こんにちは、Stevenです。
自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。赴任時には日本の証券会社とはおさらばとなりますが、向こうでアメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。
このブログはこんな人に向けて書いております
・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家
まだまだ株をはじめて間もないけど、日本相場の波に乗れて半年で+30万円ぐらい収益プラスになったよ。ビギナーラックはどこまで続くのか自分でも怖いね。直近の成績はリンクを見てみてね!
今週は大暴落してしまったトリドールの決算を確認していきたいと思います。
前回の記事は以下となっております。
トリドール(3397)
・丸亀製麺を主力とした、外食チェーン展開を手掛けるトリドール
・今回上方修正・好調な実績・高い2028年目標の提示とかなりいい2Q決算
・国内は頭打ち・海外でどこまでやれるかがこれからのキー
トリドールはコロナによる打撃を最小に抑え、V字回復した企業となります。
とくに近年ではうどん弁当がかなり売れており、決算ではかなり好調な様子がでました。
ただし、直近では株がかなり大きく下がっております。
株価分析
2018年に高値を付けておりましたがそれからの株価はパッとしておりませんでした。
その後コロナを経ても順調に株価は回復し続け、今では最近2018年の高値をついにブレイクし、一気に駆け上がっております。ただし直近では一気に株価が下がり、100日移動平均線をまで一気に下がってきました。
200日で反発するかどうかがみものだね
業績分析
売上はかなりきれいな右肩上がりで上昇を続けており、成長率も問題なしです。2021,2022もコロナさえなければ順調に伸びていたことが予想できます。
売上は据え置いたままですが、利益は51億円→68億円へと上方修正しております。これは今回コロナによる企業協力金を織り込んでの修正ですね。現時点の実力値という意味では51億でしょう。
トリドールの特徴は財務にも表れます。有利子負債は結構あり、自己資本率もかなり少なめです。海外への攻勢をかけるうえでかなり無理をしたのですが、コロナが直撃しております。
ただし営業によるCFはさすがでかなり高い数字を誇ります。投資もコロナ化であっても緩めておらず、まだまだ余裕がありますね。現金も250億まだあり負債の半分は返せる状態です。
グロース特有の伸びをしているといってもいいのではないかな。負債が多い分このコロナには危険が伴うね。
直近の決算確認
さて、直近の決算資料を見てみましょう!
簡単にまとめると
・業績の回復と政府助成金で利益を51億→68億円へ上方修正
・調子でてきたので、2028年構想ぶち上げます
ノリノリの決算が出てきました。ちなみに政府助成金は合わせて40億円あるので、もっと上乗せしてもいいのではといった感じです。
今年度は1550億円ですが、これを5年で倍の3000億円を目指すという目標です。
営業利益率も10%を達成するということは300億円を見込むということです。ちなみに利益300億を達成できたことを見込んだ場合、PERは約18倍となります。
やはり国内での起業展開はかなり難しいと見込んでいるようで、これからは海外での展開を大きく見据えております。ただし海外でこれから伸ばしていこうとしてる業種はM&Aで購入した会社が基本ですので、どういった会社か国内からはわかりにくいのが実情です。
今後のカギは海外店舗の展開が肝となります。正直トリドールにどれだけのノウハウがあるのかというのはかなり不明です。スシローのような寿司といった圧倒的日本が強い分野で、しかもITにかなり特化した店舗だとなんとなくうまくいきそうな絵が描けるのですが、うどん+M&Aで買収した会社でどこまで戦えるのかは僕では測りきれないですね。
オミクロンの影響はあまりなさそうだけど、海外での店舗展開がどこまでできるのかっていうところは少し疑問だね。
まとめ
まだまだ伸びる余地はあると思ってます。ただ今後の成長方法が少し不透明です。
こういった内容が株価にも表れているのかなと思います。正直今回の下げはあまり理由がなく、今後の成長に期待できない層が売るタイミングを見計らってのではないかと思っております。
個人的には200日を割るまでは持ち続けようと思います。
いかがだったでしょうか?
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