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【本田と提携】ソニー決算考察(6758)【EV車はどうなる?】

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個別株考察

こんにちは、Stevenです。

@StevenToshiCH

ソニーが本田とのEV車の提携を発表しましたね

そんなソニーの現在の決算を確認しながら、EV戦略はどうなのかを考察したいと思います!

今日の記事のまとめ

・ソニーは2000年に付けた株価最高値を直近で突破するほどの絶好調

・直近の決算内容も力強い!営業利益は過去最高予定

先行投資もしっかりできており今後も期待が高まる。

VISON-Sは本田と提携


-ちょっぴり自己紹介-

自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。赴任時には日本の証券会社とはおさらばとなりますが、向こうでアメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。

毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。

このブログはこんな人に向けて書いております

株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家

自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家

本田の決算は以前ブログにしたので、よろしければこちらもご覧ください。

また自動車会社全体の考察も行ってますので、そちらもよろしければご覧ください。

ソニー(6758)

ソニーはウォークマン・バイオといった電子機器メーカーとして君臨してきました!

ただ直近モノづくりで世界をリードすることはなかなかできず、メーカーからサービス会社へと移行しておりました。そしてそれが大成功した会社であることがわかりました!

株価分析

ソニーはドットコムバブル(2000年)の際に14120円を最高値で付けましたが、それ以降ずっと低迷しておりました。

ただここ5年の株価を見るとずっと右肩上がりで、絶好調の株価です。

Steven
Steven

世界のSONYといわれていたのは昔、一気に赤字転落。事業整理を進めて最近は絶好調です!EVでさらに飛躍できるか期待です!

業績分析

売上はここ15年はかなりきれいな右肩上がりで上昇を続けており、問題ありません

利益は赤字が続いた時期もありましたが、事業整理が功を奏し一気に吹き返してきております。利益率もかなり高い水準を保っております。

自己資本比率も少しずつ改善をしてきており、かなり安心感がありますね。

BPSもきれいに上がってきており、こちらも安心感があります

BPS = Book-value Per Share 一株当たり純資産のこと

営業によるCFもかなり高いです。投資もコロナ化であっても緩めておらず、まだまだ余裕がありますね。現金も負債よりも保有している状態なので、最悪何かあっても倒産はなさそう

Steven
Steven

大企業が右肩上がりに伸びているのはすごいね!これが株価にもしっかり表れてるね!

直近の決算確認(2021/3Q)

さて、直近の決算資料を見てみましょう!

簡単にまとめると

・売上・営業利益ともに昨年よりも高い水準で推移!

・売上推移は据え置くものの、利益は上方修正

・Bungieの買収など積極的な投資が目立ち、純利益は減少予定

ソニーの事業体はもともとコロナ化でこそ伸びる事業が多いです。

そんな状況でも昨年に続き売上・利益を伸ばしてきたという決算には力強さを感じます。

投資・買収も次々仕掛けており、とても面白い会社ですね

ソニーは上記の6セグメントを持っております。

どの分野もしっかり黒字を出しているだけでなく、かなり利益率が高いことがわかるかと思います。

この分野ごとにしっかり利益が上げれる構造を残せたことがソニーの強さになります。簡単にそれぞれ解説します。

ゲーム&ネットワーク

大正義PS5を率いるゲーム事業です。

正直PS5は品切れがここ1年続いてしまったのが痛手だったかなと思います。

ソニーは任天堂と比べるとソフトが弱いという課題がありますが、ソフトメーカーを買収することでその地位を高めていこうとしております。その方針はマイクロソフトと似ております。

ゲームはこれからEゲーム化や配信などとかみ合いますます伸びる可能性のあるコンテンツです。さらにプラットフォーム利用とサブスクリプション代をかすめ取るとても効率のいい儲けの泉があります。

音楽

ストリーミングサービスが絶好調な音楽分野です

ソニーミュージックはかなり手広いレーベルで、世界ストリーミングランキングTOP100に36曲もランクインするほどの競争力を持っております。こちらも未来が明るい事業といえるでしょう。

映画

スパイダーマンやヴェノムなど大ヒット作を連発している映画部門です

ゲームとの親和性も高く、映画コンテンツをゲームに輸入したり、ゲームコンテンツを映画に輸入したりしております。さらにインド市場も取り込むべく合弁を行っております。

エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野

テレビ・カメラ・イヤホン・スマホなど、世界のSONYをリードしてきた分野です。

かなりの事業整理を進めたものの、最近は盛り返してきております。

ゲーム・音楽・映画と親和性が高いコンテンツの最上位モデルを生産し、超高級路線として生き残ることでプレゼンスを高めております。

イメージング&センシング・ソリューション分野

主にスマホ向けに展開しているイメージセンサが主力となります。

ソニーのイメージセンサは世界最高峰であり、数多くのハイエンドスマホで使用されております。もちろん自身のエレクトロニクスにもてんこ盛りです。

⾦融分野

ソニー損保やソニー生命などがあたります

ここだけちょっと異色の分野となっておりますが、安定した収益を上げております。赤字続きだったソニーを救ってきたのはこの分野がいたからこそです。

Steven
Steven

分野はいっぱいあるけど、しっかり各々の分野がベストパフォーマンスを出すことで間接的にほかの分野にも寄与できるようになっているね

中長期戦略

こちらは現在の戦略的投資の分野別円グラフです。

現在8500億円の投資案件が進行しており、どの分野も現在成長中の会社を買収することでソニーの魅力を上げております。さらに、ここには含まれていないインドの買収などもあり、これからも積極的に投資を進めていくとのことです。

そもそもゲーム・音楽・映画は相性がいいうえに、ストリーミングという現在の潮流にも乗れており、まだまだ成長余地が残されております。特にゲームは自身でプラットフォームを持っており、うまくそのプラットフォームを広げていくことができれば更なる利益の創出ができると思っております。

そこで次の大きな一手がEV車への参入なります

Steven
Steven

各分野満遍なく投資を進行しているね。ソニーは確実にハードからソフト・サービス会社に変革が進んでいるね。

VISON-S

そしてEV車への進出を発表した、VISONーSについてです。

決算時には「今後、さまざまなパートナー企業様との連携や提携を前提に、検討を進めていきます」と説明するにとどまりましたが、ついに本田技研工業との提携が発表されました。

個人的にソニーは海外に車の製造を委託すると思っておりました。そんなソニーが本田に製造を任せると発表したことにとてもうれしく思います。

ソニーと本田は合弁会社を設立し、EV車両の企画、設計、開発、販売などを行う予定とのことです。製造設備は自ら保有せず、製造は、初期モデルについてはHondaの車両製造工場が担うとされています。

またこの発表でソニーはテスラのように自分で製造をしていくというスタンスではなく、アップルのようにファブレスで企画していくということです。もともと本田はすでにEVシフトを先行で表明しております。本田としてはソニーのブランドをラインナップの1つと加えることでブランドイメージを向上することを期待していると思います。

Steven
Steven

ソニーのEVなら乗りたい!って思うから不思議だよね。デザインに振り切ってくれそうで楽しみだね!

まとめ

今日の記事のまとめ

・ソニーは2000年に付けた株価最高値を直近で突破するほどの絶好調!

・直近の決算内容も力強い!営業利益は過去最高予定!

・先行投資もしっかりできており今後も期待が高まる。

・VISON-Sは本田と提携!

Steven
Steven

いやー今後のソニーは本当に楽しみです!自動車業界に携わる身としてはワクワクが止まりません!


いかがだったでしょうか?

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH

それでは、ありがとうございました。

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