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【マリオット系ホテルブランド比較】コートヤード・フォーポイント・スプリングヒル・フェアフィールド(セレクト系の比較)

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海外生活

こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH

最近、マリオット系のホテルに、仕事やプライベートの際によく宿泊するのですが、いつも気になることがあります。

アメリカで宿泊する際、私は基本的にマリオットのセレクト系を選ぶことが多いです。フェアフィールド、コートヤード、フォーポイント、スプリングヒルなどがそれに該当します。マリオット以外では、ホリデー・インやハンプトンインも選択肢として考えます。

特にマリオット系列は、同じポイントプログラムを利用できるので、どのセレクトホテルを選ぶかはいつも迷います。大きな都市や町ではほとんどのブランドが存在しており、料金も似ていることが多いのです。

そこで今回は、マリオットのセレクト系ホテルの特徴や違いを比較してみたいと思います。

本日の記事のポイント

・セレクトホテルごとに特定のテーマやコンセプトが存在する
・料金帯は大体似ている
・リーズナブルに宿泊するならフォーポイント、少し上質な体験を求めるならコートヤード、家族旅行にはスプリングヒル、ビジネス利用にはフェアフィールドがオススメ

関連記事もありますので、よろしければ合わせて読んで下さい。

マリオット系ホテルとは

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Photo by Pixabay on Pexels.com

マリオットは、8,000を超える店舗を持つ、世界最大のホテルチェーングループです。アメリカを発祥とするこのホテルチェーンは、全国どこにでもその店舗を構え、ビジネス旅行者や観光客に広く利用されています。

主なブランドとしては、ラグジュアリーホテルのリッツカールトンJWマリオット、そしてマリオットがあります。これらのホテルは高級なサービスと施設を提供し、特別な旅行体験を求める顧客に人気です。アメリカ国内では、コートヤードフェアフィールドのようなビジネスホテルが各地に展開されており、高いシェアを有しています。

さらに、マリオットはスターウッドグループを傘下に収め、シェラトンウェスティンといった名立たるブランドもグループの一員となりました。これにより、マリオットはさらに多様な顧客層に対応できるようになり、その影響力を世界中に広げています。

最近では、MGMグループとの提携により、カジノリゾートもラインナップに加わりました。これにより、特にラスベガスではマリオット系ホテルに安価に宿泊できる機会が増えました。ラスベガスのMGMリゾート施設では、カジノやエンターテイメントを楽しみながら、マリオットのポイントを貯めたり使ったりすることが可能となっています。

マリオットのホテルブランドは非常に多岐にわたり、豪華なホテルからシンプルなホテルまで、幅広い選択肢を提供しています。今回は、その中でもセレクトブランドであるコートヤードフォーポイントスプリングヒルフェアフィールドをピックアップし、それぞれの特徴を比較してみたいと思います。

コートヤード(Courtyard by Marriott)

キャッチコピーは「前に進むためのすべてがここにある」となっています。1983年に誕生したコートヤードは、現在1,200以上の店舗数を有しています。主なターゲットは、少し余裕のあるビジネス客です。

朝食は無料では提供されていませんが、レストランが併設されており、朝食・ランチ・ディナーを楽しむことができます。さらに、多くの店舗にはスターバックスも併設されています。名前が示す通り、中庭が設けられた施設が大半で、外で少しリラックスする空間が提供されています。ビジネスセンターも完備されており、作業スペースにはパソコンやプリンターなどの設備が備えられています。

最近のコートヤードは、ビジネス利用のみならず、レジャーに適したエリアへも積極的に出店しています。特に観光地やリゾートエリアにも展開しており、ビジネスとレジャーの両方に対応する姿勢を強めています。

個人的な評価として、コートヤードの朝食はビュッフェ形式ではなく、料金に含まれていないことが多いため、家族旅行の際には敬遠しがちです。特に家族での利用を考える場合、他のマリオット系ブランドの方がコストパフォーマンスが良いかもしれません。しかし、ビジネス旅行者にとっては、利便性と快適さを兼ね備えた理想的な選択肢となります。

