今回は12月末のカリフォルニア&ネバダを、家族(夫婦+6歳の子ども)でまわってきました。
具体的には、ロサンゼルス→ジョシュアツリー国立公園→ヨセミテ国立公園→デスバレー国立公園という自然三昧なルートをたどり、最後にラスベガスでショーやグルメを満喫する8日間のプランです。
「子ども連れでもこんなに移動して大丈夫?」という声が聞こえてきそうですが、実際には冬ならではの混雑緩和や涼しさに助けられ、楽しさが上回る旅になりました。一方で、早起きや長距離移動、子どもの飽き問題など、親としてはあれこれ工夫が必要でした。
本記事では、日別のスケジュール・費用・観光評価を交えながら、家族旅行ならではの「攻略ポイント」と「注意点」をまとめています。ぜひ、これからアメリカ西部を回りたい方の参考になれば幸いです。

こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
現在アメリカに赴任している30代の会社員で、普段は自動車関連の仕事に従事しています。投資、アメリカ生活、クレジットカードなどの情報を発信しております。
はじめに:夫婦+6歳子どもで冬のロードトリップ

カリフォルニアやネバダの国立公園を巡るロードトリップと言えば、夏のイメージが強いかもしれません。しかし、私たちはあえて12月の冬に決行しました。夫婦だけなら「早起き+ハイペース」で観光地を制覇できるかもしれませんが、今回は6歳の子どもと一緒。子どもは絶景にはそこまで食いつかず、代わりに「マックのプレイエリア」や「プール」を心から楽しんでいました。大人が行きたい場所と、子どもが楽しめる場所をどう両立させるかがカギになるのが、家族旅行の面白さだと思います。
- 旅の時期を冬にした理由
夏場のジョシュアツリーやデスバレーはとにかく暑く、40℃超えも当たり前。しかし冬なら日中は程よく涼しく、外を歩き回るのに最適です。ヨセミテは雪景色が見られる可能性があり、季節ならではの魅力があります。 - 子連れ旅行の難しさと楽しさ
子どもは朝早く起きられないし、ひたすら絶景を巡るだけでは退屈してしまいます。そこで、旅程の中に「マクドナルドのキッズエリア」や「ゲームセンター」「プール」など、ちょっとした息抜きポイントを入れることにしました。大人にとっては付随的な場所でも、子どもは大喜びしてくれます。 - 公園内宿泊の意義
国立公園内の宿泊費は、1泊あたり外よりも200ドル以上高い場合がありますが、朝夕のベストタイムを逃さずに観光できるメリットは絶大。さらに、子どもがぐずり始めたらすぐ宿に戻って休めるので、家族みんなのストレスが減ります。
このように「冬×子連れ×ロードトリップ」の三重奏は大変そうに思えますが、予想以上に充実度が高い旅になりました。本記事では8日間の大まかな流れを紹介しながら、各日ごとに感じたポイントや費用面、子連れ特有の攻略法などをまとめています。夫婦ふたり旅とは異なる目線で、限られた時間と体力をどう使うかの工夫をたっぷりと盛り込みました。ぜひ、同じような家族旅行を考えている方の参考になればと思います。
「子どもが小さいからロードトリップは難しい」と諦める必要はありません。むしろ、子どもの興味やペースを尊重しながら作る旅程は、大人だけでは味わえない思い出を作ってくれます。家族でしか経験できないハプニングや笑い合いをしっかり楽しみながら、冬のカリフォルニア&ネバダの魅力を堪能してみてください。

一冬のカリフォルニア&ネバダって想像つかない方も多いかもしれないけど、「暑すぎない」からめちゃくちゃ快適だったよ。子ども連れでも意外と動きやすいかもしれない。
8日間のざっくり旅程


