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こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。日本の証券会社とはおさらばとなりますが、アメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。
今週も楽天のスーパースクリーナ−を使ってRSIランキングを作りました。その中で気になる企業をピックアップし、考察していきたいと思います。
長期的な成長が見込める企業なんだけど、現時点ではちょっと割安なのではないか?といった視点で会社を探しております。
TOPIX100より、9週RSIの低い順に並べております。
※楽天証券の9週RSIを使用しております。
今週のTOPIX
今週のTOPIXの終値は1956でした。先週1929より27ポイントアップですね。
横横相場がずっと続いておりますが、じりじり200日移動平均線に負けないように上がってきておりますね。連日決算で上方修正が出ておりますが、あまり株価は跳ねていないので、想定内ということなのでしょうか。海運関係は除きますが。
9週RSIとしては50を維持しておりますね。3末につけた最高値からジリジリ下がってきています。アメリカに追いついて上にブレイクアウトしてくれればいいのですが。
8/14 RSIワーストランキング
キリンHLDGがワースト1になってしまいました。ただビール事業はそもそも未来はないと考えているので考察対象からは除外です。
任天堂・ソフトバンクもまだまだ抜け出せておりませんね。ソフトバンクに至っては間もなく半値ですね。中国の懸念が消えない限りじりじり下がり続けると思いますが、どこかでまた戻ってくるので大きく上昇を始めたタイミングで拾いたいですね。価格が高いですが・・・
先週より新しく入ってきた銘柄は三菱地所(8802)、住友不動産(8830)、三菱電機(6503)、東日本旅客鉄道(9020)となります。
この中でも今回は三菱地所を取り上げます。
三菱地所(8802)
日本第二位のディベロッパー会社です。ディベロッパーとは、建設というよりは大規模な土地開発をする会社です。例えば三菱地所が丸の内の大規模都市計画を立ち上げて、町全体の景観の統一や整備、土地の取得などを行います。建設などは大手ゼネコン(鹿島建設や清水建設など)に任せて開発をメインに取り扱います。大まかですが。
同業者のディベロッパーでは三井不動産・住友不動産・東急不動産・野村不動産などが有名です。三菱地所の強みは最強丸の内を保有することと、海外展開計画に積極的などです。
※三井不動産:全方面に強みあり・業界No1、住友不動産:オフィスビルに強みあり・利益率高め、東急不動産:駅を核とした沿線開発に強み・渋谷の再開発がすごい、野村不動産:マンションに強みあり、最強ブランドプラウド保有
営業収益は徐々に徐々に拡大傾向です。大きな上昇はないもの安定しております。営業利益は売上よりも上昇率が高く、安定しております。EPSもきれいに上がってきており、営業利益も18%程度を常にたたき出しております。
配当も徐々に上げてきております。配当性向も問題ないレベルです。
一方株価はここ5年ずっと横横相場となっており、コロナで下がった分を取り戻せてはおりません。決算資料を見る限りそこまでコロナの影響があったように見えませんが、株価が戻らないのは今後の不動産に対して懐疑的な目を見ているのでしょうか。まだ海外比率もそこまで高くないので、日本のマーケットだけでは上昇は厳しいという見方でしょうか。
売上げの大部分はコマーシャル不動産となっており67%を占めております。不動産が21%、海外事業が7%ほどとなっております。
コマーシャル不動産とはオフィスや商業施設・ホテルなどまとめたセグメントとのことです。
コマーシャル不動産の中身を見てみるとオフィスビルが圧倒的です。その中でも丸の内での売り上げがほとんどとなっております。ただ徐々に丸の内以外のエリアも増やしてきております。
国内のこれからの事業も多くあります。特にTorch Towerなんかは有名ですね。オリンピックになんで間に合わせなかったのかは謎ですが。
ただし、やはり国内をいくら開発しても、海外がどうなのか?というのが気になります。日本は人口減+コロナ後経済のダブルパンチで土地にそこまでの魅力がないように見えます。
現在の海外事業はまだまだですが、2030年に向けて利益を+500億上乗せする計画とのことです。これは各セグメント+500億円の上乗せをする計画とのことなので、もともと比率が低い海外事業にいかに力を入れていくつもりかというのがわかります。
ただし、三菱地所の強みはやはりいい土地を持っていることだと思います。それを海外でやろうとすると結構むずかしいのではないかなと思います。海外で勝つならM&Aしかないかなと思いますが、そういった内容は決算資料には書いておりません。
つまり長期的にはそこまで魅力はないかなと思います。やはり日本一本足打法の毛並みが強い会社は魅力がないですね。もっと株価が下がれば短期での投資はありかなと思います。
いかがだったでしょうか?
今回は結構思いれもあるオリエンタルランドだったためちょっと気持ちが先行することも多かったです。ただ投資では自分の感情は抜きにしないと勝てません。そこは肝に銘じてこれからもやっていきたいです。
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。
ありがとうございました。Stevenでした。@StevenToshiCH
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