【必見】アメリカ駐在員の車選び3ポイント【Sienna, RAV4, Outback, CX50 考察あり】

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海外生活

こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH

今回は2023年4月に渡米してくる妻のために車を買うべく、どんなポイントを押さえて買うべきか考えていきたいと思います。

本日の記事のポイント

・壊れない車を買うべし
・安全装備がしっかりついた車を買うべし
・リセールバリューが高い車を買うべし
・最後は気に入った車を買うべし


-ちょっぴり自己紹介-

自動車関連会社勤務の30代です。現在アメリカに赴任しております。現地で実際に商品・サービスを触れてみてアメリカ株を勉強していきたいと思っております。

このブログはこんな人に向けて書いております

・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・海外赴任・アメリカ生活にまつわる活きた株の話が好きな投資家
自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家

また、ほかの自動車会社の決算や考察も以下で一覧にまとめております。よろしければ見ていただければ幸いです。

アメリカの車事情

aerial photography of concrete bridge
Photo by Aleksejs Bergmanis on Pexels.com

アメリカといえどかなり広いので、どこの州に住むのか?どんな町に住むのか?によって状況は変わってきます。

一般的に都市部は乗用車が、田舎ではピックアップトラックが多くなります。

都市部は日本と似たような状況で、小型車が結構人気です。ヤリスクラスの車もたくさん走ってますし、カローラクラスの車もたくさんみます。高級車ではヨーロッパ車が多い印象です。また最近では電気自動車もたくさん走っていますね。

田舎ではピックアップトラックが人気です。F-150など超大型車がかっこいいとされており、とにかく走っている車の車格が大きいのが特徴です。

さらに北と南でもかなり好まれる車種が違います。北部ではピックアップトラックに加えてSUVがとても人気で、4駆に支持が集まります。トヨタRAV4やSUBARUフォレスターなどがたくさん走ってますね。逆に南の地域では4駆のニーズは少し落ちます。

ピックアップトラック・SUVはアメリカではトラック区分となり、税金が抑えられていることも大きいです。またカリフォルニア州やコロラド州では電気自動車への補助金がかなり用意されていたりします。州ごと、都市ごとで売れている車が違うのがアメリカの特徴です。

そのため、まずは住む場所の傾向を知っておくと目立たずに済むかと思います。駐在する方が目立っていると何かとトラブルに巻き込まれやすくなってしまいます。周りになるべく合わせた車がおすすめです。

Steven
Steven

アメリカは超車社会。車に乗る時間も機会もすごいたくさんあるから、時間をかけてしっかり選ぼう。

どんなポイントがあるの?

mercedes benz parked in a row
Photo by Pixabay on Pexels.com

傾向がわかったところで、次は車選びのポイントを押さえていきましょう。

車選びで抑えるべきポイント

①故障率が低い車を買うべし
②最新の安全装備がついた車を買うべし
③リセールバリューが高い車を買うべし

駐在をしている人にとっての新車を買うということはかなりの出費となります。

しかも慣れていない異国の地で生活の足となる車なので、日本以上にトラブルが起こらないように慎重に選びたいところ。

今回は僕が個人的に重視する3点を挙げてみました。

①故障率が低い車を買うべし

「せっかくアメリカに来たのだから、アメリカ車にしよう!」

「日本では高いヨーロッパ車にしよう!」

アメリカに来た駐在員は「せっかくだから」という魔法の言葉に釣られて変わった車を買ってしまいがちです。

しかしアメリカの広大な土地をドライブしていると、だれも住んでいない僻地もたくさんあります。そんなところでトラブルに巻き込まれるととても大変。警察をよんだり、レッカー車を手配したり、保険業者とコンタクトをしたり、ディーラーに文句を言いにいったりなど。アメリカは基本的に非を認めない文化がありますので、壊れても自己責任の文化。壊れた内容によっては自分が悪くなかったとしても自分が悪くないことをしっかり証明する必要がありますし、それを英語で相手に理解してもらわないといけません。

そういったトラブルはなるべく起こらないほうがいいですよね?ただでさえストレスが多い海外生活での負担を減らせます。そのため、故障しない車は私にとっては必須項目です。

