PR

【マリオット系ホテルブランド比較】コートヤード・フォーポイント・スプリングヒル・フェアフィールド(セレクト系の比較)

応援する
海外生活役立ち情報
この記事は約9分で読めます。

仕事やプライベートで海外へ行くたび、マリオット系列のホテルを利用することが多くなりました。その際いつも悩ましいのが、同じマリオットグループでも「セレクト系」と呼ばれるブランド群から、どのホテルを選べばいいのかという点です。

アメリカで宿泊する場合、私がよく利用するのはマリオットのセレクト系、つまりフェアフィールド、コートヤード、フォーポイント、スプリングヒルあたりです。これらに加え、マリオット以外でもホリデー・インやハンプトンインといった選択肢もありますが、マリオット系で揃えるとポイントプログラムを一本化できるため、ステータス獲得やポイント活用がしやすいのが魅力です。

しかし、大都市や地方都市問わず、こうしたブランドはほぼ同じような価格帯で並んでおり、それぞれ微妙なコンセプトやサービスの違いを理解しないと、どれを選べばよいか判断に迷ってしまいます。

そこで本記事では、マリオットのセレクト系ブランドであるコートヤード、フォーポイント、スプリングヒル、フェアフィールドに焦点を当て、それぞれの特徴や違いを整理してみました。

Steven
Steven

こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
投資に関してや、アメリカ生活についてのブログを書いております。よろしければXもフォローいただけると幸いです。

本日の記事のポイント

・各セレクトブランドには、それぞれ異なるテーマやコンセプトがある
・価格帯は概ね横並びだが、細かな要素で差がつく
・おすすめの使い方:
フォーポイント:リーズナブルな価格重視
コートヤード:少し質感のある滞在を求めるビジネス客向け
スプリングヒル:家族旅行やゆったり滞在向け
フェアフィールド:シンプルかつ無料朝食付きでビジネス利用に最適

関連記事も併せてどうぞ。

マリオット系ホテルとは

black and grey bedspread on bed and pillow
Photo by Pixabay on Pexels.com

マリオットは世界最大級のホテルチェーンで、全世界に8,000を超えるホテルを展開しています。アメリカ発祥で、ビジネス・レジャー問わず幅広い層から利用されています。

有名なところでは、リッツカールトンやJWマリオットなどの高級ラインもあれば、ビジネス・観光の拠点として使いやすいコートヤードやフェアフィールドなども多数あり、ブランドごとにサービスや価格帯が異なります。

さらに、スターウッドグループを統合したことでシェラトンやウェスティンなどのブランドも傘下に収め、選択肢の幅は一層拡大。最近ではMGMグループとの提携によってカジノリゾートも利用可能となり、特にラスベガスではマリオットポイントを活用したリーズナブルな宿泊がより身近になっています。

今回は、そんなマリオットの多彩なブランドの中から、比較的手頃な価格帯でビジネスやカジュアルな旅行にぴったりな「セレクト系」—コートヤード、フォーポイント、スプリングヒル、フェアフィールド—に注目してみましょう。

これらの中から、各ブランドに実際の差異があると思われる項目をもとに、以下の表にまとめました。


差別化項目コートヤード・バイ・マリオットフォーポイント・バイ・シェラトンスプリングヒル・スイートフェアフィールド・バイ・マリオット
客室の広さ・レイアウト中~広いスタンダードルーム。洗練されたデザインシンプルでややコンパクト全室スイートで広々、レイアウトに工夫(リビング+寝室分離)シンプルなスタンダードルーム
朝食サービス基本有料(場合によりオプションあり)有料が基本無料朝食が充実、ファミリー向けのメニューも無料朝食付き
ダイニング・レストランオンサイトレストラン・カフェが併設。シンプルなダイニング基本はない基本はない
ビジネス施設の充実度充実したビジネスセンター・会議室あり。簡易なビジネスセンターのみ。簡易なビジネスセンターのみ。簡易なビジネスセンターのみ。
共用施設の充実度ジム、プール、ラウンジ、屋外中庭など設備充実。共用スペースはシンプル。広いフィットネス、プール、共用ラウンジが特徴。共用スペースはシンプル。
内装デザイン・雰囲気洗練され落ち着いたモダンな内装。シンプルで実用的、時に古さを感じる。明るくカジュアル、ファミリー向けの温かみ。シンプルで機能重視、飾り気控えめ。
家族向け設備一部ファミリー対応(部屋の広さなど)。家族向けの設備はあまり重視しない。キッチン付き、広いリビングなど家族向け設備が豊富。基本的な設備で家族向けとは言い難い。
その他付加価値ブランドの信頼性・ポイント活用が強み。コストパフォーマンスに優れるシンプルな体験。快適な広さとファミリー向けのサービスが際立つ。効率的な運営と無料朝食の価値。

