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【どれがいいの?】国内NASDAQ100 ETF比較 (野村1545・UFJ2631・大和2840)

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投資
この記事は約7分で読めます。

今回は、注目度の高い「NASDAQ100指数」に投資できる国内上場ETFについて深堀りします。NASDAQ100は、アメリカ市場を代表する革新的企業群を集約した指数であり、成長株中心のダイナミックな値動きが投資家を惹きつけています。
いざ国内でNASDAQ100に投資しようとすると、複数のETFが存在し、「どれを選べばいいの?」という疑問が浮かぶかもしれません。

そこで今回は、国内で投資可能な代表的な3つのNASDAQ100連動ETF

  • 野村NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信(1545)
  • MAXIS ナスダック100上場投信(2631)
  • iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)(2840)

を比較します。結論から言うと、手数料的には大差がなく、そのうえで資産規模が大きく実績豊富な1545が現状最も安心感があると言えるでしょう。

Steven
Steven

こんにちは、Stevenです。私のツイッター@StevenToshiCHでは、日々のマーケット動向や投資に関するヒントを発信していますので、まだチェックしていない方はぜひフォローしていただければと思います。

今日の記事のまとめ

  • 最安コスト2840/2841(いずれも0.11%
  • 流動性/歴史1545(先行組)
  • 円高リスクを減らしたいヘッジ有(2841/2569)
  • 短期トレード=レバ/インバース(2869/2842)※長期は非推奨
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章1:NASDAQ100とは(インデックスの正体)

https://www.invesco.com/qqq-etf/

NASDAQ-100は、ナスダック上場の非金融・時価総額上位100社で構成される指数(多くの国内ETFは配当込み(TR)を参照)。GAFAM+NVIDIAに代表される大型グロース集中が特性で、情報技術コミュニケーションサービス一般消費財がコア。金融は除外されます。

  • 構成のポイント
    • 年1回の定期入替+四半期のウェイト見直しで“勝ち組”が残りやすい
    • 時価総額加重ゆえに上位銘柄の影響が大きく、テーマへの賭けになりやすい
    • S&P500よりハイボラだが、長期では利益成長が指数ルールに反映されやすい
  • 主要銘柄例NVIDIA / Apple / Microsoft / Amazon / Meta / Alphabet / Broadcom / Costco など
Steven
Steven

“100”って、毎年入れ替わる?

パパ
パパ

定員100名の選抜クラス。テスト(決算)で落ちると交代する感じだね。

https://www.daiwa-am.co.jp/special/nasdaq100/performance/

章2:対象ETF(主要4本・ヘッジ別)

日本市場にはNASDAQ100連動ETFが複数上場していますが、代表的な3つとして以下を比較します。

銘柄/コード為替ヘッジ信託報酬(税込)分配頻度(決算日)上場日純資産(億円・基準日)管理会社公式
NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし) 15450.22%年1回(8/102010/08/16840.4(2025/09/30)野村AM公式
MAXIS ナスダック100上場投信 26310.22%年2回(6/8・12/82021/02/25324.9(2025/11/04)三菱UFJAM公式
iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし) 28400.11%年2回(3/10・9/102022/02/0288.5(2025/11/05)大和AM公式
iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり) 28410.11%年2回(3/10・9/102022/02/02203.6(2025/11/05)大和AM公式

1545が先行してリリースされ、その後2631、2840が登場しました。

銘柄ごとの“ひとこと”レビュー

  • 1545:国内NASDAQ100の先発組。売買代金・板の厚さが魅力。年1分配なので再投資は自己運用が前提。
  • 2631:MAXISの安定運用年2分配でキャッシュフロー調整がしやすい。コストは0.22%と標準。
  • 2840最安コスト0.11%の本命。ヘッジなしで米ドルの上昇益も取りにいく長期派に合う。
  • 2841ヘッジ有×0.11%円高ショックのストレスを軽減したい人に。ヘッジコストは環境次第で発生。

章3:コストと分配(ここが一番変わった)

要点:2010年代〜22年頃の“0.2%台が当たり前”から、24年以降は0.11%(2840/2841)が登場し価格破壊。分配は年1回=1545年2回=2631/2840/2841と覚えると楽。

クイック表

コードヘッジ信託報酬分配使い分けメモ
28400.11%年2回(3/10・9/10)最安×長期/外貨エクスポージャ込み
28410.11%年2回(3/10・9/10)最安×ヘッジ/円高耐性を上げたい
15450.22%年1回(8/10)板厚め/再投資は自己運用(DRIPなし)
26310.22%年2回(6/8・12/8)定番×年2分配で調整しやすい

運用の所感:積立派は0.11%組が基本線。分配頻度はキャッシュ管理のしやすさに直結。


章4:為替ヘッジの使い分け

結論

  • 円高時の口座残高の凹みを抑えたい2841(ヘッジ有)
  • ドル高メリットも取りにいく長期2840/1545/2631(ヘッジ無)

判断フロー(簡易)

  1. 生活・将来の支出通貨が円中心? → ヘッジ有の比率を高める
  2. 海外収入や外貨資産がある? → ヘッジ無で通貨分散
  3. 迷ったら…2840:無を土台に、円高が怖い局面だけ2841:有サテライトで足す

ヘッジコスト円⇄ドル金利差次第で上振れも。手数料0.11%の低さで相殺できるかは局面次第


章5:QQQとの比較(国内ETFも“コスト勝ち”が出現)

QQQの経費率は0.20%(概ね横ばい)。一方、国内ETFは**2840/2841=0.11%まで低下。“コストだけなら国内が有利”**という状況が定着しました。

観点国内NASDAQ100 ETF(例:2840/2841)米国QQQ
経費率0.11%(最安クラス)0.20%
売買円建て/国内時間米ドル建て/米国時間
税務二重課税調整あり源泉で調整申告手間が軽い外国税額控除の検討が必要(人次第)
流動性銘柄差あり(1545は厚い)圧倒的(売買代金・AUM)

どっちに向く?

  • 手間を減らしたい・家計管理を円で完結国内ETF
  • 圧倒的な流動性を重視/米国ブローカー中心QQQ
Steven
Steven

パパ、税金はどっちが楽?

パパ
パパ

国内ETF二重課税調整自動で効くのがありがたい。

運用の“手間”を減らしたい家庭は国内ETFが総合的にラク。


章6:まとめ(用途別の“指名手配”)

  • 手数料最小化2840(無)/2841(有)
  • 円高リスクを抑えたい2841(ヘッジ有)
  • 売買しやすさ重視1545(板厚め・歴史長い)
  • シリーズ/設計のバランス2631(年2分配で調整しやすい)

運用の型(例)

  • 積立メイン2840を毎月/ボーナス時は一部を2841に振り分けて円高耐性を加える
  • 一括投資が怖い時間分散(ドルコスト)ヘッジ比率を相場で微調整
  • 取り崩し期の人年2分配の2631/2840/2841でキャッシュフローを作る

透明性メモ:最もお得な窓口(証券会社/公式)での購入でOK。本記事のリンク経由にこだわりはありません。読者のベストを優先で!



NASDAQ100は、世界の成長エンジンへの入口となる魅力的な投資対象ですが、選択肢が多いと悩みも増えます。今回の比較で、どのETFも手数料がほぼ同一で、1545が資産規模で一歩リードしていることがわかりました。

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それでは、お読みいただきありがとうございました。

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