私自身、デルタ航空のゴールドクレジットカードを長年愛用してきました。現在はプラチナカードにアップグレードし、クレジットカード由来の特典をより意識して活用しています。
近年は年会費が全体的に上昇傾向で、デルタのカードも例外ではありません。マリオットのように「カードを持つだけでステータスが付く」タイプではないため、年会費の上昇をネガティブに感じる方も多いと思います。
ただし、その分だけ提供されるクレジットや特典も拡充されており、どのカードを選び、どう使うかで評価は大きく変わります。値上げ後の各カードの特徴と、どんな人にどのカードが合うのかを、私自身の利用感も交えながら整理していきます。
現在、アメリカ中西部に駐在して13年目を迎え、日々の出張やプライベートの旅でデルタ航空を頻繁に利用しています。デルタ航空のフライトやサービスにいつもお世話になっているため、今回はその恩恵とともに、デルタ航空のクレジットカードおよびデルタ メダリオン ステータスについて、現時点での状況を整理していきたいと思います。

こんにちは、Stevenです。 @StevenToshiCH
株、アメリカ旅行、アメリカ駐在について発信しています。よろしくお願いいたします。
カードごとの比較(MQD時代の最適解)

現在のデルタ航空のステータス制度は、MQD(支出額)に一本化されています。その結果、フライトだけでなく、カード決済・各種クレジット・コンパニオン特典をどう使い切れるかが重要になりました。
全体像をかなり割り切って整理すると、使い分けは次のようになります。
使い分けの最短解
| カード | 年会費 | 強み | 弱み | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ゴールド | $150(初年度$0) | 手荷物無料・優先搭乗・フライトクレジット | MQD加速なし | 年0〜3回搭乗/まず試したい |
| プラチナ | $350 | MQD Headstart+Boost・コンパニオン | ラウンジ不可 | 年数回搭乗/ステータス狙い |
| リザーブ | $650 | Sky Club・最速Boost・上位体験 | 年会費高 | 頻繁搭乗/出張多め |
(※条件や特典は変更されることがあるため、申込前に公式情報の確認を推奨します)
3タイプの使い分け
ライト搭乗(年0〜3回) → ゴールド
初年度年会費が抑えられ、受託手荷物1個無料や優先搭乗で空港ストレスを下げるための利便カード。年$10,000決済でフライトクレジットを得られる点も実用的です。
ステータス加速 → プラチナ
MQD Headstart と Boost によって、フライト+決済の組み合わせでメダリオン到達を現実的にします。ラウンジが付かない点は割り切りが必要です。
頻繁搭乗&ラウンジ重視 → リザーブ
Sky Clubアクセスと決済効率の高いBoostが特徴。出張や搭乗回数が多い人ほど、年会費に対する納得感が高くなります。
ゴールドカード(年会費 0/初年度ゴールドカード(年会費 $150/初年度 $0)
)

エントリーとして最も分かりやすい1枚です。MQD加速は対象外なので、ステータス目的というよりは旅の面倒を減らす装備として割り切るのがコツです。
Delta Staysクレジットや、年$10,000決済で得られるフライトクレジット、受託手荷物1個無料、優先搭乗、TakeOff 15(特典航空券15%オフ)など、年1〜2回の搭乗でも体感できるメリットが揃っています。
向いている人:ライト搭乗/まずは年会費を抑えてデルタ特典を試したい人

年に2回くらいしか飛ばない自分にとっては、正直値上げは痛いですが、それでも使い切れれば十分ペイするカードだと思います。
プラチナカード(年会費 0)

クレジットとステータス加速を両立する中核カードです。各種クレジットに加え、年1回のコンパニオンチケットが非常に強力で、使い方次第では年会費以上の価値を出しやすい構成になっています。
MQD Headstart と Boost により、フライトとカード決済を組み合わせてメダリオンを狙える点が最大の特徴です。
向いている人:年に数回以上デルタに乗る/ステータスを現実的に狙いたい人
向いていない人:年に1〜2回程度の搭乗で、コンパニオン特典や各種クレジットを使い切れない人

価格は350ドルとかなり高いものの、実質390ドルの還元と、同伴者無料特典価格は高いですが、実質的な還元とコンパニオン特典を考えると、使いこなせば十分元が取れるカードです。
リザーブカード(0)