コートヤード(Courtyard by Marriott)

コンセプト:「前に進むためのすべてがここにある」

1983年創業のコートヤードは、世界中に1,200以上のホテルを展開しています。ビジネスパーソン向けのブランドとしてスタートしましたが、近年は観光地やリゾートエリアへの進出も増え、ビジネス・レジャー両面で使いやすい存在になっています。

朝食は基本的に有料で、併設のレストランやスターバックスで食事が可能。ビジネスセンターやフィットネス、プールなど、設備は充実しています。中庭を備えたホテルが多く、ホッと一息つける屋外空間があるのも特徴です。

個人的印象
コートヤードは少し上質なビジネスホテルという感じ。無料朝食はないので、家族旅行ではコスパ面で不利かもしれませんが、ビジネス利用なら快適な滞在が望めます。

フォーポイント(Four Point by Sheraton)

コンセプト:「くつろぎのあるステイを」

1997年に誕生したフォーポイントは約450店舗を展開し、主にビジネス客向け。小規模なコンベンションやセミナーが開ける会議室があるほか、モダンな共用スペースやバーが併設されたホテルも多いです。

朝食は原則有料で、客室はコンパクト。比較的リーズナブルな価格設定が特徴で、もともとシェラトン系ブランドだったこともあり、店舗によってはリノベーションが追いつかず、やや古い印象のホテルも残っています。

個人的印象
フォーポイントは価格重視で、ちょっとお得感を求める人に向いています。最新設備はコートヤードに及ばないこともありますが、コスパを考えると十分満足できるでしょう。

スプリングヒル(SpringHill Suites by Marriott)

コンセプト:「普通じゃない宿泊体験を、少しの余裕とともに」

1997年誕生、約450店舗を持つスプリングヒルは、ファミリーやグループ利用を想定した広めの客室が最大の特徴。キッチンやソファが備わったスイートタイプの部屋が多く、リビングとベッドエリアを仕切って使えるため、家族連れにぴったりです。

朝食は無料提供が基本で、共用スペースやフィットネス、プールなど設備も充実。元々フェアフィールドをリノベーションしてスプリングヒルにするケースも多く、よりファミリー向けに特化した設計となっています。

個人的印象
スプリングヒルは家族での長期滞在に最適。広々とした部屋と無料朝食は、家族旅行のコストパフォーマンスを高めてくれます。

フェアフィールド(Fairfield by Marriott)

コンセプト:「シンプルな美しさと機能性」

1987年誕生、世界で1,100以上展開するフェアフィールドは、ビジネス利用者を主対象にしたシンプル&機能的なホテル。無料朝食が標準で付くため、出張者にはうれしいポイント。客室は必要最低限の設備に絞られ、アメニティや共用スペースも実用的で無駄がありません。

個人的印象
フェアフィールドは「無料朝食付きのビジネスホテル」という感じ。価格も手頃で、余分なものはいらないけれど、快適に過ごせる環境が欲しいビジネス客には理想的です。

Steven
Steven

全部同じかと思ったけど、やっぱりそれぞれコンセプトがあるんだね。部屋の造りは似ていることが多いけど、ロビーや外観は微妙に違うかも。

価格帯の違い

black laptop placed on table
Photo by Pixabay on Pexels.com

コンセプトに続き、次は価格の違いを見てみましょう。

ただし、ホテルの建設時期、リノベーションの有無、立地条件などにより、価格は大きく変動します。そこで、ホテルが密集している特定の地域で複数のデータを取得し、平均値を計算してみました。

場所フォーポイントフェアフィールドコートヤードスプリングヒルシェラトンウェスティンマリオット
シカゴ
(空港近郊)
¥20,520¥19,440¥21,195¥23,355¥23,625¥24,165¥23,895
デトロイト
(空港近郊)
¥18,636¥21,347¥21,199¥21,481¥26,197¥31,889¥23,433
ニューヨーク
(タイムズ・スクエア近郊)
¥28,215¥28,620¥25,920¥28,080¥39,555¥39,420¥61,290
ロサンゼルス
(空港近郊)
¥25,679¥30,831¥31,147¥33,079¥30,191¥31,882¥37,311
オーランド
(ディズニーワールド)
¥22,949¥19,913¥19,912¥25,059¥32,500¥33,846¥49,948
平均¥23,200¥24,030¥23,875¥26,211¥30,414¥32,240¥39,175

価格を見ると、フォーポイント < フェアフィールド = コートヤード < スプリングヒルの順で価格が上がっています。私の経験上も、やや安価なオプションを探しているときは、フォーポイントに泊まることが多いです。

