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海外駐在から帰国して1000万円あったらどうする?

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投資
この記事は約8分で読めます。

「いま1000万円日本にあるけど、どうするのがいいかな?」

先日、日本に本帰国する友人からこんな相談を受けました。 彼は米国駐在を終え、現地での生活費は会社から支給されていたため、 日本の口座にはほとんど手をつけずに1000万円近い貯金が残っていたのです。

これは実は珍しい話ではなく、駐在員あるあるとも言えます。 僕自身も、米国生活で家賃・保険・車などが会社負担だったことで、自然と現金貯金が増えています。

でも大事なのは、

この貯金をどう活かして”自由”を得るか?

という視点なんです。

Steven
Steven

こんにちは、Stevenです。 @StevenToshiCH
株、アメリカ旅行、アメリカ駐在について発信しています。よろしくお願いいたします。


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❌よくあるNGな使い方

a woman with a written word on her hand
Photo by Polina Tankilevitch on Pexels.com

「帰国したし、ご褒美でアルファード買おうかな〜」

・・・ちょっと待った!

車や家電、外食でパーッと使ってしまうのは簡単ですが、 それって過去の自分の努力を“浪費”で終わらせる行為でもあります。

たとえば、

  • 1000万円を年利5%で運用すれば、年間50万円の不労所得。つまり月4万円ちょっとの収入は「小さなパートタイマーが自分の代わりに働いてくれる」感覚

お金に働いてもらえば、

  • 2000万円 → 月8万円
  • 3000万円 → 月12万円

と、どんどん“労働代替”の感覚が強くなってきます。


😨 でも全部投資も怖い?

「全部投資に突っ込んだら、損したら怖い…」

その気持ち、よくわかります。 特に投資初心者が突然の暴落に巻き込まれると、心理的にかなりしんどいもの。

仮に1000万円が1ヶ月で500万円に。 これは1年分の手取りが吹っ飛ぶのと同じ衝撃です。

だからこそ、焦らずゆっくり投資に慣れていくことが大切なんです。


🛡 戦略:2年かけて投資していく

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Photo by Lukas on Pexels.com

僕がオススメしているのは、

2年間かけて徐々に投資に慣れていく”時間分散”戦略(ドルコスト平均法)

リーマンショック級の暴落が起きても、2年程度で市場は回復してきた歴史があります。 つまり、

  • 投資を始めたあとに暴落が来ても、その後の回復を取り込める
  • 暴落が来なければ、利益を積み上げて心理的バリアを築ける

どちらでも損しにくいんですね。

💡 ドルコスト平均法ってなに? → 毎月コツコツ同じ金額で買うことで、価格が高いときは少なく、安いときは多く買える仕組み。 つまり、“安くたくさん・高く少し”を自動でやってくれる買い方です!


💰 結論:1000万円をこう分けよう!

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Photo by Michael Steinberg on Pexels.com
用途金額ポイント
現金(死守)500万円緊急時の生活防衛費として。1〜2年分の生活費目安
投資(攻め)500万円年間240万円×2年でNISAに投入

死守の500万円は、安心の源。 一方で攻めの500万円は、未来の収入源を育てるためのタネ銭です。


🛠 投資のステップ:どう運用する?

ステップ1:証券口座+NISAの準備

  • SBI証券(最安の手数料)
  • 楽天証券(ポイント活用派)
  • 店舗型でもOK(手数料は高めだが、やらないよりずっとマシ)

📝 NISAとは? 投資利益が非課税になる国の優遇制度です。

  • 年間360万円まで(2024年〜)
  • 最大1800万円までの非課税投資枠
  • 配当・売却益もすべて非課税!

ステップ2:2年かけて500万円を投資

  • 年間240万円(= 月20万円)のペース
  • ドルコスト平均法で価格変動リスクを低減

ステップ3:投資商品はこう選べばOK

内容理由
インデックスETF(半分)S&P500 / 全世界株長期的に安定成長しやすく、分散が効く
自由枠(残り半分)VYM(高配当)や個別株など優待・配当でモチベ維持、自分の好きな企業に投資

🧮 インデックス投資ってなに? → 株式市場全体をまるっとまとめて買う方法。個別株を選ばず、広く分散して投資します。

例えるなら、「野球部全体に投資する」イメージ。 1人のエース(個別株)が不調でも、チーム全体でカバーできます。 調子の悪い選手は自動で補欠と入れ替えてくれるようなもの。

インデックス投資は「甲子園常連校」みたいに安定感抜群。大阪桐蔭の選手、絶対だれかはドラフトいきますよね?

