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【上方修正!】トリドール3Q決算(3397)

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個別株考察

こんにちは、Stevenです。

@StevenToshiCH

今回はトリドール3Qの決算がでて、大幅に株価があがりました。

どんな内容だったか確認していきましょう!

今日の記事のまとめ

・今年度の利益をさらに上方修正! 利益を51億→68億円→113億円へ

収益は維持、しかし利益は増益のからくりは政府助成金

ただし、政府助成金なしでも十分戦えるだけの利益は確保できている


自動車関連会社勤務の30代です。来年からまたアメリカに赴任となってしまいました。赴任時には日本の証券会社とはおさらばとなりますが、向こうでアメリカ株をさらに勉強するチャンスととらえて前向きに頑張ります。

毎週 ①割安日本株を下がすRSIランキング と ②成長株の順張りを狙うグロース株考察 の2本を書いております。毎週2本以上書けば1年で100社の分析ができますからね。どんどん書いていきます。

このブログはこんな人に向けて書いております

株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家

自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家

前回のトリドールの記事はこちらです

トリドール(3397)

・丸亀製麺を主力とした、外食チェーン展開を手掛けるトリドール

・今回上方修正・好調な実績・高い2028年目標の提示

・国内は頭打ち・海外でどこまでやれるかがこれからのキー

トリドールはコロナによる打撃を最小に抑え、V字回復した企業となります。

とくに近年ではうどん弁当がかなり売れており、決算ではかなり好調な様子がでました。

ただし、直近では株がかなり大きく下がっております。

株価分析

2018年に高値を付けておりましたがそれからの株価はパッとしておりませんでした。

その後コロナを経ても順調に株価は回復し続け、今では最近2018年の高値をついにブレイクし、一気に駆け上がっております。

直近は値崩れを起こしておりましたが、今回の決算の発表で息を吹き返しました。

Steven
Steven

200日でしっかり反発し、決算で完全にブレイクアウトしていったね

業績分析

売上はかなりきれいな右肩上がりで上昇を続けており、成長率も問題なしです。2021,2022もコロナさえなければ順調に伸びていたことが予想できます。

売上は据え置いたままですが、利益は51億円→68億円→113億円へと上方修正しております。これは今回コロナによる企業協力金を織り込んでの修正ですね。現在100億円を予定しているため、実力値は13億円となります。

トリドールの特徴は財務にも表れます。有利子負債は結構多く自己資本率もかなり少なめです。海外への攻勢をかけるうえでかなり無理をしたのですが、コロナが直撃しております。

ただし営業によるCFはさすがでかなり高い数字を誇ります。投資もコロナ化であっても緩めておらず、まだまだ余裕がありますね。現金も250億まだあり負債の半分は返せる状態です。

Steven
Steven

グロース特有の伸びをしているといってもいいのではないかな。負債が多い分このコロナには危険が伴うね。

2021年3Q決算確認

さて、直近の決算資料を見てみましょう!

簡単にまとめると

・業績の回復と政府助成金で利益を51億→68億円→113億円へ上方修正(政府助成金100億円)

・現時点で営業利益145億円、達成率オーバーフロー(政府助成金90億円あり)

決算の数字はかなりいいものが出てきました。ただし政府助成金がかなり大きなウェイトが占めているのがわかると思います。

ただ3Qの累計で助成金90億を抜いたとしても55億円の利益が出ているので、このままいけば政府助成金を抜きにしても過去最高益(87億円)をギリギリ抜けるかどうかといったところです。コロナ化でこの状況はかなり立派な数字だと思って居ます。

上方修正した利益が今の累計を下回っているので、これからできるだけ投資を行う予定なんだと思います。決算がいいうちに投資はしたいでしょうからね。

うどん弁当がとにかく売れてるよという説明が出てますね

Steven
Steven

うどん弁当の寄与率えぐくね?

丸亀製麺のセグメントが大幅に回復しているのはかなりプラスですね。

やはり本業がしっかり元気な企業は好感が持てます。

中長期戦略

今年度は売上1550億円ですが、これを5年で倍の3000億円を目指すという目標です。

営業利益率も10%を達成するということは300億円を見込むということです。ちなみに利益300億を達成できたことを見込んだ場合、PERは約18倍となります。

やはり国内でのこれ以上の起業展開はかなり難しいと見込んでいるようで、これからは海外での展開を大きく増やしていきます。海外でこれから伸ばしていこうとしてる業種はM&Aで購入した会社が基本ですので、どういった会社か国内からはわかりにくいのが実情です。

今後のカギは海外店舗の展開が肝となります。正直トリドールにどれだけのノウハウがあるのかというのはかなり不明です。スシローのような寿司といった圧倒的日本が強い分野で、しかもITにかなり特化した店舗だとなんとなくうまくいきそうな絵が描けるのですが、うどん+M&Aで買収した会社でどこまで戦えるのかは僕では測りきれないですね。

Steven
Steven

今後のコロナウイルスの状況も不透明だし、海外での店舗展開がどこまでできるのかっていうところは少し疑問だね。

まとめ

まだまだ伸びる余地はあると思ってます。ただ今後の成長方法が少し不透明です。

こういった内容が株価にも表れているのかなと思います。まだまだボラティリティが高い企業なのかなと思ってます。

個人的には200日を割るまでは持ち続けようと思います。


いかがだったでしょうか?

ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。またコメントも頂けると幸いです。 @StevenToshiCH

それでは、ありがとうございました。

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コメント

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