ただし、セレクトブランドからプレミアムブランドに移ると、価格が大きく跳ね上がることがわかります。特に、ニューヨークのマリオットやシェラトン、ウェスティンは他の地域と比べてもかなり高価です。これは、ニューヨークの物価や立地の良さが反映されているのかもしれません。

Steven
Steven

フォーポイントはコスパ、フェアーフィールドは朝食付きビジホ、コートヤードはちょっと贅沢、スプリングヒルはファミリー向けだね。

関連記事

ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち

「どうせ作るなら、いちばんポイントが多いタイミングで」がクレカ選びの鉄則。
下のリンクはすべて“紹介ボーナス付き”で貼っています。もちろん僕にも紹介マイルが入りますが(笑)、あなたのほうにも追加ポイントがつくおトクな仕様になっています。気になるカードがあれば、ぜひ活用してみてください。
なお、「他のブロガーさんのリンクのほうが条件いいかも?」と思ったら、ぜひそちらを使ってください。投資家マインドは“どこから入会するか”で差がつきますからね。

カード名 年会費 現在の紹介オファー 過去最高オファー お得度温度計 向いている人
Marriott Bonvoy Boundless VISA $95 250,000P(50,000 x 5泊)≈$1,750 同左(過去最高) ★★★★★ 年3泊以上マリオット派
IHG Premier Mastercard $99 180,000P(160,000+紹介20,000)≈$900 300,000P(5泊) ★★★★☆ ホリデイイン好き
Hilton Amex Surpass $150 130,000P+紹介20,000P ≈$700以上 130,000P+1泊無料 ★★★★☆ ヒルトン系に泊まる人
Delta Amex Gold $0(初年度)/$99 80,000マイル+紹介20,000 ≈$960 同左(過去最高) ★★★★★ スカイチーム常用
Amazon Prime VISA $0 $150ギフト券(紹介含む) 同左(過去最高) ★★★★★ Amazon愛用者

米国MarriottのVISAカード(Marriott Bonvoy Boundless VISA)

  • 年会費:$95

  • 年1回のFree Night(35kP)特典だけで年会費($95)は黒字化可能

  • 自動でシルバーエリート+宿泊実績15泊が付くので、出張族なら“ほっといてもゴールド”圏内
  • ANA/JAL含む40社に3:1でマイル移行できる“旅の現金”

現在の紹介オファー:250,000ポイント(50,000×5泊)≒ $1,750相当
過去最高:
今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「MAX水準」

米国IHGのMasterカード(IHG Premier Mastercard)

  • 年会費:$99

  • 継続するだけで年1泊分(40kポイント)が無料でもらえる。

  • 4泊目無料が神ルール。長期旅行でコスパ最強

  • プラチナ自動付与 → チェックイン時の部屋アップグレード率が高め(体感7割)

現在の紹介オファー180,000ポイント(160,000+紹介20,000)≒ $900相当
過去最高:300,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「かなり良い」

👉 このカードでポイントをGETする


米国ヒルトンのAmexカード(Hilton Honors Amex Surpass)

  • 年会費:$99

  • ゴールド会員自動付与朝食無料アップグレード(これが強い)

  • 年間$15,000利用で無料宿泊1泊
  • レストラン・スーパーで高還元

現在の紹介オファー:130,000P+紹介20,000P(計150,000P)
過去最高:
130,000P+1泊無料宿泊
お得度温度計:★★★★☆

👉 このカードでポイントをGETする

米国DeltaのAmexゴールドカード

  • 同行者8人まで受託手荷物無料 → 家族旅行で往復$160超の節約に。

  • 優先搭乗で荷物棚確保、スムーズな移動に貢献

  • マイル有効期限なし → “将来のビジネスクラス”にも使える

現在の紹介オファー:80,000マイル(+紹介20,000)≒ $960相当
過去最高:今回のオファー

お得度温度計:★★★★★「過去最高!」

👉 このカードでポイントをGETする


米国AmazonのVISAカード

  • Prime会員ならAmazon 5%/Whole Foods 2%還元

  • 年会費ゼロ・外貨手数料ゼロ → 旅先決済でも活躍

  • 即日番号発行→セール駆け込みもOK

現在の紹介オファー:$150ギフト券(紹介ボーナス込み)
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「常におすすめ」

👉 このカードでポイントをGETする

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

今回はマリオット系列の中でもセレクトホテルの比較を行ってみました。

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。毎週月曜日6時AMには経済指標をツイッターでまとめて発信しております。またコメントも頂けると幸いです。 これからもアメリカの現地の声を届けていければと思っております。@StevenToshiCH

それでは、ありがとうございました。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へにほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました