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【最高値更新!】最強EV会社テスラ4Q決算(TSLA)

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グロース株考察

こんにちは、Stevenです。

@StevenToshiCH

今週は最強企業のテスラの決算が出ましたので、そちらを見ながら株価と考察を行いたいと思います。

今日の記事のまとめ

・テスラは最高益達成、利益率14.7%で自動車業界1位

・2022年は通しで利益率17%を見込む、文句なしのでき

今年はドイツ・テキサスでも工場稼働予定、増産体制に抜かりなし


自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。赴任時には日本の証券会社とはおさらばとなりますが、向こうでアメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。

毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。

このブログはこんな人に向けて書いております

・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家

・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家

また、ほかの自動車会社も以下でまとめております。

以前の3Qもまとめておりますのでよろしければどうぞ。

テスラ(TSLA)

・テスラはAIロボット会社、自動車会社でもエネルギー会社でもない

テスラはとても投資が難しい会社です。現在の売上のほとんどはEV車によるものです。そしてその取り巻きとして電力事業の売上も好調となっております。

ただし、テスラが狙っている姿は自動運転が当たり前となる世界です。そしてその自動運転を最適化するためにモビリティと設備を先行投資という形で売っているのです。現時点では価格帯の高いテスラ車を売り、高級車という付加価値をつけながら行っておりますが、自動車を作る技術と充電設備が拡充した際には低価格で自動運転車をバラなきテスラなき交通網が成り立たない社会を狙っております。

2021/10/18時点

他の自動車と比べても、時価総額・PERがダントツで高いことがわかります。また売り上げもかなり上がってきており、伸び率もとんでもないため、あと5年もあれば売上TOPも狙えるポテンシャルを持っております。

株価分析

テスラの株の伸び率が圧倒的ですね。ぐんぐん伸びているグロース株で、本当に昔から持っておけばよかったと思える株です。

トレンドとしては200日移動平均線でじりじりと上がってきておりました。1000$を超えてからはまたもみ合いをしておりましたが、しっかり200日で反発しましたね。

現在テスラはS&P500としても2%ほど、NASDAQ100でも4%ほどの割合を担っております。そのため、インデックス投資をしていても冥利を受けれます。さらにテスラが上がることで株価全体のお祭りムードも高まりほかの株価もつられて上がってくれます。いろんな方に波及するとても強い株です。

Steven
Steven

どうやったら3年前に戻れるかな。全額突っ込むよね、テスラに。

業績分析

売上はきれいな右肩上がりを続けております。というより急速な伸び方をしていることがわかります。

利益も去年黒字転換することができ、今年はさらにその幅が上がってきております。現在積極的な投資をガンガンしている最中ではありますが、その中でも黒字転換したことが好感されこの辺りから株価の上昇が止まらなくなりました。今年は何と利益率17%を見込んでおり、これは自動車としては破格の利益率になります。

※最強トヨタが10%、ほかは8%程度

Steven
Steven

なんてすごい業績なんだ・・・これが新時代の覇者か

直近の決算確認

さて、直近の決算資料を見てみましょう!

2021 was a breakthrough year for Tesla. There should no longer be doubt about the viability and profitability of electric vehicles. With our deliveries up 87% in 2021, we achieved the highest quarterly operating margin among all volume OEMs, based on the latest available data(2), demonstrating that EVs can be more profitable than combustion engine vehicles

2021年はテスラにとって画期的な年でした。 電気自動車の実行可能性と収益性については、もはや疑いの余地はありません。 2021年の出荷台数は87%増加し、すべての自動車会社の中で最高の四半期営業利益を達成しました。これは、EVが燃焼エンジン車よりも収益性が高いことを示しています。

この一文にすべてが集約されているかなと思っております。

電気自動車の収益性を強調した、決算となっております。

営業利益率(Operating margin) が今期も驚異の14.7%をキープし、最高の状態です。

生産台数もしっかり伸ばしてきており、工場内での生産性がどんどん高くなってきているのがわかります。3QからはまたモデルS/Xといった高価格帯のモデルを生産しなおしたことも利益に貢献していると思います。

モデルS:1000万-1500万円、モデルX:1200万-1500万円、モデル3:500万円ほど

ベルリンの工場稼働は2021年中を見込んでおりましたが、稼働はできませんでした。あだ、Constraction だった表記がEquipment Testとなっておりますね。

まもなくベルリンでも工場が稼働を始めるため、さらに生産力が上がる公算です。さらにテキサスでの新工場もかなり形が出来上がってきており、サイバートラックという新たな車両が展開される予定です。

マーケットシェアも確実に上がってきており、まだまだ作れば作る分だけ売れるという状況は続くでしょう。

Steven
Steven

サイバートラック、これは絶対アメリカで売れるよね。日本でも売ってくれないかな。いくらになるんだろう。

今後の展望

ここ数年は最強のEV会社として覇権を握り続けるでしょう。まだまだマーケットのシェアを刈り取れるほどの生産量が確保できておりませんが、これは戦略次第です。

現在は安い車でも500万円します。ただし利益が乗ってくるようになったので、あとは300万円代の通常EV車を売り出すことができれば一気にシェアをトヨタ・VWより奪い取れるでしょう。こうなった時に、テスラで動くテスラ内のソフトウェアの連携が生きてきます。このシェアを一気にとれるのか?というところが最大の争点です。

テスラはどんどん安い車を作っていくと名言しております。この次の安い車が出た時の勝負にほかの自動車会社が勝てるかどうかがポイントです。

ここに対抗できるのは自動車会社ではなく、グーグルかアップル、または中国メーカーのみでしょう。グーグルが自動車版アンドロイドのようなものを自動車会社に提供を始めたら一気に形成が逆転されます。もともとグーグルが培ってきた連携できるソフトウェアのレベルと量が違いすぎます。またアップルが独自にアップルカーを作ることができればこれも一気に注目を集めるでしょうが、テスラのほうがこれだけ自動車に先行しているためソフトとハードを作るのは難しいのではないかなと思います。

よってテスラは間違いなく次世代の自動車産業のメインになることは疑いの余地もありません。ただほかの自動車産業も黙ってはいないのでレッドオーシャンであることにも変わりはありません。

2020/10/18時点

テスラは現在主要メーカーを束にしても時価総額で勝てておりません。ただ本質的に自動車のマーケットはそこまで大きくはならないと思いますので、すべての車会社が得られる売上がすべてテスラに集まったとしても時価総額が大きすぎる気がしてなりませんね。

まとめ

長期保有という意味では、テスラは割高なのではと前回おもっておりました。ただ現在の2022年コンセンサス道理であれば、PERは100倍です。こう考えると、全然割安ではないのかなと思っております。

他のメーカーが本格的に参入した時に生き残れるのか期待です。アメリカはやっぱり強い!

Steven
Steven

テスラに転職したいなぁ・・・日本に工場つくってくれないかな


いかがだったでしょうか?

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH

毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。 よろしければこれからも読み続けていたければ幸いです。

それでは、ありがとうございました。

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コメント

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