こんにちは、Stevenです。
自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。日本の証券会社とはおさらばとなりますが、アメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。
毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。
このブログはこんな人に向けて書いております
・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家
まだまだ株をはじめて間もないけど、日本相場の波に乗れて半年で+30万円ぐらい収益プラスになったよ。ビギナーラックはどこまで続くのか自分でも怖いね。直近の成績はリンクを見てみてね!
今回は現在最もホットな話題、自民党総裁選をピックアップしていきたいと思います。
現在世界株価が若干鈍化している中、日本のみは総裁選の話題が持ち上がってからガンガン上がっております。TOPIXも完全にうわ抜けし、バブル時の高値へ向けてさらに上昇中です。
4候補を徹底比較して、だれが投資家に対してよいのかを確認していきたいと思います。
4候補をさらっと紹介
河野太郎
現在の内閣から唯一の出馬となった河野太郎氏です。
現在世論調査では人気No1かつ、自民党の選挙が自主投票が大勢になりつつあるためもっとも総裁に近いとされている人物です。現在の株価は河野氏が総裁になることを見越しての株価となっております。
目指すべき目標は「ぬくもりのある社会」、政治姿勢は「突破力」です。今まで外務大臣の際や行政改革大臣の際にも言いにくいことでも嫌な役割でも、やらねければいけないことにまっすぐ行動する傾向があります。こういった点は首相としてはとても頼りになる一方、現在の日本のような足の取り合いが好きな国民性ではトゲがあり人気が急落する危険もあります。
関連銘柄はSDG銘柄・IT銘柄です。石破議員、小泉議員などからの支援もあり、若返りが期待される銘柄が注目です。
岸田文雄
去年の総裁選挙から虎視眈々と総裁を狙っていた、岸田文雄氏です。
岸田派を率いており、政務調査会長も歴任した実力派です。国民化からの人気としては3番手となっており、自主投票となってしまった今かなり難しい局面になっております。
目指すべき目標は「成長と分配の再循環」、 政治姿勢は「聞く力」です。安定感は一番高く、実力もあるのですが、言い換えると前回の総裁選では言い切らないこと、ビジョンが見えないことなどが指摘されており、岸田ビジョンといった本まで出版することになりました。
関連銘柄は地方関連や医療関連です。広島色を打ち出していることからもわかる通り、地方や経済弱者への政策が手厚いです。
高市早苗
安倍前総理の思想を色濃く受け継ぐ高市早苗氏です。
安倍総理の政策の実務を幅広くこなしており、政策への理解がとても強いです。直近の露出での質疑応答でもかなり政策内容が深堀しております。現在一番追い風が吹いている候補となっております。
目指すべき目標は「美しく強く成長する国」 、政治姿勢は「勉強力とコミュ力」です。実務への精通はピカ1で、一番地についた政策内容が展開できております。今までの受け答えはかなり自分をもって発言ができており、今までの発言を問われるシーンでも撤回はしておらず一貫した姿勢があります。これは河野さんと同じですが揚げ足を取られないか不安要素はあります。
関連銘柄はIT関連や大企業です。アベノミクスならぬサエノミクスで、経済優先の姿勢は受け継ぎます。かなり具体的な項目を多く上げており、大幅な財政出動に伴う株価増大が期待できます。
野田聖子
四度目の正直で初めての立候補へとこぎつけました、野田聖子氏です。
今回の4候補の中では一番最後で滑り込みとなりました。候補者も20人集めるのがかなりギリギリとなっており、総裁には最も遠い候補といえます。
目指すべき目標は「誰もがわかる政治を」、 政治姿勢は「多様性」です。 マイノリティーへの配慮を推し進めており、女性活躍を軸とおいております。上記3候補の中ではどうしても経済への政策が弱いですが、野田さんがここが総裁候補に躍り出ることは今後の少子化対策を推進するうえでもとても重要な1手となったと思います。
関連銘柄は女性活躍銘柄です。なかなか関連を探すのが難しそうですが、社会的マイノリティーへの配慮がある企業が評価されていく社会に傾いていくでしょう。
経済政策比較
いろんな記事やネットで書いてあることがありますが、基本的にはここに書いてあることを前提に考察します。さらに共同会見を見た上での感想です。
初見として記載されているものを見ると、経済に対してどれくらい考えているかがわかります。主張の中でどれくらいの割合が経済に割かれているか、さらにどんなことが書いてあるかをまとめました。
河野太郎(20%程度)
政策はコロナ・成長戦略・セーフティーネット・外交/安保 と全体にまんべんなく記載しております。ただし具体的な計画や目標値などは基本的には避けている印象です。経済面に影響しそうな初見は以下です。
・地域経済と個人事業主を守る。あらゆる人が社会参加できる社会。
・現実的なエネルギー政策、イノベーションを担う会社、デジタル・グリーンイノベーションの核とする
岸田文雄(30%程度)
政策はコロナ・外交/安保・資本主義についてまんべんなく語られております。こちらも同じく具体的な目標や分野は記載しておりません。経済に影響しそうな初見は以下です。
・科学技術・イノベーション、スタートアップ支援、ここに担当大臣を備える
・分配で従業員・取引先も守る三方よし。
高市早苗(70%)
政策はコロナと経済強靭化について書かれており、経済については一番多く語られております。さらに一つ一つの分野が具体的に明記されており、やることがしっかり見えている印象です。ただし、記載している項目が多すぎて、全部できるのかなといった不安もあります。経済に影響しそうな初見は以下です。
・日本経済強靭計画→金融緩和・機動的な財政出動・大胆な成長投資で物価率2%実現。PBは凍結し大型投資。
・量子暗号通信技術と高度セキュリティ人材の育成。省電力化開発・電力供給体制。小型核融合炉・量子コンピュータ。リサイクル技術。 デジタル化・ロボット化。教育の強化。
野田聖子(5%)
政策はコロナ・防災・子供・多様性・地方創生・外交・SDGと幅広く記載しておりますが、経済については記載がほとんどありません。
・少子化対策と環境・エネルギーへ貢献。
まとめ
4候補を見ると大きく経済に振り切っているのは高市早苗氏であることがわかります。やはりアベノミクスを継承するといっているとおり、経済こそが核となっている印象です。アベノミクスは株価という見方をすると成功しておりますので、これが継承されるとなると株価にとっては大きなプラスへ働くと思います。
そして、高市早苗氏がたとえ総裁になれなかったとしても、今回の選挙戦でここまで存在感を出せたということが一つの大きな収穫となっているはずです。仮に河野氏、岸田氏が総裁になったとしたら、高市氏と野田氏はそのまま経済・少子化対策に入閣するのではと予想しております。そうなればその意見はそのまま継承すると思われるので、結構いい内閣になるのではと期待しております。
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