「ランチはブリトー、投資はブリトレ。」 実店舗で“手頃でおいしい×行列”を体感→即決でCMGを5株@$39.59(Schwab/2025年9月上旬)購入。ポートフォリオではごく少量の攻めサテライト。株価は直近高値から大幅調整(約35–40%安)のタイミング。ふだんは順張り派だけど、今回は現地体験>チャートを優先。あらためて過去10年の売上・利益の伸びとP/Eのレンジも確認し、“伸びは安定×P/Eは過去平均より落ち着き”を押さえたうえでの少量エントリー。

パパ、なんで今日はここ?

行列は“無料の市場調査”なんだ。15分待てるお店は、株でも強いことが多いの。
- 見直しタイミング:年末に一括(税金対策も考慮)
- 投資テーマ一言:地方でも行列×価格決定力×オペ効率(Chipotlane)
- 想定保有:10年以上/買い増しは未定(再訪体験が良ければ約$200追加)

こんにちは、Stevenです。 @StevenToshiCH
株、アメリカ旅行、アメリカ駐在について発信しています。よろしくお願いいたします。
章1:体験から見えた“強み”と投資仮説

現地体験メモ:昼ピーク約15分待ち。ネット注文の浸透余地がまだあり、来店分散が進めばピーク処理能力がさらに伸びると感じた。量は多く、手軽×ヘルシーで家族連れも多い。
- 仮説1|ユニットエコノミクス:高AUV・高回転・少品種で現場が回る
- 仮説2|価格決定力:簡素なメニューでオペ効率→値上げ耐性
- 仮説3|アクセス拡張:Chipotlane(デジタル受け取り)で売上×利益率×回収年数を底上げ
- 補足:原材料(アボカド・牛肉)や人件費は仕組みで吸収できるかを継続検証
現場オペの一枚絵
- 配置:ライン2人/厨房2人/ネット注文対応1人=計5人体制で高速回転。
- 注文傾向:ボウル率が高く、肉と野菜を盛り増しするお客が多い。
- 自分の注文:ライムライス+ステーキに、ついワカモレもエキストラ課金で追加(満足度◎)。
- 所感:スムーズなライン作業でピーク時も詰まりが少ない。
章2:数字で確認(直近四半期+10年トレンド)

Q2’25(最新)ハイライト
- 売上:約$3.1B/+3%YoY
- 既存店:-4%(※6月は取引数・既存店とも回復)
- レストランレベルマージン:約27.4%(前年から-150bps)
- 新規出店:61店(Chipotlane 47店含む)
- デジタル売上比率:約35.5%
- 年内出店計画:315–345店、長期7,000店目標
10年トレンド
- 売上CAGR:約10%(10年)/約15%(直近5年)
- 体感に整合:店舗拡大とオペ強化が売上と利益を押し上げてきた
※KPIウオッチ:同店売上、AUV、レストランレベルマージン、Chipotlane比率
章3:バリュエーションの“位置”を把握
- FWD P/E:おおむね28–33倍帯
- TTM P/E:約34倍
- 相場感:5年平均P/E(約60倍)を下回るレンジまで過熱感が低下。一方で絶対水準は依然プレミアム。
- 整理:期待の織り込みが薄まった良い面と、成長鈍化局面の警戒の両面を意識。
章4:競合・立ち位置(タコベル/パンダ視点)

企業 | 主力 | 型 | 価格帯/価値 | 成長ドライバー | 一言 |
---|---|---|---|---|---|
Chipotle | ブリトー等 | Fast Casual | 手頃×量多め×ヘルシー | 出店×Chipotlane | “質×速さ” |
Taco Bell(YUM) | タコス等 | QSR | 最安値帯・値頃感 | 新メニュー×プロモ | “価格の盾” |
Panda Express | 中華 | Fast Casual | 家族ウケ・モール強い | 立地×定番需要 | “家族定番” |
- 示唆:Chipotleは“価格-品質-健康感”の三拍子で差別化。QSRより単価は上でも満足度で勝負。
週末食べ比べ(体験記)
- Chipotle:ボウルでチップ不要。野菜が多めでヘルシー感が強い。将来的にネット注文が主流になれば“店頭で選ぶ楽しさ”は差別化の核ではなくなるが、**受け取り動線(Chipotlane)**で体験を磨ける余地は大きい。
- Panda Express:体験はChipotleに近い(ボウル×チップ不要)。一方で野菜量は相対的に少なめに感じ、ソース由来の糖質が気になる場面も。家族受け◎、モール立地で強い。
- Taco Bell:価格帯が別物で体験もまったく異質。“ちゃんと昼ご飯”を求める層はChipotleに流れやすい体感。同じ“メキシカン”枠として並べられると、Taco Bellが候補から外れるケースもありそう。
行列の実測メモ(土曜12:00時点約10人→12:30にはほぼ解消)。ピーク集中の山は鋭いが、回転で捌けるのが強み。
章5:リスクと運用ルール(自分ルール明文化)
主要リスク
- オペ:衛生/人材育成
- コスト:アボカド・牛肉・賃料
- 需要:値上げの反動で数量減
- バリュ:期待先行の反動(良決算でも下がる日あり)
自分ルール
- ポジション:ごく少量(日本側はVT>90%+現金**>50%**で全体は守り厚め)
- 買い増し:未定(再訪体験が良ければ約$200)
- 見直し:年末に一括(節税も勘案)+仮説崩れで臨時再評価
章6:まとめ(要点と次アクション)

