こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
最近、マリオット系のホテルに仕事・プライベートでよく泊まるのですが、その際に毎回疑問に思っていたことがあります。
アメリカで素泊まりするとなると基本的にマリオットのセレクト系を選ぶことが多いです。フェアフィールドやコートヤード、フォーポイントにスプリングヒルもあります。マリオット以外なら、ホリデー・インやハンプトンインなどですかね。
特にマリオット系列だと、同じポイントを貯めれてしまうので、どのセレクトホテルにするのか迷います。それなりの町ならすべての選択肢は揃ってますし、値段もほとんど同じことが多いです。
そのため、今回はマリオットセレクトホテルの違いについて比較をしていきたいと思います。
・セレクトホテルにもテーマがある
・価格帯はかなり似たりよったり
・安いフォーポイント、ちょっと贅沢にコートヤード、家族にぴったりのスプリングヒル、ビジネス利用で気軽にフェアーフィールド
-ちょっぴり自己紹介-
自動車関連会社勤務の30代です。現在アメリカに赴任しております。現地で実際に商品・サービスを触れてみてアメリカ株を勉強していきたいと思っております。
このブログはこんな人に向けて書いております
・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・海外赴任・アメリカ生活にまつわる活きた株の話が好きな投資家
・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家
また、ほかの自動車会社の決算や考察も以下で一覧にまとめております。よろしければ見ていただければ幸いです。
マリオット系ホテルとは

マリオットは8000を超える店舗数を持つ、世界最大のホテルチェーングループです。アメリカが発祥のホテルチェーンですが、ほぼ全国に点在しております。
有名所としてはマリオット、リッツカールトンなどの一流ホテルがあります。アメリカではコートヤードやフェアフィールドなどのビジネスホテルがほとんどの町に配備されるほどシェアを広げております。さらにシェラトンを率いるスターウッドグループも買収して、シェラトン・ウェスティンなどの有名グループも参加しています。

名前を上げていない他のブランドもかなり強く、最大ホテルチェーンらしくラグジュアリーなホテルから簡易的なホテルまで全方位戦略を行っている王者の中の王者です。
その中でも、今回はセレクトブランドに当たるコートヤード、フォーポイント、スプリングヒル、フェアーフィールドを比較してみたいと思います。
コートヤード(Courtyard by Marriott)

キャッチコピーは「前に進むためのすべてがここにある」です。1983年に誕生し、現在は1200を超える店舗数を誇ります。
ターゲット層は少し余裕のあるビジネス客となります。朝食は無料ではなく、レストランが併設しており朝食・ランチ・ディナーがしっかりと用意されております。またスターバックスが併設している店舗も多いです。名前の通り中庭が併設されている施設がほとんどで、そとで少しリラックスできる場所があります。またビジネスセンターも併設しており、作業スペースと共にパソコンやプリンターなどが用意されております。
最近はビジネス利用だけでなく、レジャーに適した場所にもどんどん進出しております。
フォーポイント(Four Point by Sheraton)

キャッチコピーは「トラベル、再構築。フォーポイントでくつろいでください。ゆとりのあるステイを。」です。(KickBack=ソファーにダラっとする様子)1997年に誕生し、現在は450を超える店舗数を誇ります。
ターゲット層は同じくビジネス客となります。小規模コンベンションを想定しており、大きめの会議室があることが多いです。またバーやローカルの飲食店が併設していることも多く、かなりモダンなパブリックスペースが併設されております。朝食は無料ではありません。部屋も小さめに設定されており、ビジネスメインに絞っている感じです。
もともとシェラトングループの手掛けるホテルであったためか、コートヤードほど整備が行き届いていないホテルが多いです。リノベを推進しているとのことですが、間に合ってない店舗が多いです。そのためか、価格が抑えめになっているケースが多いです。
スプリングヒル(SpringHill Suites by Marriott)

キャッチコピーは「少し余裕を、普通じゃない宿泊で」です。1997年に誕生し、現在は450を超える店舗数を誇ります。
ターゲット層はファミリーをメインとした旅行客となります。少し大きめの部屋を用意しており、小さなキッチンやソファが用意されております。スイートとついている通り、部屋がリビングとベッドルームにパーテーションで仕切られております。朝食も無料でつきます。
フェアフィールドのリノベーションとなっていることが多いです。フェアフィールドをビジネス、スプリングヒルをファミリーに区分していきたいのでしょう。
フェアフィールド(Fairfield by Marriott)

キャッチコピーは「シンプルの美にようこそ」です。1987年に誕生し、現在は1100を超える店舗数を誇ります。
ターゲット層はどちらかというとビジネス客となります。シンプルを売りにしており、この中では一番質素に作られています。逆を言えば必要十分です。朝食は無料で付くのが嬉しいポイントで、出張者などによく利用されているイメージです。

全部おんなじかと思ったら一応コンセプトはあるんだね。室内は似たような作りになっていることがほとんどな気がするけど、たしかにロビーだったり外回りはちょっとづつ違うかもしれないね。
価格帯の違い

コンセプトの次は、価格の違いを見ていきたいと思います。
といっても、ホテルをいつ立てたか、リノベしたか、立地はどうかで価格は前後してしまいます。そのため、ホテルが密集している地域でいくつか確認し、平均値をだしてみました。
場所 | フォーポイント | フェアフィールド | コートヤード | スプリングヒル | シェラトン | ウェスティン | マリオット |
シカゴ (空港近郊) | ¥20,520 | ¥19,440 | ¥21,195 | ¥23,355 | ¥23,625 | ¥24,165 | ¥23,895 |
デトロイト (空港近郊) | ¥18,636 | ¥21,347 | ¥21,199 | ¥21,481 | ¥26,197 | ¥31,889 | ¥23,433 |
ニューヨーク (タイムズ・スクエア近郊) | ¥28,215 | ¥28,620 | ¥25,920 | ¥28,080 | ¥39,555 | ¥39,420 | ¥61,290 |
ロサンゼルス (空港近郊) | ¥25,679 | ¥30,831 | ¥31,147 | ¥33,079 | ¥30,191 | ¥31,882 | ¥37,311 |
オーランド (ディズニーワールド) | ¥22,949 | ¥19,913 | ¥19,912 | ¥25,059 | ¥32,500 | ¥33,846 | ¥49,948 |
平均 | ¥23,200 | ¥24,030 | ¥23,875 | ¥26,211 | ¥30,414 | ¥32,240 | ¥39,175 |

価格差を見ると、フォーポイント<フェアフィールド=コートヤード<スプリングヒルの順で高いことがわかります。僕の体感も一緒ぐらいで、大体安いところに泊まろうと思うとフォーポイントのことが多いです。
ただセレクトからプレミアムに上がると一段と高くなることがわかりますね。

安さのフェアーポイント、朝食付きビジホとして最適のフェアーフィールド、ちょっと贅沢にコートヤード、ファミリーと一緒にスプリングヒルって感じだね。
関連記事
マリオットと他のホテルチェーンを比べた記事も以前書きましたので、よろしければ以下の記事も見てください。
・売上はダントツでマリオット
・利益はヒルトンのほうが強い
・ただ株価は全体としてちょっと加熱し過ぎか?
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回はマリオット系列の中でもセレクトホテルの比較を行ってみました。
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。毎週月曜日6時AMには経済指標をツイッターでまとめて発信しております。またコメントも頂けると幸いです。 これからもアメリカの現地の声を届けていければと思っております。@StevenToshiCH
それでは、ありがとうございました。


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