こんにちは、Stevenです。
自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。日本の証券会社とはおさらばとなりますが、アメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。
①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。ただし最近は割安株は失敗が多いので、封印中です。
このブログはこんな人に向けて書いております
・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家
まだまだ株をはじめて間もないけど、資産がガンガン伸びていくよ。ビギナーラックはどこまで続くのか自分でも怖いね。直近の成績はリンクを見てみてね!
今回は前回に引き続き、レバレッジ投信です。楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360 )も新しく自分のポートフォリオに組み入れてみました。どういった経緯で組み入れることとなったのかを解説していきます。
USA360の特徴は?
USA360の特徴は、米国株式と米国債券を1:3の比率で保った運用することです。そのうち、債券には投信元本の1%に270倍のレバレッジをかけております。株式90%、債券270%の割合で100の投資信託を分割することで、3.6倍のレバレッジで運用しています。USA360はこのレバレッジの倍率から来ております。
この配分がみそで、株式には一切レバレッジを掛けず、債券にのみレバレッジをかけているところがとても安全かつ効率が良い商品。それは株式と債券には以下のような特徴があるからです。
株式の特徴:長期では持続的な成長が大きく期待できる反面、短期では値動きが激しく損をする可能性も高い商品です。
債券の特徴:短期・長期ともに安定的な成長が見込める半面、利回りが少ない商品となります。
好景気時は、利回りの少ない債券からより効率のいい株式へと資金が流れる傾向にあります。ただし短期的な危機が起こると危険な株式から安全な債券へと資金が流れます。ゆえに株式と債券は逆相関の動きをすると言われており、どちらも保持しておくことでリスクヘッジとなります。
利回りは高いが安定性にかける株式を補うため、利回りは低いがとても安定感のある債券にレバレッジを掛けて運用する、このバランスがとても絶妙でなかなか考えられた商品だと思います。
以前のレバレッジ投信とはちょっと違う
iFreeレバレッジNASDAQファンド(ナスレバ)では、レバレッジは上昇率にかかっておりました。しかし、今回の投信では母体そのものにレバレッジがかかっております。
つまり単純に債券をたくさん持っているのと同じ状況を作り出すことができます。
レバレッジかけていても大丈夫なのか
債券とは国や企業などが一時的にお金を借り入れするために発行する有価証券です。銀行からお金を借りたら利子をつけて返すように、我々が逆に貸してあげる立場になる代わりに利子を貰えます。一般的には国が発行する国債、地方自治体が発行する地方債、事業会社が発行する社債などがあり、安全・信用が高い国・企業から発行される方が金利が安くなり、危ない国・企業ほど金利が高くなります。
株は投資した先の企業が利益を出すことにより配当金が入ったり、企業の価値が高まって株価が上がったりします。ただし、経営が傾くと株価が著しく下がったりします。
一方、債券は国・企業が潰れない限り元本+利子を返す義務があるため、倒産まで追い込まれなければお金は戻ってきます。つまり債券の方がより安全であり、不況時にも強い傾向にあります。
上記の理由から、債券は持っていれば最終的に元本+利子が戻ってくる確立がかなり高まります。そのため、債権のみにレバレッジがかかっているUSA360はかなり安全性が高い商品に仕上がっております。
いかがだったでしょうか?
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH
毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。 よろしければこれからも読み続けていたければ幸いです。
それでは、ありがとうございました。
参考サイト
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