こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
本日は2大スポーツブランド株の比較を、売上・利益・株価を通して行いたいと思います。
アメリカ人は本当にナイキが大好きです。
バスケするのもナイキ、ランニングもナイキ、ジムウェアもナイキとまさにナイキ祭りです。アウトレットにはほぼ確実にナイキショップは入ってますし、スーパーでもナイキのパーカーきた家族をよく見かけます。もうナイキを見ずにアメリカ生活をおくるのは困難なほどです。
そんな絶好調のナイキですが、ゴルフブランドは撤退してしまいました。(服や靴は継続しますが)
そこでちょっとナイキの事業形態が気になりました。ナイキを比べる上で巨大ライバル企業であるアディダスを比べないわけにはいかないので、同時に調べます。
それでは、いってみましょう!
・売上・利益・利益率ともにナイキの圧勝
・ナイキの強みはシューズの圧倒的付加価値
・アディダスはブランドとして地位が強み
-ちょっぴり自己紹介-
自動車関連会社勤務の30代です。現在アメリカに赴任しております。現地で実際に商品・サービスを触れてみてアメリカ株を勉強していきたいと思っております。
このブログはこんな人に向けて書いております
・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・海外赴任・アメリカ生活にまつわる活きた株の話が好きな投資家
・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家
また、ほかの自動車会社の決算や考察も以下で一覧にまとめております。よろしければ見ていただければ幸いです。
ナイキ・アディダスの特徴
ナイキもアディダスも世界を代表するスポーツブランドです。しかし、スポーツの世界は少し特殊で分野によってかなりブランドの強弱があります。
例えばテニスで言えば、ナイキもアディダスも展開していますが、テニスのNo1企業はウィルソンです。それはウィルソンはテニスラケットやテニスボールなどを作っているのに対して、ナイキやアディダスはシューズやウェアなどしか生産しておりません。
ゴルフでのNo1といえばタイトリストがあります。アディダスはテーラーメード・ナイキは自社ブランドでゴルフクラブ等の生産をしていましたが、近年撤退を決めております。スポーツウェアやシューズは自社の持つ技術の応用が他のスポーツに効きますが、道具はかなり個性があるため応用を効かせにくいです。巨大スポーツブランドでは小回りがないため、特化しているブランドに負けてしまうのですね。
ではそんなナイキとアディダスの規模の差を見ていきましょう。
ナイキ(NKE:NIKE)
ナイキは世界最大のスポーツブランドです。アメリカ発祥となります。
強みは何よりもシューズです。バスケットボールシューズ、ランニングシューズなどでは圧倒的なシェアを誇り、カジュアルシューズとしても人気があります。
ナイキは特に人を使ったブランド戦略がうまく、マイケル・ジョーダンやタイガー・ウッズなど、時代のスター選手を広告塔として圧倒的なシェアを伸ばしてきました。またシューズにかける革新性は高く、マラソン選手が近年新記録を打ち立てているのもナイキシューズのおかげです。
発祥のアメリカで特に人気が高く、シューズの売上比率も他のスポーツブランドに比べるとかなり高いです。
アディダス(ADDYY: adidas AG)
アディダスは世界2位の規模を誇るスポーツブランドです。ドイツ発祥となります。
こちらも強みはシューズです。テニスシューズとして誕生し現在も名を馳せる「スタンスミス」。バスケットボールシューズとして誕生し、今もブームになる「スーパースター」。アディダスは老舗だけあり有名なシューズがたくさんあります。ただ、ナイキと比べると現役のスポーツ選手が使っているものよりも、カジュアルシューズとしてのニーズが高いように思えます。
アディダスはナイキよりも先行してブランド力を高めるために世界的なスポーツイベントのスポンサーをしておりました。その名残で現在もサッカーでは確固たる地位を得ております。
アジア地区で最も人気があります。ナイキと比べるとアパレルの売上が若干高いです。
ボクはアメリカ在住が長いから、この両社にはかなり差があるように思えてしまうね。でも日本だとどっちも同じくらいの立ち位置だよね。何故かボクはナイキがいいなと思ってしまうから不思議だ、性能差なんてほとんどないはずなんだけどね。
売上・利益の比較
続いて利益・売上の比較を行いたいと思います。
売上の比較
売上の差を見てみましょう。ここ5年で結構差がついておりますね。
ナイキはコロナで若干の落ち込みがあったものの、それでも増収を続けることができております。そしてそのまま最高売上まで到達しております。
一方アディダスは売上があまり安定しておらず、かなりジグザクしております。
利益比較
利益の差も見てみましょう。利益についても大きく差がついておりますね。
ナイキでも利益についてはかなりジグザクしておりますね。しかし売上同様アディダスにはダブルスコアしている年も多く、ナイキの強さが光ります。
利益率比較
利益率の推移を見てみましょう。利益率についてもナイキが基本的に高いことがわかります。
ナイキは唯一無二のシューズ性能がありますので、値段を上げても売れてしまうのでしょうね。アフコロとも相性が良かったです。
アディダスも利益率はかなり高い部類です。ちなみにアパレルのユニクロは8%ほどとなります。
いろんな指標を見るとナイキが圧倒的なことがわかるね。差が縮まるどころかドンドン広がっているね。
株価比較
株価を2017年より比較してみましょう。
ナイキの伸びがコロナ以降著しいことがわかるかと思います。これはナイキのランニングシューズの性能を評価されて、アフターコロナ後でも健康が大事であるということが再認識されたからでしょう。
アディダスはコロナ前の株価を回復できておらず、むしろドンドン下がっていってしまっております。
株価を見ると、ナイキがすごい評価されているね。株価はいろんな機関が総合的に判断して構成されていっているから、世間からの評価はナイキのほうが高いことになるね。
終わりに
いかがだったでしょうか?
アメリカ生活でよく見にするナイキから深掘りしてみました。
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH
それでは、ありがとうございました。
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