こちらはアメリカ市場での故障率を示すランキングです。

気を付けていただきたい車はアメリカ車です。昨今は先端技術をたくさん取り入れていることもあり、故障率も上がっているとのことです。

それでもこのランキング上は故障率がトップとドベの差がせいぜい2倍なら大丈夫じゃない?と考えてしまう方もいるかもしれません。ただ個人的に駐在している人たちの故障車を思い出すと、必ずと言ってアメリカ車です。日本車のほうが乗っている人が多いのに、壊れている車は必ずアメリカ車です。ランキング的にはホンダなどもかなり低いのに、実例はあまり聞かないのですよね・・・

さらに高速道路で止まっている車は結構韓国車が多いイメージです。2022年の評価ではトップを飾っている韓国車ですが、昔は車の品質が安定してなかったのかもしれません。新車を買う予定でない人は、製造年のランキングを参考にしていただけるとわかりやすいと思います。

北のほうに住まれる方は故障=死の可能性もありますので、十分考慮いただきたいと思います。

総じてトヨタを買っておけば、その中でもグローバル展開車(RAV4やカムリなど)を買っておけば間違いありません。

②最新の安全装備がついた車を買うべし

故障しない車があっても、事故をしてしまっては意味がないですよね?

最近の車はたくさんの安全装備がついており、事故を未然に防いでくれるものもたくさんあります。(その分故障する箇所も増えるのですが・・・)簡単な事故でもかなりめんどくさいことになってしまうので、なるべく技術で補えるところは補っておきたいですよね。

そこで個人的に以下の安全装備がついているものを買うことをお勧めします。

おすすめ安全装備

・アダプティブクルーズコントロール
・レーンキープアシスト
・ブラインドスポットモニター
・パーキングセンサー

アダプティブクルーズコントールとは、前の車の追尾機能です。例えば70マイルと設定しておけば、前に車がいないときは70マイルで走ってくれますし、前の車が65マイルで走っていれば65マイルで追尾してくれます。アメリカで旅行などの際は6時間も10時間も走ることもありますので、必須の機能と思ってください。長距離の運転がぐっと楽になりますし、万が一の際には衝突安全機能として作動してくれます。

レーンキープアシストとは、白線を飛び出そうとする際に自動で戻してくれる機能のことです。白線を飛び出そうとする際に警告を出すタイプもありますが、戻してくれるものを選んでください。車の中でスマホやカーナビをいじることは絶対にいけませんが、やったことない人はいないのでしょう。コーヒーを飲んでいるときにこぼしてしまったときに手元が狂いそうになった経験などもないでしょうか?万が一の時に自動で戻してくれる機能があると、大事故を防いでくれるかもしれませんよ。

ブラインドスポットモニターはバックミラーで見えない死角に車がいると反応してくれる機能のことです。アメリカの田舎道を走っていると車が全然いないこともあります。そういった状況に慣れてくると人・車の確認がおろそかになってしまいますよね。ただコンピューターは怠惰なことはしないので、とても安心です。

パーキングセンサーは車の近くに物があると音で知らせてくれる機能のことです。日本ではもうほとんどが標準装備かと思いますが、駐車場の大きなアメリカでは意外とついてないことが多いです。駐車場は事故がとても起こりやすい場所ですので、備えておきたいですね。

③リセールバリューが高い車を買うべし

駐在者にとって何がつらいといえば、駐在期間が安定しないことですよね。3年で言い渡されて渡米したのに、10年いましたって人もいるかと思います。5年って言われたのに、3年で別の国に行ってくれと言われる人もいるでしょう。

車は高い買い物ですので、車を買う決断をするのは勇気がいることです。いざ勇気を出して買った車も二束三文ですぐ手放すことになってしまったら悲しいですよね。なので、なるべくリセールバリューが高い車を買うべきです。

ヒントとなるのは、今の住んでいる町では何が売れているのか?です。ニューヨークに住んでいてロサンゼルスで売れている車を買っても、ロスに売りに行くわけにはいきませんよね?やっぱり地元の売れ筋の車がいいわけです。

