こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
株に興味があるけれど、「どう選べばいいかわからない」という初心者の方々に向けて、安定的な配当収入が見込める日本の高配当ETFについて詳しく解説します。今回は、日本の高配当ETFの中でも特に運用額が大きい3つのETFについて深掘りしていきた
いと思います。
高配当株は配当金がもらえて精神的にも楽しい投資法だね!僕もすごく好きな投資だよ
高配当ETFとは?
高配当ETFは、多くの高配当株を一つのパッケージとして提供する投資信託です。これにより、個々の株を選ぶ手間やリスクを分散しながら、安定した配当収入を目指すことが可能になります。特に初心者にとっては、これらのETFが提供する自動的な再投資機会と分散投資は魅力的です。それぞれのETFがどのような特色を持ち、どのような戦略で銘柄を選定しているのかを見ていきましょう。
このセクションでは、高配当ETFの基本概念を説明し、投資の初心者でも理解しやすいようにしています。各ETFの戦略や選定基準についても触れているため、どのETFが自分の投資目的に最も適しているか判断する手助けになるでしょう。
日経高配当株50ETF(1489)
日経高配当株50ETFは、日経225に属する企業の中から配当利回りが高い上位50社を選んで投資を行うETFです。特に「3期連続赤字の企業を除外」というフィルターを設けることで、安定した収益を上げている企業のみに投資しています。これにより、リスクを抑えつつ高い配当収入を目指せるのが特長です。投資家が初心者でも安心して投資できる選択肢と言えるでしょう。
ダイワTOPIX高配当40指数ETF(1651)
TOPIX高配当40指数ETFは、TOPIX100にランクされる大企業の中から配当利回りが高い40社を選出しています。投資は時価総額順に調整され、最大5%のウェイトを設けています。大企業への投資が中心であるため、市場の変動に強く、安定した運用が見込める点が魅力です。長期的な資産形成を目指す投資家にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
ただ直近ではなぜかTOPIXよりも配当金が下回るという珍事が起こっております。もちろん入れ替えのタイミングで高配当なものに入れ替わるはずなので、配当金はもう少し高くなるはずですが、今はかなり配当金も少ないですね。
iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)
iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETFは、持続可能な配当を提供する企業に焦点を当てています。選定基準には、配当の連続性や企業の財務安定性が考慮されており、景気変動の影響を受けにくい企業が選ばれています。このETFは、特に経済の不確実性が高い時期でも安定した収益を求める投資家に最適です。
セクターと銘柄の考察
ETFがどのような銘柄を含んでいるかは、投資家が理解する上で非常に重要です。特に、配当を重視する投資戦略では、セクターごとの経済的安定性が大きな影響を及ぼします。
セクター別の銘柄構成
各高配当ETFは、景気に敏感な株(サイクリカル株)と、景気の影響を受けにくい株(ディフェンシブ株)のバランスで構成されています。今回は各ETFの銘柄の中から、特に割合が高い上位10社をピックアップして比較してみました。どのETFも大企業に偏っており、名のある企業ばかりが選ばれています。
ディフェンシブセクターの重要性
特に注目すべきはディフェンシブセクターの割合です。これには食料品、医薬品、電気・ガス、鉄道、通信など、日常生活に必要なサービスを提供する企業が含まれます。これらのセクターは景気の波に比較的影響を受けにくく、安定した配当が見込めるため、高配当ETFの魅力をさらに高めています。
- 日経高配当株50ETF は30%がディフェンシブセクターで、残りはサイクリカル株です。
- TOPIX高配当40指数 は25%がディフェンシブセクターです。
- iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF は45%がディフェンシブセクターで、このETFはディフェンシブが多い傾向にあります。これはiシェアーズが配当の連続性や財務の安定性などを厳選したフィルターを通しているからと考えられます。
このように、各ETFの銘柄構成とセクター分類を理解することは、投資のリスクとリターンを評価する上で非常に重要です。高配当ETFを選ぶ際には、これらの情報を活用して、自分のリスク許容度と投資目的に最適なETFを選択することが推奨されます。
株価推移と市場の動向
過去のデータを見ると、高配当ETFは市場全体に比べて比較的安定したパフォーマンスを維持しています。特に、日経225指数との比較では若干劣る結果が見られますが、これは高配当株が持つ安定志向の性質によるものです。この特性は市場の変動が激しい時に投資家のリスクを軽減し、安定した収益を提供することが期待されます。
日経225との比較
具体的には、日経225との比較で見ると、3つの高配当ETFはほぼ似たようなトレンドを辿っていますが、全体的には日経225のパフォーマンスにはやや劣っています。この差異は、日経225がより成長志向の企業を多く含んでいることから来るもので、成長株の急激な価格変動によるリスクとリターンが高配当ETFには少ないためです。
投資判断の基準
高配当ETFを選ぶ際の大きな魅力は、その配当収入にあります。市場の波に左右されずに比較的安定した配当を期待できるため、株価の短期的なパフォーマンスに惑わされることなく、長期的な視点で投資を考えることが重要です。特に、信託報酬の低さと配当の安定性を比較検討することで、より効果的なポートフォリオのリスク管理と資産成長を図ることができます。
まとめ
高配当ETFは、特に長期的な投資戦略や定年後の収入源として優れた選択肢です。iSM高配が特におすすめであり、その理由は低い信託報酬と安定した組入れ企業にあります。日高配50や大高配40も優れた選択肢であり、投資家のニーズに応じて選ぶことができます。
高配当ETFに投資することで、市場の不確実性に対するある程度の保護を確保しつつ、安定した収入を求めることが可能です。興味のある方は、各ETFのさらなる詳細をチェックして、自分に合った投資を見つけてください。皆さんの投資旅行が成功に満ちたものになりますように。
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