最上位の移動体験を提供するカードです。Sky Clubアクセスと、最も効率の良いMQD Boostが特徴で、出張頻度が高い人ほど恩恵が大きくなります。
年会費は高額ですが、各種クレジット、コンパニオン、ラウンジ利用を積み上げると、回収しやすい設計です。
向いている人:頻繁に搭乗し、ラウンジや上位体験を積極的に使いたい人
向いていない人:年会費に対してラウンジ利用や決済額が少なく、特典を活かしきれない人

年会費は覚悟が要りますが、頻繁に出張する人にとっては魅力的。自分も搭乗回数が増えたら検討したい1枚です。
一言まとめ
- 価値は使い切れるかが全て。クレジット/同伴者/Sky Clubの適用条件は必ず確認。
- 入口はゴールド(80,000マイル〜10/29の今が好機)。
- ステータス狙いはプラチナ/リザーブでMQDをカードでも底上げ。

とりあえず僕はそんなに頻繁に飛行機を使うわけじゃないのでゴールドでいいかな。10000ドルをこちらのカードで切って、フライクレジットをもらえばとりあえずはペイするし。
デルタ メダリオン ステータスとメリット

デルタ航空には、シルバー/ゴールド/プラチナ/ダイアモンドの4つのメダリオンステータスがあります。現在はフライト距離や回数ではなく、MQD(支出額)のみで判定されます。
この制度により、高額なチケットを利用する人はステータスを上げやすくなった一方、短距離中心の利用者にとっては難易度が上がりました。デルタが「支出額の大きい顧客」を重視する姿勢を明確にした結果だと感じています。
ステータスごとの体感価値
ダイアモンド:ラウンジや優先対応を含め、最上位の体験
シルバー:達成しやすく、路線次第ではアップグレードも期待できる
ゴールド:アップグレードの体感が大きく、出張・旅行の快適さが一段上がる
プラチナ:選択制特典が加わり、国内線での満足度が高い
各カードがステータスに与える影響

デルタのクレジットカードは、それ自体がステータスを付与するものではありません。ただし、MQD制のもとでは「どのカードを使うか」で、ステータス到達までの現実的な距離感が大きく変わります。
ここでは「カード単体で何が起きるか」ではなく、フライトと組み合わせたときに、どう効いてくるかという観点で整理します。
ゴールドカード:ステータスには影響しないが、土台を整える
ゴールドカードは、MQD Headstart や Boost の対象外であり、ステータス獲得に直接寄与するカードではありません。
ただし、受託手荷物無料・優先搭乗・特典航空券割引といった体験面の下支えがあるため、
- ステータスがなくても移動のストレスを減らせる
- まずはデルタ中心の生活動線を作る
という意味で、将来ステータスを目指す人の「準備段階」としては合理的です。
プラチナカード:シルバー〜ゴールドへの現実的な近道
プラチナカードは、MQD Headstart によってスタート地点が前に進み、さらに Boost によってフライト+決済の組み合わせが成立します。
重要なのは、カード決済だけでステータスを目指す設計ではないという点です。
- フライトでMQDを積み
- 足りない分をカード決済で補う
この役割分担を前提にすると、シルバーやゴールドが「狙えば届く位置」に来ます。逆に、搭乗が少ない場合は効果を実感しにくいカードでもあります。
リザーブカード:決済効率でステータス到達を押し上げる
リザーブカードは、Boost の効率が最も高く、カード決済によるMQD獲得が現実的に効いてくる唯一のカードです。
とはいえ、こちらもカードだけで上位ステータスに到達する設計ではありません。実態としては、
- 出張や搭乗でMQDを積み
- 決済で到達ラインを跨ぐ
という「最後の一押し」を担うカードです。頻繁にデルタを利用する人ほど、ステータス維持・更新の安定感が増します。

