こんにちは、Stevenです。
僕も現在保有している日高配50(1489)の銘柄入替がありました。
入れ替わった銘柄の分析と、日高配50の現在を書き留めたいと思います。
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日高配ってなに?
「日経225にまず入れる会社」かつ「3期連続赤字の会社を除外」した上で、「配当利回りが高い50銘柄」にウェートをおいている指数に連動します。
日本を代表する黒字の企業に配当利回りが高い順に投資をしている詰め合わせパックといったところでしょうか。
高配当株というのは一時的に配当が良かっただけ、または株価が急落したが故に高配当に見える株というものが多く含まれがちとなってしまいますので、配当の多さだけで選別するのはとても危険です。
しかし、日高配はそもそも日経225に入れるだけの実力が備わっており、さらに赤字転落してない企業とある程度のフィルターを聞かせているので、やばい企業は除外していく仕組みとなっております。
ただし、日本の高配当株というのは景気に敏感な株が多く、こちらのETFも同じような傾向があります。
組入銘柄の確認
現在の組入銘柄比率
ウェート制度を導入しているため、組入銘柄比率が高い上位10銘柄は日本を代表する大企業が名前を連ねております。
業種に目をやると、景気にかなり敏感な業種が請雨位を占めていることがわかります。高配当株といっても、景気が悪くなると配当も連動して下げてくる企業が多い点が若干気になりますね。特に銀行証券などはガッツリ下げてきます。
新規組入銘柄
6月末の入れ替えで新たに、INPEX、日本郵船、ソフトバンクの三社が加わりました。
日本郵船は説明不要の大企業とは思います。コロナ渦の反動で船輸送の需要が大幅に上がり、需要と供給が追いつかずコンテナ単価が爆発的に値上がりしたことが、今回高配当へつながっております。配当も1年で40円→200円と爆増しております。ただこの水準がずっと続くかと言われるとかなり怪しいです。
ソフトバンクも同じく説明不要の大企業と思います。こちらは配当予定利回りが5.9%を超えているという異常な状態です。というのもソフトバンクの株価は21年3月あたりをピークに下がり続けているためです。大きな原因は投資先であるアリババやその他中国企業が中国政府より締め付けの対象となったりならなかったりと情勢が不判定となっているからです。
INPEXは、正直私、知りませんでした。そのため、これについてはしっかり調べました。
INPEXについて
石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資を行う会社とのことです。
さらに経済産業大臣が株の18%を保有する、日本政府お墨付きの企業となっております。資源の調査・探鉱・開発は日本の生命線となる部分ですからね。
そうなってくるとなぜ高配当になるのか?というのはかなり気になります。
先ずは株価推移の確認です。コロナのダウントレンドからまだ脱却できておらず、株価が割安になっていることが高配当を叩き出している一番の要因でありそうですね。
売上は正直横ばいか下降トレンド、利益も相対的に下がってきております。
利益の厳選となる油田の開発ですが、今後は環境問題の対策が一段と厳しくなっていくと予想されますので、将来は明るいとは言えません。高配当になっているのはそういった株価が下がってきている背景がありますね。
今後はどうなるのか?
今回新たに組み込まれまた高配当銘柄をみて分かる通り、あんまり成長性がありそうな企業が入っておりません。
日本の高配当株の殆どは国内での需要で満足している企業が多く、先細る日本だけのマーケットでは徐々に利益は目減りしていくことは必死です。アメリカのVYMなんかは成長性がまだまだある企業が多いのですが・・・
配当の勉強をメインで保持は続けようとは思っておりますが、積極的に今後も買いましていきたいETFではありませんね。
いかがだったでしょうか?
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