また、コートヤードはその中庭やリラックススペースの提供に加えて、最新のフィットネスセンターやプールも備えている店舗が多く、健康志向のビジネス客にとって魅力的な設備が整っています。これにより、仕事の合間や終業後にリフレッシュすることが可能です。

このように、コートヤードはビジネス客を中心に支持を集めつつ、レジャー利用者にも対応した柔軟なホテルブランドとして進化し続けています。

フォーポイント(Four Point by Sheraton)

キャッチコピーは「トラベル、再構築。フォーポイントでくつろいでください。ゆとりのあるステイを。」となっています。1997年に誕生したフォーポイントは、現在450以上の店舗数を有しています。

主なターゲットはビジネス客です。多くの施設には小規模のコンベンションやセミナーを開催できるような大きめの会議室が備えられています。さらに、バーや地元の飲食店がホテル内に併設されているケースも多く、モダンなパブリックスペースを楽しむことができます。朝食は無料では提供されていません。部屋はコンパクトに設計されていることが多く、ビジネス利用に特化している雰囲気が感じられます。

フォーポイントは元々シェラトングループが手掛けていたブランドであり、コートヤードと比べると施設の整備や更新が遅れている店舗も少なくありません。現在、リノベーションを進めていると言われていますが、まだ完了していない施設も散見されます。これが影響してか、価格設定が比較的リーズナブルな店舗が多いのも特徴と言えるでしょう。

個人的な評価では、フォーポイントはコートヤードに比べて活気があり、若々しい印象を受けます。また、最安値であることが多い反面、古い設備も多く見られるのが実情です。ただし、低価格でありながら基本的な快適さはしっかりと提供されており、特にビジネス出張や短期滞在には適しています。

フォーポイントの強みは、その活気ある雰囲気とリーズナブルな価格設定にあります。モダンなパブリックスペースや地元の飲食店との提携など、利用者が快適に過ごせる工夫が随所に見られます。これにより、フォーポイントはビジネス客だけでなく、カジュアルな旅行者にも支持されています。

このように、フォーポイントはビジネス客にとってコストパフォーマンスの良い選択肢であり、活気ある雰囲気とリーズナブルな価格設定が魅力です。ホテルの設備やサービスの面ではコートヤードに劣る部分もありますが、快適さと利便性を兼ね備えたホテルブランドとしての地位を確立しています。

スプリングヒル(SpringHill Suites by Marriott)

キャッチコピーは「少し余裕を、普通じゃない宿泊で」となっており、そのメッセージ通り、スプリングヒルは一味違った滞在体験を提供しています。このホテルは1997年に誕生し、現在450以上の店舗数を持っています。

主要なターゲットはファミリーを中心とした旅行客です。部屋は一般的なホテルよりも少し広めに設計されており、キッチンやソファが備え付けられています。名前に「スイート」と付く通り、部屋はリビングとベッドルームがパーテーションで仕切られており、家族やグループでの滞在に最適です。また、朝食は宿泊客に無料で提供されています。

スプリングヒルの多くは、かつてフェアフィールドだった施設がリノベーションされて生まれ変わったものです。マリオットは、フェアフィールドをビジネス向け、スプリングヒルをファミリー向けとして位置付け、それぞれのニーズに合わせたサービスを提供しているようです。

スプリングヒルのもう一つの魅力は、その居住空間の快適さです。キッチンエリアには基本的な調理器具や冷蔵庫が備わっており、長期滞在にも対応しています。また、リビングエリアは広々としており、家族連れでも快適に過ごせるよう設計されています。さらに、無料のWi-Fiや仕事用デスクも完備されており、ビジネス用途にも対応可能です。

ホテル全体としては、現代的で洗練されたデザインが特徴です。共用スペースも充実しており、フィットネスセンターや屋内プールなど、滞在中のリフレッシュに最適な施設が揃っています。特に家族連れには、広々とした部屋と多彩な設備が魅力となっています。

個人的な評価として、スプリングヒルは家族旅行に最適なホテルチェーンです。広々とした部屋や無料の朝食、充実した共用スペースなど、家族連れにとって便利で快適な環境が整っています。価格帯もリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れているため、家族での旅行時には必ず候補に入れるべきホテルと言えるでしょう。

