こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
頻繁に旅行を楽しむ方の中には、マリオットのアメックスカードを保有している方も多いのではないでしょうか?私自身、出向先での長期滞在が多く、その結果、マリオットのメンバーステータスやポイントが徐々にアップしてきました。特に、プラチナステータス以上になると、特典としてラウンジ利用が可能になるのです。
プレミアムカテゴリ以上のホテルには、ラウンジが設けられていることが一般的です。もちろん、他にもさまざまな特典があります。ただし、リッツカールトンやエディションでは、ステータスだけではラウンジの無料利用が認められないようです。一方、セントレジスにはラウンジ自体が存在しないとのこと。
このようなラグジュアリー系ホテルの特色や違いを正確に把握するのは難しいものですが、私自身も興味が湧き、各ブランドの特徴や違いを詳しく調べてみることにしました。
- 各ホテルには明確なコンセプトがあり、全てが魅力的である。
- しかしながら、リッツカールトンが最も優れていると感じた。
以前の記事は以下となります。よろしければ合わせて読んで下さい。
マリオット系ホテルとは

マリオットインターナショナルは、8000を超える店舗を誇る世界最大のホテルチェーングループです。このアメリカ発のホテルチェーンは、世界中に広がっており、日本だけでも80近くのホテルを擁しています。
そのブランドと言えば、リッツカールトンやマリオットのような一流ホテルが頭に浮かびますが、アメリカでは、ビジネスホテルのコートヤードやフェアフィールドも多くの町に存在し、市場の大部分を占めています。さらに、スターウッドグループの買収により、シェラトンやウェスティンといった名門ホテルもマリオットの一員として参加しています。

もちろん、これら以外にも多岐にわたるブランドが存在し、ラグジュアリーホテルから簡易的なホテルまで幅広く展開。まさに全方位戦略を実施しているホテル界の王者です。
今回の記事では、マリオットのプレミアムブランド、すなわち、マリオット、シェラトン、ウェスティン、ルネッサンスホテルをピックアップし、それぞれの特徴を比較していきたいと思います。
ザ・リッツ・カールトン(The Ritz-Carlton)

リッツ・カールトンは、”ラグジュアリー”という言葉を体現するブランドとして知られています。キャッチコピーが不在とはいえ、その卓越したサービスや洗練された設備、豪華な雰囲気がゲストに深い印象を与えます。
Legendary service creates experiences so exceptional our guests can return simply by closing their eyes.
卓越したサービスから生まれた経験は、お客様の心にずっと残り続けます。
1927年の創業以来、リッツ・カールトンは、フランスのリッツ、イギリスのカールトンホテルの名前を継承し、その名前の下で世界的に展開を続けています。現在では100を超えるホテルでその伝統と品質を守り続けています。
その品質を支えるのは、おもてなしの精神。これは「クレド」として社内に浸透しており、従業員一人ひとりがゲストのために最高のサービスを提供することを最優先としています。このため、従業員には一定の裁量権が与えられ、ゲストの要望や状況に応じた柔軟な対応が可能となっています。
日本におけるリッツ・カールトンは、東京や大阪などの都会では圧巻の夜景を楽しむことができる一方、沖縄、京都、日光などのリゾート地では自然と調和した落ち着いた空間を提供しています。これは国外のホテルでも共通しており、都市部では一流のビジネスホテルとして、リゾート地では至福の時間を提供するリゾートホテルとして、それぞれの地域の特性を最大限に生かしています。
リッツ・カールトンに宿泊すること自体が、観光や旅行のハイライトとなるほど。一度その魅力を経験すれば、次回もまたリッツ・カールトンを選びたくなることでしょう。
セントレジス(St. Regis)

