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【レバレッジの基本】投資信託と通常のレバレッジの違い解説

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こんにちは、Stevenです。

今回は、禁断のレバレッジに手を出してしまいましたので、それに至った背景を書き留めていきます。

NASDAQ100という圧倒的な指数にレバレッジをかけた、今後も伸び続けるだろうと予想される投資信託を買ってしまった話へつながる話です。

本日は、レバレッジ商品とはなにか?を解説しております。

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レバレッジの基本

先ずは、レバレッジがいかに危険なのか!?を先に説明させてもらってから、良さを語らせてください。

レバレッジとはテコの原理を使う運用方法となります。

図1 レバレッジ儲けの場合

図1は元資金100万をレバレッジ2倍で運用した場合を表しております。つまり200万円分を運用できることと同義となります。

その際に株価が10%上昇すると、200万円が10%増えますので20万円増えます。そのまま運用を終了させると、20万円がもとの資金にたされて、120万円手元に残ります。レバレッジをかけたおかげで2倍儲かったわけです。

図2 レバレッジ損失の図

図2は図1の逆が起こった場合です。当然、2倍損失が膨らみますので、20万円の損失が出ました。よって、手元には80万円が残りました。

図3 レバレッジ破産の図

図3では、極端にレバレッジを5倍で運用した場合を想定しております。その場合から、30%の株価が下がった場合は、150万円の損失が発生しました。元資金が100万円しかありませんでしたのでさらに50万円支払う必要が出てしまいます。

レバレッジが危ないと言われているのは、よくわからずに運用をしてしまうと図3の状況になりうるためです。

ただし、自分の投入した金額以上の運用が可能であることから、レバレッジは有効に働く場合が多いです。


二種類のレバレッジ

図4 通常と投資信託のレバレッジの違い 増える場合

投資信託で多いレバレッジの仕組みは、通常のレバレッジとは違います。

通常のレバレッジは単純に元本にレバレッジをかけます。つまり2倍の量を動かしているイメージです。

投資信託のレバレッジは、上昇率にレバレッジを掛けます。

図4では同じ元本100万円が、2日連続で10%の上昇があった場合の差を示しております。投資信託のレバレッジのほうが、最終的に少し増えていることが分かりますでしょか。

投資信託のレバレッジは上昇が続いた場合、指数関数的に増えていきます。

図5 通常と投資信託のレバレッジの違い 減る場合

図5では同じ元本100万円が、2日連続で30%もの暴落があった場合の差を示しております。通常のレバレッジは2回の暴落で、元本割れをしてしまったため、破産となります。投資信託のレバレッジではとんでもなく資産は減ってしまったものの、まだ残りがあります。下落率が50%を超えない限り、レバレッジ投資信託はなくなることはないのです。

図6 通常と投資信託のレバレッジの違い 横ばいの場合

図6のように横ばいの相場では、投資信託のほうが少なくなってしまう傾向にあります。

そのため、投資信託のレバレッジはマイナスのリスクはないものの、上昇が続く株に積極的に仕掛けていきたい商品であるということが分かります。(そんなことを言い始めたらすべてですが・・・)


いかがだったでしょうか?

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