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【本田も急落】10/9 9週RSIランキング【7267】

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RSIランキング

こんにちは、Stevenです。

@StevenToshiCH

自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。赴任時には日本の証券会社とはおさらばとなりますが、向こうでアメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。

毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。

このブログはこんな人に向けて書いております

・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家

・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家

Steven
Steven

まだまだ株をはじめて間もないけど、日本相場の波に乗れて半年で+30万円ぐらい収益プラスになったよ。ビギナーラックはどこまで続くのか自分でも怖いね。直近の成績はリンクを見てみてね!

今週も楽天のスーパースクリーナ−を使ってRSIランキングを作りました。その中で気になる企業をピックアップし、考察していきたいと思います。

TOPIX100より、9週RSIの低い順に並べております。

※楽天証券の9週RSIを使用しております。

今週のTOPIX

今週のTOPIXの終値は1961.85でした。先週より-24.46(-1.23%)となりました。先月より-129.80(-6.21%)となりました。大暴落ですね。岸田ショックと呼ばれる株の投げ売りが始まっております。

S&P500NASDAQ100は先週に比べてなんとか反発しました。債務上限の期限が12月まで伸びたことと、先週の反発もありました。ただ、先月比でみるとNASDAQはかなり下がってきております。やはり長期金利が上がる可能性があることでグロース株の伸びが鈍化しております。

中国指数は今週も下げとどまっております。しかし、中国の報道規制も新たに出てきましたので、来週はさらに下がるのではと思っております。どうやら経済、特に株価を気にしている様子がないので、中国に投資というのは当分控えるほうが賢明でしょう。

RSIランキング

ワースト10だった部分に赤字で色を付ており、ワースト3は太字にしております。

今週は顔ぶれがガラッとかわりました。やはり新しい政権が誕生したとこともあり、風向きが変わってきているということでしょうか。

武田製薬はいままでランキングには入ってこなかったものの、新薬の臨床試験の切り上げが嫌気され一気に株価が下がりました。こういったことがあるから、製薬会社は怖いところです。

東京瓦斯も一気に下がってきました。株主還元性向を60%→50%へ引き下げたということで売りが先行しております。またガス会社というのはどうしても今後の投資の魅力がないように感じます。

セコムもかなり下がっております。簡単に調べた感じでは特に大きな理由が見つかりません。四季報のアップデートのタイミングと株価が下がるタイミングが重なっているため、思ったよりも業績の見通しが良くなかったのでしょうか。

トップ10だった部分に青字で色を付ており、トップ3は太字にしております。

上の表を比べてみると思いますが、赤い色の銘柄はずっと赤く、青い色の銘柄はずっと青いです。

こちらも今週は顔ぶれがガラッとかわりました。塩野義製薬と富士フィルムが後退していきましたね。

塩野義製薬がTOP3にずっと入り続けております。新規ワクチンへの期待がかなり高まっており、ずっと上昇しております。ただ最高値はまだ超えておらず、横横が続いております。

オリエンタルランドは10週前はワーストで紹介していたにもかかわらず、先週よりトップ3に上ってきました。特に直近はコロナ感染が収まっていることと、岸田政権が打ち出すと思われるGoToトラベル2.0の期待もあります。

第一三共も入ってきました。8月上旬から下げ止まり、そこからずっと上昇を続けております。RSIもぐんぐん上がってきているのが見てとれると思います。製薬会社は武田を除いてすべて上昇傾向です。

Steven
Steven

上がってるもののほうがずっと上がる。もっと早くからこの法則に気づいておくべきでしたね!いやはや変な株をいっぱい買ってしまいました。これからは順張りの時代やで!

今日は本田技研工業について考察してみようと思います。

本日紹介した銘柄はすでに以前考察しているため、こちらもお読みいただけると幸いです。

本田技研工業(7267)

日本の自動車業界では2位、自動車連合は持っていないため世界販売台数としては8位の500万台ほどです。日本1位のトヨタにはかなり大きな差をあけられておりますが、北米・国内では根強い人気車種もあり、うまい局地戦を戦っている印象です。

本田技研工業の現在の強みはエンジンと軽4となっております。世界的な潮流のEV転換が遅れており、マクロな戦いもできない状況ですので、今後の立ち回りかたにも注目です。

実績は、将来性は△、短期は△です。半導体のボトルネックが落ち着けば自動車業界は息を吹き返すこと、またここ5年は自動車全体のパイが伸びることが予想されます。ただし、EVと自動化という大きな潮流に乗れるのかが2025年以降の発展には大事です。