Where exquisite immersive experiences, impeccable service, modern indulgence and refined taste define every stay.
上質で魅惑的な体験と、非の打ちどころのないサービス、そして現代の贅沢に身をゆだねる時間と洗練された料理が、いつもお客様をお待ちしています。
セントレジスは、1904年の創業以来、テクノロジーとラグジュアリーの融合を目指してきました。最初のホテルがオープンした際、部屋ごとに電話が装備されていることは、当時としては革新的であり、その先見の明はセントレジスが業界のトレンドを常に先取りしていることを証明しています。
その起源は、ニューヨークの上流階級の社交界から多くの影響を受けており、その歴史と伝統が今でも色濃く反映されています。特に、伝説のカクテル「ブラッディー・マリー」を生み出したことは、セントレジスのバーシーンにおける象徴的なエピソードとして知られています。ホテル内のバーでは、この他にもさまざまなオリジナルカクテルやクラシックカクテルを楽しむことができます。
セントレジスの魅力は、専属バトラーサービスにもあります。このサービスにより、ゲストは最高のおもてなしを受け、あらゆるニーズに応えるためのサポートを享受できます。
日本におけるセントレジスの象徴とも言える「セントレジス大阪」は、このブランドの精神を持ち続け、日本独自のおもてなしを融合させています。
ステイの際は、上質な時間を過ごすことができ、エレガントで特別な旅の一部として、セントレジスのサービスを心ゆくまでお楽しみいただけることでしょう。
JWマリオット(JW Marriott)

Enriching experiences thoughtfully crafted by associates who truly love what they do.
従業員が心を込めて紡ぐお客様の充実した経験。
JWマリオットは、1984年の創業から、ホスピタリティ業界に革命をもたらしてきました。このブランドは、マリオットインターナショナルの創業者であるJ. Willard Marriottの名を冠しており、彼のビジョンと情熱が今も息づいています。ワシントンD.C.に開業した初のホテルから、現在では全世界に100を超えるホテルを展開し、その品質とサービスで名高いです。
JWマリオットのコンセプトは、日常の忙しさから一歩引いて、心地よい環境で心と体をリフレッシュすること。居心地の良さと、それを実現するための細やかなサービスが特徴です。家族旅行や結婚式など、人生の大切な節目を祝う場としても最適。また、ビジネスの出張先としても、快適な滞在を保証してくれます。
日本での代表例として「JWマリオット奈良」が挙げられます。このホテルは、奈良の歴史と文化を背景に、静寂と和の心を感じることができる場所として設計されています。伝統的な日本の美しさと、JWマリオットのラグジュアリーなサービスが融合したこのホテルは、家族や友人との時間を落ち着いて過ごしたい方には最適です。
都会の喧騒から離れ、JWマリオットのホテルで特別な時間をお過ごしいただけることでしょう。
Wホテル(W Hotels)

An iconic lifestyle brand that boldly colors outside the lines of luxury.
ラグジュリーの枠にとらわれず大胆な個性を放つ、象徴的なライフスタイルブランドです。
1984年に誕生したWホテルは、伝統的なラグジュアリーとは一線を画す、独自のスタイルを持つブランドとして急速に人気を集めました。その起源は、スターウッドグループがWestinの次世代向けのブランドとして立ち上げた、ニューヨークの夜の街の雰囲気を持ったホテルとしてのスタートでした。現在では60を超える都市にその独自のスタイルを広めています。
デザイナーズホテルという言葉を超え、Wホテルはアート、デザイン、音楽、そしてカルチャーとの融合を追求しています。ホテル内には、世界各地から集められたアートが飾られ、DJがプレイする音楽が流れる。そして、その全てが最先端のテクノロジーと結びつき、訪れるゲストに刺激的な経験を提供しています。
日本では、大阪がその独特な文化とアート、食、そしてナイトライフでWホテルのコンセプトを体現する場所として選ばれました。「W大阪」は、大阪のエネルギッシュな街の中心に位置しており、その活気あるナイトライフと、Wホテル独自のサービスやアメニティを楽しむことができます。
まるで違う世界に足を踏み入れたかのような非日常感。Wホテルは、旅行を一段と特別なものにしてくれるでしょう。夜の活気ある街を楽しんだ後、ホテルに戻って贅沢な時間を過ごしたい方におすすめです。
エディション・ホテル(EDITION)

