こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
今回はボクが大好きでやまないNasdaq100の中でも、成長率が著しい5銘柄を紹介したいと思います。さいきんは株安で元気がないものの、5年目の株価と比べるとその成長率に驚くはずです。
短期ではなく長期目線で株を応援していきましょう。
上記が現在の世界をリードするスター銘柄であり、絶対に抑えてほしい5社となります。年初来パフォーマンスはひどいものとなっておりますが、5年前の株価からはいずれも6倍以上に膨れ上がっており、テスラにいたっては10倍(10バガー)を達成しております。
こういった急激な成長をするのもグロース企業の醍醐味ですね。
-ちょっぴり自己紹介-
自動車関連会社勤務の30代です。アメリカに赴任しております。日本での証券口座は触れなくなってしまいましたが、アメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。
このブログはこんな人に向けて書いております
・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家
また、ほかの自動車会社の決算や考察も以下で一覧にまとめております。よろしければ見ていただければ幸いです。
Nasdaq100の紹介
・アメリカで初めての電子株式取引所として誕生
・ハイテク株が多く、世界を牽引する株式会社が多数ある
ナスダックは現時点で一番注目されている株式市場です。
もともとはアメリカで初めての電子株式取引所として誕生しました。その性質上多くのベンチャー企業がナスダックで上場をしてきました。
そんなベンチャー企業もやがて大きくなり有名になっても、アメリカでは次の市場に上がっていくという概念はありません。そのため、ハイテク企業を中心としたベンチャー企業がどんどん大きくなっていき、現在はナスダックが世界を牽引するほど大きくなりました。
そんな勢いのある会社がひしめく市場の時価総額TOP100の会社を集めた指数がNasdaq100です。最近有名なレバナスもこの指数をもとにしています。
ナスダックはグロース企業(成長中の企業)かつ大企業が多いのが特徴だね。成長余力がまだまだ大きいのでとても投資妙味のある市場だよ。
上昇率TOP5紹介
さてナスダックの凄さがわかったところで、具体的な銘柄を見ていきましょう。
テスラ(TSLA: Tesla)
まずは5年前より驚異の+1418.04%の成長を見せているテスラの紹介です。
Nasdaq時価総額でも5位(世界でも6位)という最強の会社となっております。知らない方はいないと思いますが、一応簡単に説明します。
テスラは電動自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)を販売している会社です。電動自動車の量産にいち早くこぎつけた会社で、ここ5年で黒字化に成功したことが大きく評価されております。これから世界が環境意識改善のためにBEVに動く流れとなったことも大きく寄与しております。
直近の動きも売上・利益の推移です。かなり急激な右肩上がりを続けていることがわかるかと思います。自動車業界ではコロナの急激な落ち込みでは販売が伸びず、その後の急激な回復には部品がついてこなくて生産ができず、現在はインフレ圧力による素材悪化に苦しんでおります。そんな中でもテスラは外部要因を寄せ付けない強い成長を続けております。
株価の推移も見ていきましょう。黒字化を達成した2020年以降とんでもない急激な株価の伸びが始まっていることがわかるかと思います。テスラは生産している規模・投資額が他の会社と違って莫大でしたので、黒字化したあとの評価の上がり方は異常でした。
惚れ惚れするチャートだね。直近はナスダックは大幅な株安をくらっているけど、長期的にはまだまだ成長余地があると思っている会社だよ。
フォーティネット(FTNT: Fortinet)
5年前より+853.92%の成長を誇っているフォーティネットです。フォーティネットは統合驚異管理(UTM:Unified Threat Management)の開発・製造メーカです。
※UTM=ウイルスやハッキングなどの驚異からコンピューターネットワークを効率的かつ包括的に保護する管理手法
テレワークが一般的となっていることからクラウド化された情報が増えております。そういったセキュリティがとても重要になってきた背景もあり、需要が急激に増えております。今後も間違いなく伸び続ける分野でしょう。
販路は企業に向けてが主となり、ライセンス契約での販売が一般的です。そのため、現在抱えこんでいるユーザーを失うリスクが少なく、安定的な収入が見込めることも強みの一つとなります。
直近の動きも売上・利益の推移です。コロナのタイミングで売上の角度がぐっと上がったことがわかるかと思います。やはりテレワークとの親和性が高いことを物語っています。
株価もコロナ後に急激に伸びていることが確認できるかと思います。アフターコロナに伴って、テレワークをする人の割合が小さくなったとしても、なくなることは間違いなくないと思われます。そうした場合ネットワーク保守は今後も伸び続けることが予想されます。アフターコロナでも安定した成長が見込めそうです。
こんな会社知らなかったけど、とても有望そうな会社だね!テレワークが安心にできるのもこういった会社があるおかげなんだね!