- 体験×数字の両面で、“質×速さ×価格決定力”は健在
- 売上は10年で着実増、足元は成長減速も出店とChipotlaneが下支え
- P/Eはプレミアムだが過去平均より落ち着き、高すぎない範囲に
次アクション
- 決算アップデート:Q3発表で同店・マージン・Chipotlaneを再チェック
- 現地再訪:ネット注文→ピーク処理の改善体感を追跡
- 買い増し判断:年末の全体最適(節税含む)で追加$200可否を決める
透明性:本記事は個人的見解。他のブロガーや証券レポートも併読OK。より条件が良い窓口があればそちら優先でOK。
ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち
「どうせ作るなら、いちばんポイントが多いタイミングで」がクレカ選びの鉄則。
下のリンクはすべて“紹介ボーナス付き”で貼っています。もちろん僕にも紹介マイルが入りますが(笑)、あなたのほうにも追加ポイントがつくおトクな仕様になっています。気になるカードがあれば、ぜひ活用してみてください。
なお、「他のブロガーさんのリンクのほうが条件いいかも?」と思ったら、ぜひそちらを使ってください。投資家マインドは“どこから入会するか”で差がつきますからね。
カード名 | 年会費 | 現在の紹介オファー | 過去最高オファー | お得度温度計 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|---|
Marriott Bonvoy Boundless VISA | $95 | 150,000P(50,000 x 3泊)≈$1,100 | 250,000ポイント | ★★★★☆ | 年3泊以上マリオット派 |
IHG Premier Mastercard | $99 | 160,000P(140,000+紹介20,000)≈$800 | 300,000P(5泊) | ★★★★☆ | ホリデイイン好き |
Hilton Amex Surpass | $150 | 130,000P+紹介20,000P ≈$700以上 | 130,000P+1泊無料 | ★★★★☆ | ヒルトン系に泊まる人 |
Delta Amex Gold | $0(初年度)/$99 | 80,000マイル+紹介20,000 ≈$960 | 同左(過去最高) | ★★★★★ | スカイチーム常用 |
Amazon Prime VISA | $0 | $150ギフト券(紹介含む) | $200ギフト | ★★★★★ | Amazon愛用者 |
米国MarriottのVISAカード(Marriott Bonvoy Boundless VISA)
年会費:$95
年1回のFree Night(35kP)特典だけで年会費($95)は黒字化可能
- 自動でシルバーエリート+宿泊実績15泊が付くので、出張族なら“ほっといてもゴールド”圏内
- ANA/JAL含む40社に3:1でマイル移行できる“旅の現金”
現在の紹介オファー:150,000ポイント(50,000×3泊)≒ $1,100相当
過去最高:150,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「お得」

米国IHGのMasterカード(IHG Premier Mastercard)
年会費:$99
継続するだけで年1泊分(40kポイント)が無料でもらえる。
4泊目無料が神ルール。長期旅行でコスパ最強
プラチナ自動付与 → チェックイン時の部屋アップグレード率が高め(体感7割)
現在の紹介オファー:140,000ポイント≒ $700相当
過去最高:300,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「お得」

米国ヒルトンのAmexカード(Hilton Honors Amex Surpass)
年会費:$99
ゴールド会員自動付与 → 朝食無料&アップグレード(これが強い)
- 年間$15,000利用で無料宿泊1泊
- レストラン・スーパーで高還元
現在の紹介オファー:130,000P+紹介20,000P(計150,000P)
過去最高:130,000P+1泊無料宿泊
お得度温度計:★★★★☆「お得」

米国DeltaのAmexゴールドカード
同行者8人まで受託手荷物無料 → 家族旅行で往復$160超の節約に。
優先搭乗で荷物棚確保、スムーズな移動に貢献
マイル有効期限なし → “将来のビジネスクラス”にも使える
現在の紹介オファー:80,000マイル(+紹介20,000)≒ $1200相当
過去最高:80000マイル
お得度温度計:★★★★★「過去最高!」

米国AmazonのVISAカード
Prime会員ならAmazon 5%/Whole Foods 2%還元
年会費ゼロ・外貨手数料ゼロ → 旅先決済でも活躍
即日番号発行→セール駆け込みもOK
現在の紹介オファー:$150ギフト券(紹介ボーナス込み)
過去最高:$200ギフト券
お得度温度計:★★★★★「とてもお得!」



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