🎲 個別株は「地元の期待高校のエース」への投資。ワクワクするけど、ドラフトにかかるかは不確実です。

だからこそ、両方をバランスよく持つのが正解なんです。

📌 ETF選びは中身も大事ですが、手数料にも要注意!

  • 年間期待リターンが5〜7%でも、手数料が高ければ差し引きリターンが減ってしまう
  • eMaxis Slimシリーズなど、0.1%以下の優良ETFがおすすめ
  • 資産が1000万円の場合:
    • 手数料2% → 年間20万円
    • 手数料0.1% → 年間1万円 → 差額19万円!

🎯 僕のおすすめは「全世界株ETF」です。

30年前が異常なバブルだっただけ

❓ よくある質問(FAQ)

question marks on paper crafts
Photo by Leeloo The First on Pexels.com

Q1. 投資ってギャンブルじゃないの?

A. 全く違います。

ギャンブルは、みんなからお金を100集めたらそのうち5〜50くらいを胴元(親)が取って、残りを一部の人に集中して分配する仕組み。つまり、誰かが得をするために誰かが損をする“ゼロサムゲーム”です。

一方で投資は、みんなから100集めたお金を企業が使って事業を回し、120〜150といった売上や利益を生み出します。その余剰分を投資家みんなに分配していく“プラスサム”の仕組みです。

この事業が成功するか失敗するかといったことで株価に影響を与えて存したり得したりすることでギャンブルと混合されがちですが、どの企業も世の中のためになる事業を通してお金を稼いでいくわけですから、性質が異なります。

つまり、ギャンブルは奪い合い。投資は育て合い。


Q2. 今のタイミングで投資しても大丈夫?

A. はい、大丈夫です。

市場は常に変動しており、「完璧な買い時」は誰にもわかりません。 だからこそ、今すぐ始めてドルコスト平均法でリスク分散することが最も再現性の高い方法です。

もちろん後ろを振り返ればあの時投資しなければよかったとなる可能性は否定できません。損をするかもしれません。ただそれは今のタイミングではだれにもわからないのです。そのため、リスクを減らすために少額で徐々に積み立てていくということをお勧めします、


Q3. NISAとiDeCoの違いは?

A. 引き出しの自由度と節税効果が違います。

比較項目NISAiDeCo
非課税枠年間360万円(新NISA)年間14万円〜81.6万円(職業で異なる)
引き出しいつでも可能原則60歳まで引き出し不可
節税効果売却益・配当が非課税掛金が所得控除されて節税に

どちらも併用OK!ただし、生活資金として柔軟に使いたい人はNISAが先です。


Q4. 投資して損したらどうすれば?

A. インデックスと個別株で対応が違います。

【インデックス投資の場合】 経済活動が続く限り、インデックス(=市場全体)はいずれ回復します。 だからこそ、なにもしないのがベスト。 下がったときこそ積み立てを継続すれば、将来の平均取得単価も下がってむしろ有利になります。

【個別株の場合】 まず、自分がその株を買った理由を思い出してください。 たとえば「ココイチのカレーが好きでよく食べるから壱番屋の株を買った」という場合、

  • 株価が下がった理由が“カレーの味が落ちた”とか“不祥事で評判が地に落ちた”なら → 売却を検討
  • でも「おいしいカレーは相変わらず食べられる。売上も堅調」なら → 持ち続けてOK

つまり、あなたが買った理由が壊れていないなら、その株も壊れていないということです。


Q5. 住宅ローンがあるけど投資してもいいの?

A. 住宅ローンの金利が1%未満なら、投資の方がリターンが期待できます。

ただし、無理は禁物。生活費や教育費を削ってまで投資に回すのはNG。 あくまで「余裕資金」で投資をしましょう。


Q6. おすすめのETFは?

A. 迷ったら以下の3つでOKです。

  • eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • eMaxis Slim 米国株式(S&P500)

どれも低コスト・高実績の「鉄板ETF」なので、最初の一歩として安心して選べます。

オールカントリーは名前の通り全世界に分散されており、S&Pはアメリカの優良企業500社に分散されております。ただ株式市場の世界では全世界の半分以上はアメリカの株式のため、実はどちらを買ってもあまりパフォーマンスは変わりません。お好みでどうぞ。

📝 最後に:未来の自分に「ありがとう」と言える選択を

1000万円というまとまった資金は、人生で何度も訪れる機会ではありません。

一瞬の贅沢に消えてしまうのか。 未来を支える土台となるのか。

その差は、たった数年で大きく広がります。

  • 家族との時間を大切にしたい
  • 好きな仕事を選べる余裕がほしい
  • いつでも「NO」と言える選択肢を持ちたい

そんな未来を、今の一歩から一緒に育てていきましょう。


ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち

「どうせ作るなら、いちばんポイントが多いタイミングで」がクレカ選びの鉄則。
下のリンクはすべて“紹介ボーナス付き”で貼っています。もちろん僕にも紹介マイルが入りますが(笑)、あなたのほうにも追加ポイントがつくおトクな仕様になっています。気になるカードがあれば、ぜひ活用してみてください。
なお、「他のブロガーさんのリンクのほうが条件いいかも?」と思ったら、ぜひそちらを使ってください。投資家マインドは“どこから入会するか”で差がつきますからね。

カード名年会費現在の紹介オファー過去最高オファーお得度温度計向いている人
Marriott Bonvoy Boundless VISA$95150,000P(50,000 x 3泊)≈$1,100同左(過去最高)★★★★☆年3泊以上マリオット派
IHG Premier Mastercard$99180,000P(160,000+紹介20,000)≈$900300,000P(5泊)★★★★☆ホリデイイン好き
Hilton Amex Surpass$150130,000P+紹介20,000P ≈$700以上130,000P+1泊無料★★★★☆ヒルトン系に泊まる人
Delta Amex Gold$0(初年度)/$9980,000マイル+紹介20,000 ≈$960同左(過去最高)★★★★★スカイチーム常用
Amazon Prime VISA$0$150ギフト券(紹介含む)同左(過去最高)★★★★★Amazon愛用者

米国MarriottのVISAカード(Marriott Bonvoy Boundless VISA)

  • 年会費:$95

  • 年1回のFree Night(35kP)特典だけで年会費($95)は黒字化可能

  • 自動でシルバーエリート+宿泊実績15泊が付くので、出張族なら“ほっといてもゴールド”圏内
  • ANA/JAL含む40社に3:1でマイル移行できる“旅の現金”

現在の紹介オファー:150,000ポイント(50,000×3泊)≒ $1,100相当
過去最高:
150,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「お得」

米国IHGのMasterカード(IHG Premier Mastercard)

  • 年会費:$99

  • 継続するだけで年1泊分(40kポイント)が無料でもらえる。

  • 4泊目無料が神ルール。長期旅行でコスパ最強

  • プラチナ自動付与 → チェックイン時の部屋アップグレード率が高め(体感7割)

現在の紹介オファー140,000ポイント≒ $700相当
過去最高:300,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「お得」

👉 このカードでポイントをGETする


米国ヒルトンのAmexカード(Hilton Honors Amex Surpass)

  • 年会費:$99

  • ゴールド会員自動付与朝食無料アップグレード(これが強い)

  • 年間$15,000利用で無料宿泊1泊
  • レストラン・スーパーで高還元

現在の紹介オファー:130,000P+紹介20,000P(計150,000P)
過去最高:
130,000P+1泊無料宿泊
お得度温度計:★★★★☆「お得」

👉 このカードでポイントをGETする

米国DeltaのAmexゴールドカード

  • 同行者8人まで受託手荷物無料 → 家族旅行で往復$160超の節約に。

  • 優先搭乗で荷物棚確保、スムーズな移動に貢献

  • マイル有効期限なし → “将来のビジネスクラス”にも使える

現在の紹介オファー:50,000マイル(+紹介20,000)≒ $600相当
過去最高:
80000マイル
お得度温度計:★★★★☆「お得」

👉 このカードでポイントをGETする


米国AmazonのVISAカード

  • Prime会員ならAmazon 5%/Whole Foods 2%還元

  • 年会費ゼロ・外貨手数料ゼロ → 旅先決済でも活躍

  • 即日番号発行→セール駆け込みもOK

現在の紹介オファー:$150ギフト券(紹介ボーナス込み)
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「常におすすめ」

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