全体的にはロサンゼルス→ジョシュアツリー→ヨセミテ→デスバレー→ラスベガスという流れですが、実はこれだけでも相当な距離を走ります。子どもがいると長距離移動が苦痛になりがちなので、一日ごとにゴールを定め、無理をしすぎないスケジュールを組むよう意識しました。以下は簡単な日程まとめです。
- Day1:12/24(火)
LAX着後、ホエールウォッチングを楽しみ、夜はLA近郊に宿泊。 - Day2:12/25(水)
ジョシュアツリー国立公園を日帰りで巡り、再びLAに戻る。 - Day3:12/26(木)
朝にLA観光を少し挟んでから北上し、ヨセミテ近辺へ向かう。 - Day4:12/27(金)
ヨセミテ国立公園で主要スポットを満喫したあと、ベーカーズフィールド方面へ。 - Day5:12/28(土)
デスバレー国立公園へ。夕方にはPahrumpに移動し宿泊。 - Day6:12/29(日)
デスバレー再探訪後、ラスベガスへ到着。夜はショーを鑑賞。 - Day7:12/30(月)
ラスベガス市内でグルメやアーケード、さらに別のショーを満喫。 - Day8:12/31(火)
ベガス最終日。朝空港へ移動し帰路へ。
旅行全体の工夫
- 移動の組み立て
ロサンゼルスから近いジョシュアツリーを先に回り、その後北上してヨセミテへ。最後に南下しデスバレー経由でラスベガス入り。子ども連れで距離は長いですが、各日ごとに目標を設定して疲れすぎないよう調整しました。 - 日系スーパー&Trader Joe’s
大きな街を通る際に日本食やお菓子を補充。子どもも慣れた味があると機嫌を保ちやすい。 - 夫婦的こだわり
せっかくのアメリカ西部なので、国立公園の雄大な自然をなるべくコンパクトに楽しみたい。ジョシュアツリー・ヨセミテ・デスバレーと多種多様な景観を一気に回って、さらにラスベガスでショーやバフェを味わうという“欲張りプラン”に仕上げました。
このように、夫婦だけの“駆け足”旅行とは違い、子ども連れならではのテンポで無理なく回れるように調整しています。日ごとの詳細は次のセクションで紹介しますが、要点としては「欲張らず、ゆとりを持つ」ことが成功の秘訣です。

子どもを連れてこれだけ移動すると「大変そう…」って言われるけど、意外とできるものだよ。日々3〜4時間走ればOKで、途中でマクドのキッズエリアなどを活用すれば子どもも飽きないし、大人もリフレッシュできるしね!
日別スケジュール&攻略のコツ
ここでは各日の日程と費用、簡単な評価・コメントを表にまとめつつ、子ども連れならではの実際の感想や注意点を加えています。
Day1(12/24)|LA到着 & ホエールウォッチング



時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
10:30 AM | LAX着(飛行機) | $36 + 135kマイル | – | 子どもがフライトで疲労。デルタクレジットカードのマイルで支払い。 |
11:30 AM | レンタカー (National) | $744 (RAV4アップ) | – | 荷物&子どもでSUVが◎。ヨセミテの雪対策に4WD必須 |
1:00 PM | ホエールウォッチング Rodondo Beach | $130 | ◎ | イルカ・クジラを多数目撃。子どもは大興奮も、船酔い対策要。大人はダウン。 |
5:00 PM | Mitsuwa(日本スーパー)で買い出し | $50 | – | パン・お菓子・飲み物などロードトリップ用に補充 |
5:30 PM | Miyabi Uni(夕食) | $280 | – | 美味しいウニ料理、ここは日本か? |
8:00 PM | Miyako Hybrid Hotel | $430 | ◎ | 日本式バスタブが助かる。子どもも疲れを癒せる |
コツ・注意点
- フライト後に長距離移動は避け、LA近郊で1泊して体を慣らす。
- ホエールウォッチングは当日の天候と波次第で見れないこともあるため、子どもが船酔いしそうなら別プランも検討。
- 子どもコメント:夜は「おふろ最高!」と言って爆睡してくれました。