このように、スプリングヒルはファミリー向けに特化したホテルブランドとして、幅広いニーズに応える宿泊施設を提供しています。家族連れや長期滞在に最適な設備とサービスが揃っており、安心して選べるブランドです。

フェアフィールド(Fairfield by Marriott)

キャッチコピー「シンプルの美にようこそ」が示す通り、フェアフィールドはシンプルでありながら機能的な滞在を提供しています。1987年の誕生以来、現在では1,100以上の店舗を展開しており、そのシンプルさと実用性が多くの旅行者から支持を受けています。

主にビジネス客をターゲットとしており、必要な機能をしっかりと持ちつつ、余計な装飾やサービスは省略することで、効率的でコストパフォーマンスの高い宿泊を実現しています。特に、朝食が無料で提供される点は、出張者やビジネス利用の方々にとって非常に魅力的な要素となっています。

フェアフィールドの客室は、シンプルでありながら快適な空間を提供しています。部屋には基本的なアメニティが揃っており、ワークデスクや無料のWi-Fiが完備されています。これにより、出張中でも効率的に仕事ができる環境が整っています。また、フィットネスセンターやビジネスセンターも多くの施設に併設されており、出張中でも健康維持や仕事の進行をサポートします。

さらに、フェアフィールドはコストパフォーマンスの高さも魅力の一つです。宿泊料金は比較的リーズナブルでありながら、必要なサービスや設備がしっかりと揃っているため、ビジネス旅行者や予算を抑えたい旅行者にとって最適な選択肢となっています。

個人的な評価として、フェアフィールドは出張時に最適なホテルチェーンです。シンプルで機能的な客室、無料の朝食、充実した共用施設など、出張者にとって便利で快適な環境が整っています。価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れているため、出張時には必ず候補に入れるべきホテルと言えるでしょう。

Steven
Steven

全部同じかと思ったけど、やっぱりそれぞれコンセプトがあるんだね。部屋の造りは似ていることが多いけど、ロビーや外観は微妙に違うかも。

価格帯の違い

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Photo by Pixabay on Pexels.com

コンセプトに続き、次は価格の違いを見てみましょう。

ただし、ホテルの建設時期、リノベーションの有無、立地条件などにより、価格は大きく変動します。そこで、ホテルが密集している特定の地域で複数のデータを取得し、平均値を計算してみました。

場所フォーポイントフェアフィールドコートヤードスプリングヒルシェラトンウェスティンマリオット
シカゴ
(空港近郊)
¥20,520¥19,440¥21,195¥23,355¥23,625¥24,165¥23,895
デトロイト
(空港近郊)
¥18,636¥21,347¥21,199¥21,481¥26,197¥31,889¥23,433
ニューヨーク
(タイムズ・スクエア近郊)
¥28,215¥28,620¥25,920¥28,080¥39,555¥39,420¥61,290
ロサンゼルス
(空港近郊)
¥25,679¥30,831¥31,147¥33,079¥30,191¥31,882¥37,311
オーランド
(ディズニーワールド)
¥22,949¥19,913¥19,912¥25,059¥32,500¥33,846¥49,948
平均¥23,200¥24,030¥23,875¥26,211¥30,414¥32,240¥39,175

価格を見ると、フォーポイント < フェアフィールド = コートヤード < スプリングヒルの順で価格が上がっています。私の経験上も、やや安価なオプションを探しているときは、フォーポイントに泊まることが多いです。

ただし、セレクトブランドからプレミアムブランドに移ると、価格が大きく跳ね上がることがわかります。特に、ニューヨークのマリオットやシェラトン、ウェスティンは他の地域と比べてもかなり高価です。これは、ニューヨークの物価や立地の良さが反映されているのかもしれません。

Steven
Steven

フォーポイントはコスパ、フェアーフィールドは朝食付きビジホ、コートヤードはちょっと贅沢、スプリングヒルはファミリー向けだね。

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終わりに

いかがだったでしょうか?

今回はマリオット系列の中でもセレクトホテルの比較を行ってみました。

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。毎週月曜日6時AMには経済指標をツイッターでまとめて発信しております。またコメントも頂けると幸いです。 これからもアメリカの現地の声を届けていければと思っております。@StevenToshiCH

それでは、ありがとうございました。

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