメリカ車は高い故障率を持つことが知られています。これらの車種を選ぶ際は、事前の情報収集やリサーチが欠かせません。特に寒冷地に住む予定の方は、車の故障が生命の危険に直結することもあるため、より慎重な選択が求められます。
最終的には、信頼性の高い日本車、特にトヨタのようなブランドが安心です。トヨタのグローバル展開車種は、世界中での使用実績が豊富で、故障のリスクが低いとされています。これにより、駐在中のカーライフを安心して過ごせるでしょう。
②最新の安全技術や装備が搭載されている車を選ぶ
最新の安全技術や装備は車選びで非常に重要です。特に異国での生活では、道路状況や運転マナーが異なるため、事故のリスクが高まりがち。最新の安全技術を搭載した車を選ぶことで、安心して運転できます。
主なおすすめ安全装備は以下の通りです。
・アダプティブクルーズコントロール
・レーンキープアシスト
・ブラインドスポットモニター
・パーキングセンサー
・アダプティブクルーズコントロール(運転支援システム): 前の車との距離を保ちつつ、設定速度で運転することで、ドライバーの疲労を軽減。突然の状況変化にも対応し、衝突を回避するサポートを提供します。距離運転を楽にし、安全性を高めます。単調で長い距離走るアメリカの高速には必須の装備です。
・レーンキープアシスト(車線維持支援システム): 車が車線を越えそうになると、自動で正しい車線に戻す機能。運転中の一瞬の気の緩みを補い、事故を防ぐ助けとなります。単調で長い距離を走るアメリカの高速でほしい機能です。
・ブラインドスポットモニター(死角警告システム): ドライバーには確認しづらい死角に車や障害物がある場合、警告してくれます。運転が長くなってくると注意が散漫になってくるので、あるとうれしい機能です。
・パーキングセンサー(駐車支援システム): 車に近づく障害物を検知し、警告してくれる機能。駐車時の安全性を高めるために役立ちます。アメリカの駐車場は広いですが、車も大きく前向き駐車が基本だったりと日本と環境が違うのでほしい機能です。
これらの最新安全技術は、アメリカでの運転をより安全かつ快適にするために大変重要です。安全装備が整った車を選ぶことで、事故リスクを減らし、ストレスフリーなアメリカ生活にしましょう。
③将来売却時の価値が高く、リセールバリューが優れている車を選ぶ
駐在生活は、思いがけない展開があるもの。3年の予定が10年になったり、逆に5年の予定が3年で終わったりすることも。 そんな中で車を購入するのは大きな決断ですよね。
車は大きな投資。特に駐在員の場合、「いつ売るか?」も重要な要素です。購入後に価値が急落してしまうのは避けたいところ。そのため、リセールバリュー(再販価値)が高い車を選ぶことが重要です。
車選びのポイントとして、「現在の住まいでどの車が人気か?」を考慮することが重要です。例えば、ニューヨークに住んでいるのにロサンゼルスで人気の車を選んでも、実際にロスまで売りに行くのは現実的ではありません。そのため、地元の需要と人気を把握し、それに合わせた車選びが賢明です。

2022年の全米で最も売れた車種トップ25を参考にすると、国内での需要が高い車を選ぶ際の参考になります。このランキングと自分の住むエリアの特性やトレンドを踏まえ、最適な車を選んでください。そうすることで、駐在中の生活をスムーズにし、将来の売却も有利に進めることができるでしょう。

車は高い買い物だから、しっかり吟味して買ってほしいね!いろんな項目があって迷ってしまってもあきらめないでね。
実例紹介

さて、これまで様々な点を説明してきましたが、具体的なイメージが湧きにくいかもしれませんね。そこで、私が車を選ぶ際に参考にした表を皆さんにも公開したいと思います。

こちらは、妻が選ぶ際の車の比較一覧表となります。
妻の車選びに際して作成した比較一覧表を基に、日本車を中心に選択肢を検討しました。私たちが住む地域は雪が多いため、4WDは必須条件。また、私自身がコンパクトカーを持っているため、今回はサイズの大きい車種に絞りました。アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストなどの安全機能、そしてコストパフォーマンスの良いグレードを重視して選びました。
リセールバリューについては、中古市場の価格動向を踏まえ、現在の価格の約80%を目安に設定。以下、私たちが検討した車種の比較です。
1. Toyota Sienna このミニバンは、広々としたアメリカの駐車場でも扱いやすく、スライドドアが隣の車へのぶつけリスクを減少させます。ハイブリッドエンジン搭載で燃費も良好。ただ、初期投資は高めです。
2. Toyota RAV4 全米で4位の売れ行きを誇るRAV4は、リセールバリューが高く信頼性も抜群。ハイブリッドモデルはよりリセールバリューが上がる傾向があります。
3. Subaru Outback 雪の多い地域での性能が評価され、リセールバリューも良好。コストパフォーマンスも魅力です。
4. Mazda CX-50 マツダのこのSUVは、近年アメリカでの人気が急上昇。デザインの美しさと価格の魅力がポイントです。
車選びは単なる移動手段ではなく、駐在生活の質を左右する重要な決断。皆さんの車選びの参考になれば幸いです。

いろいろ検討して、僕は結局かっこいいVenzaを買ってしまった。RAV4より割高なんだけど、単純にかっこよかったから。けどこういった表を用いて自分のリスクを確認しておくのは大事かな。ほかの人にお勧めするなら上記4つだよ。
最後は気に入った車を買えばよい
これまで、アメリカ駐在員としての車選びにおける重要ポイントについてお話ししてきましたが、結局のところ、車選びで最も大切なのは個人の好みです。
友人の中に、ジープのグランドチェロキーを夢見ていた人がいました。やっと手に入れた彼の愛車には、エンジンを切るとエアコン設定がリセット(しかもなぜか一番寒い設定)される、という小さな不具合がありました。しかし、彼はそれも「愛嬌」として受け入れ、楽しく運転しています。むしろかわいいと言っています。車に対する満足感が高ければ、些細な問題も気にならないもの。愛車とともに過ごす時間が、最高の贅沢なのですね。
最初に述べたような客観的な基準も重要ですが、結局は自分が何を求めているかが車選びの鍵を握っています。選ぶ車の長所と短所をしっかり理解した上で、自分にとっての「ベストな選択」をすることが大切です。
長いお話になりましたが、これで私の車選びの考え方をすべてお伝えしました。皆さんの車選びに少しでも役立つ情報があれば幸いです。安全で楽しいドライビングライフを!
旅行に行く際には、アメリカではシェアNo1のマリオットでのステイがおすすめ。
マリオットにお得に泊まれるお得な記事も書いておりますので、良ければ見てください。
ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち
「どうせ作るなら、いちばんポイントが多いタイミングで」がクレカ選びの鉄則。
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カード名 | 年会費 | 現在の紹介オファー | 過去最高オファー | お得度温度計 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|---|
Marriott Bonvoy Boundless VISA | $95 | 250,000P(50,000 x 5泊)≈$1,750 | 同左(過去最高) | ★★★★★ | 年3泊以上マリオット派 |
IHG Premier Mastercard | $99 | 180,000P(160,000+紹介20,000)≈$900 | 300,000P(5泊) | ★★★★☆ | ホリデイイン好き |
Hilton Amex Surpass | $150 | 130,000P+紹介20,000P ≈$700以上 | 130,000P+1泊無料 | ★★★★☆ | ヒルトン系に泊まる人 |
Delta Amex Gold | $0(初年度)/$99 | 80,000マイル+紹介20,000 ≈$960 | 同左(過去最高) | ★★★★★ | スカイチーム常用 |
Amazon Prime VISA | $0 | $150ギフト券(紹介含む) | 同左(過去最高) | ★★★★★ | Amazon愛用者 |
米国MarriottのVISAカード(Marriott Bonvoy Boundless VISA)
年会費:$95
年1回のFree Night(35kP)特典だけで年会費($95)は黒字化可能
- 自動でシルバーエリート+宿泊実績15泊が付くので、出張族なら“ほっといてもゴールド”圏内
- ANA/JAL含む40社に3:1でマイル移行できる“旅の現金”
現在の紹介オファー:250,000ポイント(50,000×5泊)≒ $1,750相当
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「MAX水準」

米国IHGのMasterカード(IHG Premier Mastercard)
年会費:$99
継続するだけで年1泊分(40kポイント)が無料でもらえる。
4泊目無料が神ルール。長期旅行でコスパ最強
プラチナ自動付与 → チェックイン時の部屋アップグレード率が高め(体感7割)
現在の紹介オファー:180,000ポイント(160,000+紹介20,000)≒ $900相当
過去最高:300,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「かなり良い」

米国ヒルトンのAmexカード(Hilton Honors Amex Surpass)
年会費:$99
ゴールド会員自動付与 → 朝食無料&アップグレード(これが強い)
- 年間$15,000利用で無料宿泊1泊
- レストラン・スーパーで高還元
現在の紹介オファー:130,000P+紹介20,000P(計150,000P)
過去最高:130,000P+1泊無料宿泊
お得度温度計:★★★★☆

米国DeltaのAmexゴールドカード
同行者8人まで受託手荷物無料 → 家族旅行で往復$160超の節約に。
優先搭乗で荷物棚確保、スムーズな移動に貢献
マイル有効期限なし → “将来のビジネスクラス”にも使える
現在の紹介オファー:80,000マイル(+紹介20,000)≒ $960相当
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「過去最高!」

米国AmazonのVISAカード
Prime会員ならAmazon 5%/Whole Foods 2%還元
年会費ゼロ・外貨手数料ゼロ → 旅先決済でも活躍
即日番号発行→セール駆け込みもOK
現在の紹介オファー:$150ギフト券(紹介ボーナス込み)
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「常におすすめ」

終わりに
いかがだったでしょうか?
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。毎週月曜日6時AMには経済指標をツイッターでまとめて発信しております。またコメントも頂けると幸いです。 これからもアメリカの現地の声を届けていければと思っております。@StevenToshiCH
それでは、ありがとうございました。


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