Steven
Steven

本田はいい車を作ることはうまいんだけど、売れる車をつくるのは苦手なんだよね。今後の潮流に乗れるのか注目だね。

先週は日産も調べましたので、併せてどうぞ。

実績

拝借:JAMA https://www.jama.or.jp/world/world/world_1t1.html

自動車の世界売上は上記の通りとなっており、この中の市場で成長を見せているのは中国とアジア・北米となっております。そのためどの市場で強いのかというのは一つの大きな指標となる一方で、その国のウェイトが大きすぎるとその国の政策に振り回されるというリスクがあります。特に、EU・北米・中国は自国の自動車産業を守るべく規制を強める傾向があるため、注意が必要です。

まずは売上ですが、2018年をピークに頭打ちしております。一応2022には最高売上にかなり近い推移まで行くことが予定されておりますが、昨今の半導体不足にかなり大きなダメージを受けているため、この売上達成はかなり難しいでしょう。

利益もに似たようなパターンで、最近は横ばいです。

当然EPSも同じく横ばいとなっており、利益率は約5%程度を推移しております。トヨタは8%ほどあるので、規模・利益率ともに負けている状態です。

EPS=Earnings Per Share, 1株当たりの利益を表し、年単位で見ることで成長性を見る指標として使われます。

自己資本比率は訳40%程度で安定しております。

BPSも徐々に上がってきておりますので、良い傾向です。

BPS=Book-value Per Share, 1株当たりの純資産を表し、企業の安定性を見る指標として使われます。

投資に伴うCFはしっかり上がってきております。これは自動車の今が踏ん張りどころでしっかりと投資にお金を避けていることはプラスです。

配当は微減してきているものの、配当性向は低い水準を保っております。

今後の投資を加速させるための判断かと思いますが、せめてキープはしてほしかったところです。

株価は横横トレンドといったところですね。200日移動平均線をにて反発してきておりますが、強いトレンドとは思えません。

Steven
Steven

前回の日産に比べるとかなり状況はよさそうだね

将来性

まずはセグメント別の売上を見ていきましょう

自動車販売予想としては

日本が640千台(14%)となっております。トヨタは20%、日産は11.5%です。日本国内に限ると、売上TOPはNーBOXなので、売上単価ではトヨタに大きく離されております。

北米は 1700千台(34%)となっております。トヨタは24%、日産は32%となります。北米の比率はトヨタよりは高く、日産と似たりよったりですね。

欧州は110千台(2.2%)となっております。トヨタは9.4%、日産は8.6%となります。ここに本田の影はほとんどありませんね。

アジアは2405千台(48%)となっております。トヨタは35%(1Qのみだと中国20%)、日産は中国のみの表記ですが35%となります。本田はアジアに強いことがはっきり表れております。

その他地域は140千台(2.8%)となっております。トヨタは12%、日産は12.7%となります。その他の地域は中南米・オセアニア・アフリカ・中東などの地域が当てはまります。

ここから見えるのは、アメリカとアジアの2地域にかなり比重を置いております。全体のパイを見てもここの二点が自動車のメインストリームですので、当然ですね。

21年度1Qの実績は998千台です。予定が5000千台ですので、進捗率は20%です。夏はさらに半導体の影響で生産が落ち込んでいるため、2Qでの50%は確実に達成できてないでしょう。

さらに19年度は1321千台だったことからも、大幅に後退していることがわかります。トヨタは夏まで半導体の影響をさほど受けませんでしたが、本田・日産は大きく穴をあけられている状態です。

そんな進捗率に対して、本田は1Qではかなり強気の上方修正を出しているところが面白いですね。これを2Qでどう切り返してくるのかというところが大きな注目ポイントです。11月上旬に発表予定です。

本田は今までエンジンに強い会社でした。車のラインナップもどちらかというと固いイメージをもつ車が多く、車好きが愛する車をしっかり作っていくという会社です。

電動化・自動化という自動車の潮流は本田にとってはかなり逆境です。2輪車などの他の事業ともマッチしにくく、ますます難しい選択となります。トヨタのような全方面攻撃ができるほど本田はプレゼンスがないため、リソースは集中するしかありません。

本田の決断は、エンジンを捨て、EVに振り切ることを決めております。ゆえに早期退職を募ったりと会社として大きな方向転換をしようともがいている状況です。

ただし、EVの価格のメインどころはバッテリーになります。本田も全個体電池の開発をしておりますが、トヨタのほうが先に完成させそうなきがしているため、苦しくなるでしょう。

Steven
Steven

本田の強みって何?って10年後に言われて即答できるような会社になれてるのかな?いまのままではなかなかそれがわからないよね。自動車業界は全体的に投資が難しいよ。

まとめ

個人的には自動車会社はレッドオーシャンであり、今後はますます規模の戦いになると思っております。そうなった場合、世界で8位の位置にいる本田では太刀打ちできません。

ここがちょっと難しいなと思っており、革新的な技術が開発されるまでは様子見なのかなと思います。


いかがだったでしょうか?

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH

毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。 よろしければこれからも読み続けていたければ幸いです。

それでは、ありがとうございました。

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