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100万円から3500万円まで ― 資産マイルストーンで学んだ節約と投資のリアル

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投資
この記事は約7分で読めます。

資産形成というと投資や副業の話が目立つけれど、僕の最初の一歩はもっとシンプルでした。28歳、結婚前。奥さんに「結婚資金は自分で出して」と言われたことがすべての始まりです。親が援助してくれると思い込んでいた僕にとって、それは衝撃であり、同時に人生を変えるターニングポイントでした。ここから、100万円から始まり3500万円に到達するまでの資産形成ストーリーが始まります。


Steven
Steven

こんにちは、Stevenです。 @StevenToshiCH
株、アメリカ旅行、アメリカ駐在について発信しています。よろしくお願いいたします。


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100万円達成までの道

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Photo by Tara Winstead on Pexels.com

1. 節約を“目的”に変える

最初の100万円を貯めるまでに一番大事だったのは、節約を苦行にしないこと。奥さんとの結婚資金という明確な目的があったからこそ、自然と財布の紐を締めることができました。

2. 実際にやったこと

当時の給与は手取りで月25万円ほど。家賃は賃貸で5万円、車は所有していたがローンはなし。さらにボーナスが年2回、手取りで50万円ほどありました。いままではそのボーナスを旅行に使い、月の給与もゴルフや服、飲み会に消えていき、お金が貯まることはありませんでした。

それをこの時から大きく変えました。ボーナスは手を付けず貯蓄へ、毎月も3万円を積み立てると決めて、ようやくお金が増えていったのです。

  • 服は必要最低限。流行を追わない
  • 飲み会は厳選して参加
  • 外食は控え、自炊中心に
  • タクシーは使わず、できるだけ歩く

正直、やってみると「思ったほど幸福感は減らない」と気づきました。むしろ、計画的に支出をコントロールできることに満足感があったんです。

3. 金銭感覚の変化

この時期に得た最大の学びは「お金を意識する」ということ。収入が少なくても、支出を管理すれば100万円は必ず積み上がる。結婚というイベントが僕にとっての“お金の学校”でした。


500万円(30歳・初めての海外赴任)

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Photo by Thiago Giardini on Pexels.com

1. 海外赴任のワクワクと現実

30歳で夢だった米国赴任が決まりました。ワクワク感は大きかったものの、実際の給与はトレーニー扱いで手取りは少なく、思っていたほど経済的には余裕のある生活ではありませんでした。1年半の短期赴任で、現地で買ったものはすぐに処分しなければならず、資産形成に直結するわけではありませんでした。

2. 続けたこと、始めたこと

海外赴任中は妻の収入がゼロに。彼女は僕と同じくらい稼いでいたので、家庭全体の手取りはむしろ減少しました。ただ、結婚して二人で行動することが増えたため、自然と無駄な飲み会やイベントが減り、結果的にお金は貯まりやすくなりました。

  • 手取りは約30万円に増加、ボーナスも100万円規模に
  • 住居は社宅で家賃5万円、赴任中は会社負担で実質ゼロ
  • 車は独身時代のものを引き継ぎ利用
  • 妻の給与や日本からの赴任給与はほぼ手を付けず貯蓄へ回し、年間200万円ペースで積み立て
  • 自社株を中心に投資を開始(個別株はまだ試行段階)

3. 学び

500万円に至った最大の要因は「継続力」。収入が増えなくても、生活レベルを上げずに積み立て続けることで、資産は必ず積み上がっていくことを実感しました。


1000万円(32歳・マンション購入直後)

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Photo by Emre Can Acer on Pexels.com

1. 借金と資産形成のはざまで

32歳で日本に帰任したタイミングで中古マンションを購入しました。物件価格は約3,500万円で、親から約1,000万円の援助を受け、残り2,500万円をローンに。金利は0.5%と低く、月々の返済は7万円程度に抑えられたため、生活の維持費を大きく上げる必要はありませんでした。給与は手取りで35万円ほど、ボーナスも150万円規模。ローンを抱えつつも住み替え可能な余裕のある設計でした。

2. 投資スタイルの変化

  • 個別株は損切りルールでうまくいかず、長期保有できない
  • ETF積立をメインにシフトし、特に世界株を淡々と積み立てるスタイルへ
  • 独身時代から持っていた妻や自分の小遣いも世界株に投入(家計とは別管理)
  • コロナ禍で支出が減り、貯金ペースも加速