こちらが2022年で最も売れている車種25選です。ここに乗っている車を選んでおくと、全米でニーズがある車ということで高く売れる可能性が高まります。このランキングと合わせて、自分の住んでいる町の特色を追加してみてください。

Steven
Steven

車は高い買い物だから、しっかり吟味して買ってほしいね!いろんな項目があって迷ってしまってもあきらめないでね。

実例紹介

vehicles parked inside elevated parking lot
Photo by Pixabay on Pexels.com

さて、いろいろ説明してきましたが、なかなか実感がわきにくいのではないでしょうか?そこで私が選んでいるときに作った表を公開しておきます。

こちらは妻が乗る車として選んだ際の一覧表です。

妻は日本車しか乗りたくないと言ってましたので(個人的にはKIA/VWなんかも候補に入れたかったが)、値段も手ごろな車をピックアップして比較してみました。さらに我々が住んでいる地域は雪が結構積もるので、4WDも必須としました。僕の車が小型車のため、メインカーを購入するつもりである程度大きい車しか選んでおりません。クルコン、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターなどを標準装備・オプションで付けたうえで一番安いグレードを表示しております。

リセールバリューは現在の値段からさらに8掛けしております。今は新車がないため中古市場もかなり高止まりしていますので、値下がりしたことも踏まえて考慮します。ちなみにこの価格はCARMAX(アメリカの中古車販売サイト)から検索して一番安かった価格に設定してます。

Siennaはトヨタが作っているアルファードよりも大きいミニバンになります。子供がいる家庭にはうれしい車ですよね。アメリカの駐車場は広いのであまり気にする必要がありませんが、スライドドアだとぶつける心配もなくなりさらに安心です。ハイブリッドエンジン搭載なので燃費もいいですしリセールバリューも安定しております。ネックポイントは初期投資が高いことですね。

RAV4はトヨタが作っている北米で一番売れている乗用車です。全米売上トップ3はすべてピックアップトラックで、RAV4は4位です。リセールバリューがとても高く文句のない車ですね。ハイブリッドも選択が可能で、ハイブリッドにしておいたほうがリセールバリューは高まります。昨今は半導体がないので対応納期が延びてしまうので必須ではありませんが、あるならハイブリッドをお勧めします。

Outbackはスバルの作っているSUVです。RAV4より少し大きいことと、雪国ではとても評価が高いスバル車であることからリセールバリューはかなりいいですね。スバル車はトヨタの同タイプに比べて安いのも評価が高いポイントです。

CX50はマツダの作っているSUVです。マツダはまだアメリカに工場がないこともあり、日本からの輸入車となります。最近アメリカでの人気が急激に伸びており、アメリカでの工場の立ち上げも決定しております。今後ますます価値が高まっていくと思われる車です。なによりフォルムがかっこいいですね。

Steven
Steven

まだ車を購入できていないんだけど、Siennaを買う予定だよ。リセールまでふまえるとそこまでの値段差にならないので、大きい車を買っておきたいんだよね。事故をしたときに大きい車のほうが生存確率も高いからね。

最後は気に入った車を買えばよい

ここまでいろいろと車を選ぶポイントを解説してきました。ただ、最後は自分の好みによるところも大きいと思います。

僕の友達にグランドチェロキーに乗るのが夢だった友達がいます。その車はエンジンを切るとなぜかエアコンが最低温度に戻ってしまうという致命的なバグを持っていましたが、「それもいと可愛い」と気に入って乗っていました。個人が幸せならそれが一番じゃないかなと思います。乗りたい車に乗って壊れても、そこまで愛せるのであれば問題ありません!

最後のまとめにちゃぶ台返しするようなことを言ってしまって申し訳ないです。ただ、上記のような点を気を付けて、自分の買う車の長所短所含めて理解して購入してあげてくださいね。

終わりに

いかがだったでしょうか?

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。毎週月曜日6時AMには経済指標をツイッターでまとめて発信しております。またコメントも頂けると幸いです。 これからもアメリカの現地の声を届けていければと思っております。@StevenToshiCH

それでは、ありがとうございました。

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