AMD(AMD: Advanced Micro Devices)
5年前より+710.59%の成長を誇っているAMDです。
昔のパソコンといえばインテルのCPUが入っていることが当たり前でしたが、昨今ではAMDも選択肢となりえます。それはAMDのCPUもインテルと同等かそれ以上の能力があり、かつ安いからです。
これを可能にしているのはAMDの回路設計能力が素晴らしいのもありますが、製造を受託しているTSMCがインテルを超える半導体製造を成功させているからです。ただWindowsのパソコンではインテルのCPUを前提とした設計がされているため、CPUがインテルを超えたとしても使い勝手が必ずしも上というわけではなく完全勝利ではない点に注意です。
直近の動きも売上・利益の推移です。現在は半導体の急激な需要増加にともなって製品単価が激増しました。2020年から急激な売上・利益が伸びていることがわかるかと思います。ただ半導体不足も相まってか、次期の利益はそこまでまで伸びておりません。
株価も確認しましょう。やはりコロナのタイミングで在宅需要が高まったことにより一気に株価が増加し始めております。その後半導体不足が叫ばれ始めてから更に株価が上昇しております。今は弱含んでおりますが、半導体不足が続く限りAMDの可能性はまだまだあるでしょう。
最近買ったパソコンはAMDのCPUだったよ。安い・早いでとても満足しているよ
アトラシアン(TEAM: Atlassian Corporation)
5年前より+594.11%の成長を誇っているアトラシアンです。
シドニーに本社をおく、ソフトウェア開発者を対象としたソフトウェア会社です。ただ結構調べましたが、どういった凄さがあるのかと言うのはあまりわかりませんでした・・・
売上はずっと右肩上がりに伸びておりますが、利益が出ておりません。2021年には黒字転換したものの、次期の予定はまた赤字になっております。6/30が今期の最後のため、次の決算で最新の見通しが出てくるはずです。
株価の推移です。売上の伸びと比例してずっと上り調子でしたが、黒字転換を気に一気に弱含んでおります。現在はかなり株価が下がってきておりますが、次の決算のタイミングで上に抜けれるかどうかが注目です。売上はどんどんあがっているので、いつ回収タイミングに入れるのかが注目されているかと思います。
ただ開発者向けの開発ソフトウェアって言うのがどうすごいのかが決算内容以外でわかる方法がないね・・・わからないものは買わない、これは鉄則だから気をつけてね
エヌビディア(NVDA: NVIDEA)
5年前より+565.62%の成長を誇っているエヌビディアです。
「一生一緒にエヌビディア」という造語が株クラの間で生まれたぐらい大型株にもかかわらず高騰したことでも知られています。おもにGPUに強みをもった半導体メーカーです。
AMDはCPUに強く、エヌビディアはGPUに強い会社となります。CPUはパソコンの司令塔の役目をする一方、GPUは映像処理などの単純かつ膨大な高速処理に長けております。そのため、GPUは4K画像をこえるような映像処理を行ったり、暗号資産のマイニング処理をしたり、AI学習に使ったりといった用途が追い風となり昨今では必要性がぐっと上がってまいりました。
売上・利益も2020年を堺に急激なカーブ描いております。また注目はその利益率の高さでしょう。これはファブレスであるがゆえの特徴とも言えます。
株価もコロナで急激な上昇をしております。さらにビットコインが人気となったタイミング一でもマイニング需要からさらに上昇しております。最近はかなり株価が落ち着いてきましたが、右肩上がりで成長する分野ですので、これからもますます伸びると思っております。
高負荷処理にはCPU・GPUのどちらも必須になるからね。ただアップルシリコンのようにどちらも開発してしまう会社が今後のトレンドになるかもしれないから、そういった会社に負けないようにする能力が求められるね
終わりに
いかがだったでしょうか?
NASDAQはやはりテック企業が元気だなと思いました。またアメリカ外の会社が上場をしている点も強いなと感じます。これからもNASDAQ100を注目していきたいと思います。
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH
それでは、ありがとうございました。
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