3. 学び

1000万円に到達したとき、不思議と大きな達成感はありませんでした。500万円の頃とやっていることはほとんど変わらず、投資に回せる額が少し増えただけ。ただしステップアップのスピードが早かった分、複利効果を十分に感じられる前に次の段階へ進んでしまった印象です。ここで実感したのは、「最初の1000万円は節約と貯蓄の力で到達できる」ということでした。 1000万円に到達したとき、不思議と大きな達成感はありませんでした。むしろ「投資がうまくいった」というより「地道な貯蓄が勝った」という感覚。ここで実感したのは、「最初の1000万円は節約と貯蓄の力で到達できる」ということでした。


3000万円(36歳・再び米国赴任)

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Photo by Pixabay on Pexels.com

1. 余裕を持って臨んだ二度目の海外赴任

33歳で2度目の米国赴任。すでに資産は2000万円を超えており、投資歴も5年以上に。毎月の資産変動は100万円単位となっても動じず、むしろ投資そのものを楽しめるようになっていました。節約よりも投資が中心の趣味になり、日々のアップダウンにワクワクできる余裕が出てきたのです。

給与は手取りで40万円を超え、ボーナスも1回で200万円近く。物価の高いアメリカでも、それに見合う物価手当が支給され、節約すれば日本以上のペースでお金が貯まる環境でした。妻も現地で仕事を始め、年間1万ドルほどを稼げるようになったのも大きな追い風。

前回の赴任は1年半と短期で、家具や車の購入費がそのままコストになっていましたが、今回は4年スパン。さらに、日本の自宅マンションを貸し出して家賃収入として年間100万円ほどを得られる状態に。こうして年間500万円ペースで資産が積み上がっていきました。

2. 株式資産の加速

2023年末には株価が大きく上昇し、含み益が100万円を超えたと思ったら200万円、300万円と一気に積み上がりました。ローン残高を資産が上回り、借金からの解放感を得たのもこの頃です。とはいえ、その後の相場変動で月単位で100万円以上減ることもあり、「含み益は幻」という現実も痛感しました。

3. 家族との関わり

妻はこの頃から自分の小遣いでNISAを始め、息子用にもジュニアNISAを運用。160万円の元本が倍になり、社会人になるまで保有予定です。家族単位で資産形成に取り組む意識が芽生えたのもこの時期でした。

4. 学び

  • 投資は資産を加速させるが、変動も大きい
  • 含み益は安心材料ではなく、配当や確定益こそが安定を生む
  • 資産が増えると「仕事や人生の選択肢」が広がる
  • ただし、アメリカ赴任中は制度の違いで十分に買い増しできなかったのがネック。日本では株式投資の積み増しができず、アメリカでは少額しか投資できない。今振り返れば、日本を出るタイミングでまとまった金額を株式に投入しておけばよかったと強く感じている。

全体の振り返り

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Photo by Asad Photo Maldives on Pexels.com

1. やってよかったこと

  • 早めに資産の上下を経験し、メンタルを鍛えられた
  • 節約と貯蓄の習慣を20代で身につけたこと
  • 支出のコントロールを徹底できたこと。100万・500万の時に培ったメンタルは今でも役立ち、生活費を上げずに暮らせる基盤になっている。その結果、給与が上がればその分が丸ごと貯金に回り、加速度的に資産が増えていった

2. もっと早くやればよかったこと

  • 社会人1年目から少額でも投資を始めていれば、複利の恩恵をもっと受けられた
  • 投資を本腰入れて始めたのは30歳頃だったが、手取りの10%を投資、もう10%を貯金にという習慣を最初から持っていればさらに良かった
  • 結果として全世界ETFに落ち着いたが、そこに至るまでの個別株での失敗や試行錯誤も大事な経験。失敗してもよい金額でトライするのが重要だと感じた
  • 社会人1年目から少額でも投資を始めていれば、複利の恩恵をもっと受けられた

3. 人生の変化

  • 資産マイルストーンごとに大きな生活変化はないが、旅行はより豪華に
  • 100万円単位の出費でも資産形成ペースには響かない余裕を実感

4. 読者へのメッセージ

最初の100万円は「節約」、500万円・1000万円は「継続」、3000万円からは「投資による加速」。5年続ければ誰でも相場のアップダウンを経験でき、その経験こそが最大の資産になる。



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過去最高:
130,000P+1泊無料宿泊
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