Balancing luxury and lifestyles, EDITION marries innovative design with vibrant food, beverage and entertainment experiences.
ラグジュアリーとライフスタイルの絶妙なバランス。エディション・ホテルは、心に響く料理やドリンク、そしてエンターテイメントが見事に融合された場所です。
エディション・ホテルは、ラグジュアリーとモダンさのバランスが取れた、新しい世代の高級ホテルを提案するブランドです。ホテル業界の巨星であり、パブリックホテルやスタジオ54などの成功を手がけたイアン・シュレーガー氏のビジョンが具現化されたこのホテルは、モダンなデザインと上質なサービスが見事に調和しています。
エディション・ホテルの特徴は、その独自性とクオリティにあります。各ホテルはその土地土地の文化や歴史を尊重し、独自のデザインやアート、エンターテイメントを取り入れています。そして、ソーシャルスペースとしてのロビーの重要性を強調し、現地の人々や旅行者が交流する場としてデザインされています。
日本では、東京の虎ノ門にエディション・ホテルが存在し、このブランド独特の洗練されたサービスやアートが満喫できます。そして、銀座にも新しいホテルがオープンする予定で、日本の中でも最もエキサイティングなエリアでエディション・ホテルの特色を楽しむことができるでしょう。
洗練された大人の隠れ家として、エディション・ホテルは特別な滞在を提供してくれます。エレガントでありながらもアーバンな雰囲気を楽しみたい方に、最適な選択と言えるでしょう。

かなり個性的なホテルのラインナップだよね。すべてのホテルが1流ホテルなので、そのコンセプトに魅力を感じて泊まりたいよね。
価格帯とその背後にあるサービスの違い

多くのホテルブランドが存在する中、それぞれのコンセプトや価格帯の違いに着目することは非常に重要です。
全世界でこれだけの高級ホテルが揃っている場所は数少なく、特にニューヨークやドバイのような大都市ではその競争も激しいです。


10/19の平日に調査したデータを元に、いくつかの主要なホテルブランドの価格差を比較してみると、JWマリオット、Wホテル、エディション、セントレジス、そしてリッツカールトンの順に価格が高くなっていることがわかります。
特にリッツカールトンは他のブランドと比較しても一際高い価格帯でのサービスを提供しています。これには、専用のバトラーサービスや特別なアメニティが影響している可能性が高いです。マリオットのプラチナ以上のエリート資格を持っている方には、多くのブランドでラウンジアクセスの特典がありますが、リッツカールトンやエディションでは特定の条件下でしかこのサービスを受けられません。
このようなデータを見ると、リッツカールトンの独特なブランドイメージやサービスの質の高さが伺えます。一方、他のブランドもそれぞれに独自の魅力や価値を持っており、旅行者のニーズや予算に応じて選べるのがマリオットグループの強みでしょう。
「いつかはリッツカールトンに泊まりたい」と感じる一方で、各ホテルの価値を知ることで、最適な選択をするための情報収集がより重要であると改めて感じました

