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【どっちがいい?】ANA vs JAL 回復が早いのはどっちだ?(徹底比較、航空業界9202・9201)

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個別株考察

こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH

今回はANAとJALの回復を比較して、どちらがより投資適格なのかと考察をしたいとおもいます。

私事ですが、アメリカから日本へ一時帰国することとなりました。まだ赴任して2ヶ月立ってないんですけど・・・

いつも日本への便はアメリカ系列(デルタ・ユナイテッド・アメリカンなど)が安く、個人的にはデルタで帰ることが多かったです。ただ昨今は逆転現象が何故か起こっており、日本系列で帰るほうが安かったです。(と言っても30万円オーバーなのですが・・・)

そこで、今回は日本の空を守るANAとJALは復活できているのか、どんな決算内容なのかが気になったので、徹底比較してまいりたいと思います。

今日の記事のまとめ

ANAもJALもまだまだコロナ禍で苦戦中

ANAのほうが若干回復が早い、ただどんぐりの背比べ

2022.8.27 最新記事追加しました↓


-ちょっぴり自己紹介-

自動車関連会社勤務の30代です。アメリカに赴任しております。アメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。

このブログはこんな人に向けて書いております

株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家

自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家

また、ほかの自動車会社の決算や考察も以下でまとめております。よろしければ見ていただければ幸いです。

日本の両翼、ANAとJAL

airplane wing with rainbow
Photo by Jess Bailey Designs on Pexels.com

ポイント
・日本を代表するANAとJAL
・世界と戦うには規模が小さい、国内需要はジリ貧

ANAとJALは日本を代表する航空産業です。

日本は経済大国なので、小さな国土にも関わらず2つも国を代表する航空会社があります。アメリカ・中国を除く他の国には基本一つです。これはとてもすごいことです。

2019年の規模

とはいえ、世界と比較とするとそこまでの大きさではありません。海外と戦うには規模が小さく、国内の需要だけでやっていけるほど大きな需要があるわけでもありません。

売上・利益の比較

ANAとJALの売上規模の比較を見ていきましょう。

売上の比較を見てみましょう。

ANAとJALをみると、ANAのほうが売上規模が大きことがわかります。JALのほうが国営企業として君臨していたので規模が大きそうに思えますが、破産を経てかなり経営規模を小さくしております。

そしてコロナ化で大きな打撃を受けていることが伺えます。売上が半減以下になってしまっているのが恐ろしいところです。ただ、2022年度の予想はかなり2019年に近い数字まで回復してくることを見込んでいるみたいです

利益の比較を見てみましょう。

ANAとJALが一転して、JALのほうが稼いでいたことがわかります。これはJALが不採算事業を破産の際に一掃できたことなどが挙げられます。そのため、破産後のJALはとても経営的に強い会社へと変貌しました。

ただ、コロナの影響はどちらも甚大です。しかし、ANAのほうが若干回復が早いように思えます。ANAは図体が大きかったですが、このコロナ化でかなりスリム化を図れたことでJALと同じような筋肉質な体質へと変貌しました。

利益率を見てみましょう。

年を追うごとにANAとJALの差がジリジリ縮まってきており、2020年からは逆転し始めております。ANAは拡大路線をずっと続けておりましたが、ここに来てかなり路線の整理を行えたことが大きかったと思われます。

Steven
Steven

ANAもJALもボクから見ると乗りたい航空会社だけど、データで見ると結構違いがあるんだね。もちろん、経営面で優れている≠顧客満足につながるわけではないのですが。

売上セグメント比較

売上セグメントの比較を見てみましょう。

2019年のデータ

セグメントを比べて見ましょう。比較のために、最大航空会社のデルタ航空も一緒に表示しております。

ANAとJALは国内線・国際線の売上は半分半分といった特徴があります。それに比べてデルタ航空はほとんどが国内線需要で成り立っていることがわかりますね。コロナの打撃を一番受けておりますので、海外となります。国際線の売上が戻らない以上ANAもJALも苦しいことがわかるかと思います。

三社の株価を比べてみたチャートです青がANA赤がJAL緑がデルタ航空です。

こう見るとどの航空業界もコロナ前の水準には到底及ばないことがわかります。その中でもデルタがまだ評価されているのは国際線需要に頼らずともなんとかなるセグメントの違いがおおきいと思われます。

Steven
Steven

株価というものは常に直近の未来を反映するといわれているよ。つまり世界ではまだまだ航空産業の未来は明るくないということを物語っているね

まとめ

今日の記事のまとめ

ANAもJALもまだまだコロナ禍で苦戦中

ANAのほうが若干回復が早い、ただどんぐりの背比べ

個人的にはANAもJALも大好きなのでなんとか復活してほしいね。

Steven
Steven

個人的にはANAもに乗りたいのだけど、アメリカに住んでいるとデルタのポイントばかり溜まっていくよ・・・トホホ


いかがだったでしょうか?

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH

それでは、ありがとうございました。

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コメント

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