最初の1日は体力調整が肝心。せっかくLAに来たし、ホエールウォッチングは当たりの日で大満足。子どもは少し波に酔いかけたので、酔い止め持参が必須だったね!
Day2(12/25)|ジョシュアツリー国立公園






時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
8:00 AM | 子ども起床&朝食 | – | – | 夫婦だけなら5時起きだが、子どもの機嫌を優先。余裕を持つ |
10:30 AM | LA→ジョシュアツリー (約2.5H, ガソリン$40) | $40 | – | ドライブ中は音楽・お菓子・タブレットなどで飽きさせない |
11:00 AM | Barker Dam | – | △ | 1マイルトレイル。子どもは少し岩登りを楽しんだが、絶景度は低め |
1:00 PM | Keys View | – | △ | 景色はそこそこだが、砂漠の絶景慣れしているとインパクト弱め |
2:00 PM | Arch Rock | – | ○ | 小アーチ。子どもはロッククライミングを楽しむ |
4:00 PM | Cholla Cactus Garden | – | ◎ | 夕陽を浴びるサボテン畑が美しい。棘が靴に刺さる |
5:00 PM | Skull Rock | – | △ | ドクロ形岩。ネタ的には面白いが5分で十分 |
8:00 PM | CoCo壱番屋 (夕食) | $40 | ◎ | カレーは子どもも大好き。量が多いのでシェアもOK |
9:00 PM | Miyako Hybrid Hotel (2泊目) | – | – | LA戻りだが、荷物移動がなく楽。 |
コツ・注意点
- ジョシュアツリーは半日あれば主要スポットを回れる。子どもは砂漠や岩場に飽きやすいので、短時間でさくっと巡るのが◎。
- Cholla Cactus Gardenは夕方の光がとても綺麗。子どもの手をしっかり握って、サボテンに触れないよう気をつける。
- 子どもコメント:「ドクロの岩よりもマックのほうが楽しい」とのこと…。

ジョシュアツリーは大人目線だと「静かで不思議な砂漠景観」が魅力だけど、子どもには岩遊びの方が興味あるみたい。割とサクッと周って夕方はカレーで締める、いい日だった!
Day3(12/26)|LA観光→ヨセミテへ






時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
8:00 AM | ハリウッドサイン&Chinese Theater | – | ◎ | 手形やサインに子どもは「これ何〜?」と興味津々 |
11:30 AM | In-N-Out Wheeler Ridge | $30 | ◎ | 西海岸名物バーガー。子どもでも食べやすいサイズ |
2:30 PM | Fresno・Trader Joe’sで買い出し | $40 | – | パン・サラダ・お菓子を補充。子ども向けスナックもゲット |
5:00 PM | ヨセミテ・Tunnel View | – | – | 冬は早暗。明日リベンジを決意 |
6:00 PM | Yosemite Lodge Food Court | $40 | ◎ | ピザ・パスタが充実。子どもとシェア可能 |
6:30 PM | Yosemite Valley Lodge | $359 | ○ | 公園内宿泊で朝夕の観光が便利。子どもがぐずってもすぐ部屋に戻れる |
コツ・注意点
- LAでの観光は「ハリウッドサイン+手形だけ」などミニマムに。子どもの集中力が切れたら撤収。
- ヨセミテは冬で日が落ちるのが早い。Tunnel Viewを楽しむなら14〜16時に着きたいところ。
- 子どもコメント:「バーガーおいしかった!」しかしハリウッドサインは「遠いね」で終わり…。

ヨセミテ手前で暗くなると景色がわからず残念。でも公園内に泊まるからこそ、翌朝再挑戦できるのが嬉しい。子どもも車内で寝たり起きたりで、なんとか到着!
Day4(12/27)|ヨセミテ国立公園を満喫





時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
8:00 AM | Tunnel Viewリベンジ(霧あり) | – | – | 冬の朝は霧が出やすい。圧倒的スケールを感じられず少し残念 |
9:20 AM | Prady’s Viewpoint | – | ◎ | 晴れてきて一望できた。子どもは自分の望遠鏡ではしゃぐ |
10:00 AM | Bridalveil Falls Viewpoint | – | ◎ | 日本の滝のレベルではない、圧巻 |
11:00 AM | Yosemite Lodge Food Court | $10 | – | フライドポテトやスープなどをサクッと食べてトレジョのサラダで済ます |
2:00 PM | Lower Yosemite Fall Vista Point | – | ◎ | 2段滝のダイナミックさ。近づくと逆に見えない |
6:00 PM | ベーカーズフィールド・Home2 Suites | $59 デルタクレジットカードで100ドルオフ | ○ | 移動4H。子どもにはタブレットとお菓子支給。ホテルはミニキッチン付きで便利。 |
コツ・注意点
- 朝の霧はよくあること。焦らず、他のスポットへ回って時間差で再訪する手もあり。
- 滝の近くは滑りやすいので子どもに“足元注意”の声かけを忘れずに。
- 子どもコメント:「遊ぶところがなく楽しくなかった」と何度も言ってました。

ヨセミテは冬場でも見どころ満載だけど、チェーン規制や雪道注意が必要。子どもは滝や川辺が好きだね。早朝にこだわりすぎても霧が多いから、むしろ10時以降がベストだったかも。
Day5(12/28)|ベーカーズフィールド→デスバレー






時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
9:00 AM | Trader Joe’s ベーカーズフィールド | $30 | – | 朝のうちにお菓子・パンを再補充。子どもには定番のスナック |
1:30 PM | Father Crowley Overlook | – | △ | キャニオンが見えるが、子どもは「ふーん…」で終わる |
2:30 PM | Mosaic Canyon Trailhead | – | ○ | 2マイルほどの岩場トレイル。探検ごっこできるので子どもが楽しそう |
4:00 PM | Zabriskie Point | – | ◎ | 夕方の光が美しい。下まで行くのは子供が危ないのでサクッとみて引き上げ。 |
5:00 PM | Devils Golf Course | – | ◎ | 塩の結晶が独特。子どもが走ると転倒リスクあり |
7:00 PM | Pahrump・マック + Panda Express | $25 | – | プレイエリアで1時間以上遊ばせてストレス発散 |
10:00 PM | Holiday Inn | $165 | ○ | 子どもは爆睡。公園内泊より安いが翌日再訪がやや面倒 |
コツ・注意点
- デスバレーはガソリンスタンドが少ない&価格高め。こまめに給油を心がける。
- 子どもコメント:「岩登りが面白かった!でも同じ景色が多くて飽きる」と辛辣な評価…。

Devils Golf Courseで子どもが楽しんでくれてよかった。夕焼け時のZabriskieは大人的には感動モノ!
Day6(12/29)|デスバレー再訪→ラスベガス








時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
9:00 AM | Badwater Basin | – | ◎ | アメリカ最低地点の塩湖。子どもは「白いー!」とはしゃぐ |
10:30 AM | Artists Palette | – | ○ | カラフルな岩肌が大人は興味深い。子どもは「ふーん」で終わる。子供が落ちそうで怖い。 |
12:30 PM | Dante’s View | – | ○ | 風が強く子どもが寒がる。展望台は一瞬でも十分 |
3:30 PM | Pahrump マクドナルド | $30 | – | 1時間ほどプレイエリアで子どものエネルギーを発散 |
5:00 PM | ラスベガス着→レンタカー返却 | – | – | ここからはタクシー/Lyft等で移動。子どもの荷物が多く苦戦 |
7:00 PM | ショー「O」 | $681 | ◎ | シルク・ドゥ・ソレイユの名作。水上演技に子どもも喜ぶしピエロの演目に爆笑 |
9:00 PM | MGM Grand | $103+70kP | ○ | 部屋は古めだが広い。子どもはロビーの人混みに圧倒されながらも興奮気味 |
コツ・注意点
- デスバレーからラスベガスまでは2〜3時間の移動。子どもの昼寝タイムに合わせると◎
- ショーは音と映像が華やかで子どもが釘付けになる半面、水中アクションに驚くことも。時々「大丈夫?」と声かけ。
- 子どもコメント:「水の中でクルクル回ってるのすごかった!」と目をキラキラさせる。

Oは子どもにもウケが良かった。国立公園巡りから一気にきらびやかな町へ、ギャップがすごい。
Day7(12/30)|ラスベガスでショー&グルメ三昧






時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
9:30 AM | Las Vegasサイン | $15 | ◎ | 王道写真スポット。チップおじさんに注意 |
10:30 AM | Gordon Ramsay Burger | $100 | ◎ | 子どもにもシンプルなバーガーあり。行列しがちなのでオフピーク推奨 |
11:30 AM | M&Mストア、Coca Colaストア | $20 | × | 子どもも少し喜ぶがすぐ飽きる。大人には微妙 |
1:00 PM | Fun Dungeon @ Excalibur | $12 | × | 子どもは楽しそう。過去一楽しそうだったので、1時間はここで耐える。 |
2:00 PM | Grand Canal Shoppes (Venetian) | – | ○ | イタリア運河風モール。見ているだけでも楽しい。 |
3:00 PM | The Buffet @ Wynn | $280 | ◎ | 高級バフェ。子どもとシェアできるメニュー多数。アメリカでここまでおいしいものがあるのかと感動。 |
7:00 PM | ショー「KA」 | $481 | ◎ | アクション多めで6歳児には刺激的。怖いシーンにビビるかも。大人はむしろOよりおすすめ。 |
9:00 PM | MGM Grand | – | – | 子どもは疲労MAXで爆睡。カジノは結局遊ばず。WynnやBelagioのカジノのほうが高級感がありそっちのほうがおすすめ。 |
コツと注意点:
- 子ども向けに「M&Mストアやアーケード」は一応行ってみるものの、正直大人には物足りないかも。子どもはそこそこ遊べればOK。
- Wynnのバフェは並ぶ場合があるのでオフピーク狙い。子どもとシェアできるメニューが多く、多国籍料理が楽しめます。
- 「KA」はアクションや火薬演出が多く、怖がりな子には刺激が強い場合も。

ベガスはエンタメ天国だけど、子どもには音や光が刺激強め。M&Mストアは正直盛り上がらず…(笑)。ただバフェはめちゃくちゃ喜んでたね、いろんなデザートを食べられて。
Day8(12/31)|ラスベガス最終日
時間 | 内容 | 費用 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|---|
5:00 PM | 空港へ移動 (ライドシェア$15) | $15 | – | 年末ベガスは混雑激しいので早め移動 |
その他 | カジノ、ショッピング、プールなど | – | – | 子どもが限界来たらホテルでまったりか空港へ |
コツと注意点:
- アメリカの仕事始めは1月2日から。僕は1日移動が耐えられないので大晦日を過ごさず退散。

大晦日のベガスは盛り上がるけど、子どもには刺激が強すぎるし人混みもすごい。無理せず撤収が吉!お疲れさまでした〜。
全体を通した攻略ポイント(子連れ視点)
「家族旅行は行きたい場所が制限される」と思うかもしれませんが、いくつかのコツを押さえれば大人も子どもも満足度の高い旅が可能です。
- 早起きは難しいが、その分余裕を持つ
夫婦ふたりなら5時台に起きて観光地を制覇するのが定石。しかし6歳児にはきつく、逆に朝から不機嫌になる恐れが大。そこで8時頃の出発を基準にし、観光を詰め込みすぎないよう心がけました。昼食は混雑前の11時、夕食は5時を目安に。ディズニー攻略と似ていますが、子どもの体調に合わせて臨機応変に動くことが重要です。 - 子どもが楽しめる要素を随所に入れる
国立公園での絶景巡りは大人には興奮するポイントですが、子どもは正直退屈しやすいです。そこで移動途中のマクドナルドのプレイエリアや、ホテルのプール、ゲームセンターなど、子どもが喜ぶ小休止を挟みました。大人はその間に休憩できるし、子どももストレスを発散できます。次は何とずっと聞いてくるので、前日に次の日のタイムラインを一緒につくり、そのしおりを持たせておりました。 - 公園内宿泊で時間効率UP
ヨセミテやデスバレーなどは公園の外に泊まると車で1~2時間移動が余計にかかります。子どもがぐずるリスクや観光時間のロスを考えると、公園内のロッジに泊まるメリットは非常に大きいです。価格は高めですが、朝夕のベストタイムを有効に使え、子どもが疲れてもすぐ部屋に戻れる安心感があります。 - レンタカーはSUVかつ4WD推奨
冬のヨセミテでは雪道になる可能性があるため、4WDにしておくと安心です。さらに荷物やベビーカー、食料などが増えるとトランクが大きい方が快適。燃費は悪くなるものの、子どもの機嫌が旅の質を左右するため、安全と広さを優先しました。 - ラスベガスのショーは子どもの好みに合わせる
「KA」や「O」はシルク・ドゥ・ソレイユでも人気ですが、演出が激しかったり暗い場面が多い演目もあります。怖がりの子どもにはややハードルが高いかもしれないので、座席位置を調整したり工夫が必要です。逆に元気いっぱいの子には最高のエンタメになります。
こうしたポイントを意識すれば、「大人の見たい景色+子どもの遊び」を両立しながら、安全かつ楽しいロードトリップを実現できます。いずれにせよ無理をしすぎず、「子どもの体調・気分次第でプランを柔軟に変更する」心構えが大切だと感じました。
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おわりに
今回のカリフォルニア&ネバダ大周遊(LA→ジョシュアツリー→ヨセミテ→デスバレー→ラスベガス)は、真冬にもかかわらず暑すぎない砂漠や雪景色の山岳地帯、そして年末のラスベガスの華やかな雰囲気を一度に味わうことができる欲張りな旅でした。子ども連れでも、計画とちょっとした工夫次第で大いに楽しめることを改めて実感しています。
正直、大人だけの旅に比べれば「朝早くから行動できない」「絶景ばかり巡っていると子どもが飽きる」といった制約は多いです。しかし、その制限こそが家族旅行ならではの楽しさを生み出してくれる面もあります。マックのプレイランドで遊ぶ時間や、プールで泳ぐひとときこそが、子どもにとって一番印象に残るかもしれません。大人もそれを一緒に見守りながら、思い出を共有できるのが家族旅行の醍醐味でしょう。
また、国立公園内のロッジに宿泊することや、4WDのレンタカーを確保するなど、費用はかさむ部分もありました。それでも旅の満足度を考えれば、投資する価値は十分にあったと感じます。特に子どもが疲れてぐずり始めても、すぐに部屋に戻れるという安心感は何ものにも代えがたい利点でした。
もし同じように「子どもと一緒にいろいろ巡りたいけど、無理では?」と躊躇している方がいれば、ぜひ今回の旅行記を参考にしていただければと思います。道中のハプニングや子どもの予想外の発言など、家族ならではの楽しいエピソードがきっと待っています。私自身、これを機に「子どもと一緒にもっといろんな国立公園を回りたい」と意欲が湧いてきました。
この記事が、皆さんの「家族旅行」の一助となれば幸いです。ご質問や感想などありましたら、ぜひコメントやTwitter(@StevenToshiCH)でお寄せください。それでは、安全運転で楽しい旅を!


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