このレベルのホテルでは、立地によって価格の差が大きくなることもあるから、どれが最も良いとは一概には言えないよね。どれも素晴らしいホテルだから。
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マリオットにお得に泊まれるお得な記事も書いておりますので、良ければ見てください。
ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち
「どうせ作るなら、いちばんポイントが多いタイミングで」がクレカ選びの鉄則。
下のリンクはすべて“紹介経由ボーナス”が付く状態で貼ってあります。もちろん僕にも嬉しい紹介マイルが入りますが(笑)、あなた側の特典が上乗せされるのは事実なので、もしピンと来るカードがあれば活用してみてください。「他のブロガーさんのリンクのほうが条件がいい!」という場合はそちらでOK。一番トクな窓口を選ぶのが投資家マインドですからね。
カード | いまの紹介オファー※通常比 | 過去最高 | こんな人に向く | メモ |
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Marriott Bonvoy Boundless VISA | 200 k ポイント(ホテル3泊+50 kP)≒1,500 USD相当 | 300 kP(5泊) | 年3泊以上マリオット派 | うち+40 kPが紹介上乗せ |
IHG Premier Mastercard | 160 kP(4泊)+20 kP | 300 kP(5泊) | ホリデイイン好き | 年1回・年会費回収余裕 |
Delta Amex Gold | 70 kマイル(50k+20k) | 80 kマイル | スカイチーム常用 | 受託手荷物1個タダは大きい |
Amazon Visa | 150 USD ギフト券(100+50) | 150 USD | Amazon沼民 | 年会費0/5 %還元は鉄板 |
米国MarriottのVISAカード
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年1回のFree Night Award(35 kP枠) が“実質宿泊クーポン”──年会費95 USDでも、ニューヨークのコートヤードに1泊するだけで黒字。
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自動シルバー+宿泊実績15泊上乗せで、出張族は放っておいてもゴールド圏内へ。
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Marriottポイントは ANA/JALを含む40社へ3:1で移行。ホテルにもマイルにも化ける万能ポイントは旅行者の現金。
ボーナス内容 | 備考 | |
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現在の紹介オファー | 200 k ポイント(150 k=3泊分+50 k P) | ≒1,500 USD相当 |
平常時 | 150 k ポイント(3泊) | |
過去最高 | 300 k ポイント(5泊)2024年2月 | |
お得度温度計 | ★★★★☆ | 「かなり良い」―最高値−1段だが泊+Pハイブリッドで使いやすい |

米国IHGのMasterカード
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年会費99 USDなのに、カード継続だけで40 kPのFree Night。ハワイのホリデイインExpress=300 USD超→即回収。
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IHGは4泊目無料ルールが神。4泊×160 kP=1泊40 kP でクラウンプラザに家族ステイはコスパ最強。
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プラチナ自動付与なので、チェックイン時の 部屋アップグレード率が高い(実感値7割)。朝からスイートはテンション爆上がり。
ボーナス内容 | 備考 | |
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現在の紹介オファー | 180 k ポイント(160 k=4泊分+20 k P) | ≒900 USD相当 |
平常時 | 120 k ポイント | |
過去最高 | 300 k ポイント(5泊)2024年10月 | |
お得度温度計 | ★★★☆☆ | 「平均より上」―4泊無料は十分コスパ良し |

米国DeltaのAmexゴールドカード
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受託手荷物1個×同行8人まで無料。家族旅行でスーツケース追加→往復160 USD浮くので、年会費150 USDでもほぼゼロ。
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メインキャビン2の先行搭乗で 頭上の荷物棚争奪戦に負けない。地味だけどストレス値が段違い。
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スカイマイルは有効期限なし。貯めっぱなしOKなので「いつかのビジネスクラス」に備蓄できる安心感。
ボーナス内容 | 備考 | |
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現在の紹介オファー | 150 USD ギフト券(100+紹介50) | 年会費 0 USD |
平常時 | 50 USD ギフト券 | |
過去最高 | 150 USD ギフト券(今回と同額) | |
お得度温度計 | ★★★★★ | 「MAX水準」―欲しいなら今が買い時 |

米国AmazonのVISAカード
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Prime会員ならAmazon 5 %/Whole Foods 2 %還元。家計の固定費をそのままポイント錬金できる“隠れ高配当株”。
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海外利用も1 %キャッシュバックかつ外貨手数料ゼロ。旅先でサクッと決済→ポイントもらえるのは地味に優秀。
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モバイルアプリで即日番号発行→秒でオンライン買い物に使えるので、セール開始5分前でも駆け込み発行OK。
ボーナス内容 | 備考 | |
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現在の紹介オファー | 150 USD ギフト券(100+紹介50) | 年会費 0 USD |
平常時 | 50 USD ギフト券 | |
過去最高 | 150 USD ギフト券(今回と同額) | |
お得度温度計 | ★★★★★ | 「MAX水準」―欲しいなら今が買い時 |

終わりに
いかがだったでしょうか?
今回はマリオット系列の中でもラグジュアリーホテルの比較を行ってみました。
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。毎週月曜日6時AMには経済指標をツイッターでまとめて発信しております。またコメントも頂けると幸いです。 これからもアメリカの現地の声を届けていければと思っております。@StevenToshiCH
それでは、ありがとうございました。


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