カードだけでステータスを取りに行くのは、やはり現実的ではないですね。あくまでフライトが主役で、カードは補助輪。この感覚が一番しっくり来ています。
このカードを作らなくていい人
- デルタ航空を年に1回使うかどうか分からない
- 預け荷物や優先搭乗に特に価値を感じない
- ラウンジやコンパニオン特典をほぼ使わない
- 年会費を気にせず、とにかくマイル効率だけを重視したい
こうした場合は、無理にデルタの提携カードを持たず、他社の汎用的なトラベルカードや年会費無料カードで十分だと思います。デルタカードは「ハマる人には強い」一方で、合わない人が無理に持つと満足度が下がりやすいカードでもあります。
今回のデルタ航空クレジットカードの値上げは、単にインフレ対策という側面を超え、実際に飛行機を利用する顧客により有利な条件を提供する動きと捉えることができます。この変更は、より多くのお金を航空会社に費やす顧客に対して、より手厚いサービスを提供するという、明確でシンプルな方針転換を示しています。特に、デルタスカイクラブへのアクセス条件の厳格化は、ラウンジの混雑管理に力を入れていることの表れと言えるでしょう。これらの変更により、デルタ航空はラウンジの質を維持し、より価値あるサービスを提供しようとしています。実際に飛行機を利用し、航空会社との関係を深めている顧客にとっては、これらの変更がポジティブな影響をもたらす可能性が高く、デルタ航空との旅行体験をさらに豊かなものにすることでしょう。
おわりに
最新オファーや最短ルートについては、別途柱ページに集約しています。
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@StevenToshiCH
それでは、ありがとうございました。
最新オファーや最短ルートは柱ページに集約しています
ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち
クレジットカード選びでいちばん大事なのは、
「自分に合ったカードを、いちばん条件が良いタイミングで作ること」
だと思っています。
今回のキャンペーンは、その意味でかなり分かりやすい内容です。
特に、
マリオットは25万ポイント付与で、条件面では過去最高水準
ヒルトンも15万5,000ポイント付与と、過去の「無料宿泊1泊付き」には及ばないものの、純ポイント型としてはかなり高い水準
と、どちらも“今この瞬間に検討する理由がある”オファーになっています。
下に貼っているリンクはすべて紹介ボーナス付きです。
正直に書くと、僕にも紹介ポイントは入ります(笑)。
ただ、その分申し込む側にも追加ポイントが付く仕組みなので、条件としては素直におトクです。
なお、
「他のブロガーさんのリンクのほうが条件が良い」
「公式キャンペーンのほうが強い」
そう感じた場合は、迷わずそちらを使ってください。
投資もクレジットカードも、
“どこから入るか”でリターンが変わるのは同じです。
| カード名 | 年会費 | 現在の紹介オファー | 過去最高オファー | お得度温度計 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Marriott Bonvoy Boundless VISA | $95 | 250,000P( 5泊)+100ドル≈$1,800 | 250,000ポイント (過去最高) | ★★★★★ | 年3泊以上マリオット派 |
| IHG Premier Mastercard | $99 | 160,000P(140,000+紹介20,000)≈$800 | 300,000P(5泊) | ★★★★☆ | ホリデイ・イン好き |
| Hilton Amex Surpass | $150 | 155,000P+紹介20,000P ≈$800以上 | 130,000P+1泊無料 (ポイント過去最高) | ★★★★★ | ヒルトン系に泊まる人 |
| Delta Amex Gold | $0(初年度)/$99 | 50,000マイル+紹介20,000 ≈$740 | 80,000point | ★★★★☆ | スカイチーム常用 |
| Amazon Prime VISA | $0 | $250ギフト券 | $250ギフト券 (過去最高) | ★★★★★ | Amazon愛用者 |
Marriott Bonvoy Boundless VISA(米国)
年会費:$95
今回の注目は、やはりこのカードです。
25万ポイント付与(5泊相当)は、条件面では文句なしに過去最高水準。
短期でここまでまとまったポイントが付くケースは、そう多くありません。
年1回の35,000P無料宿泊で年会費はほぼ回収
自動シルバー+宿泊実績15泊 → 出張族なら自然にゴールド圏
40社以上に3:1でマイル移行できる柔軟性
「近いうちにマリオットにまとまって泊まる予定がある人」には、かなり噛み合うタイミングだと思います。

米国IHGのMasterカード(IHG Premier Mastercard)
年会費:$99
継続するだけで年1泊分(40kポイント)が無料でもらえる。
4泊目無料が神ルール。長期旅行でコスパ最強
プラチナ自動付与 → チェックイン時の部屋アップグレード率が高め(体感7割)
現在の紹介オファー:140,000ポイント≒ $700相当
過去最高:300,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「お得」

米国ヒルトンのAmexカード(Hilton Honors Amex Surpass)
年会費:$150
ヒルトンは、今回15万5,000ポイント付与。
過去には「ポイント+無料宿泊1泊」が付いたオファーもあり、条件単体ではそちらがベストでした。
ただし、
純ポイント型として見れば、今回もかなり高水準です。
ゴールド会員自動付与 → 朝食無料&アップグレード
年間$15,000利用で無料宿泊1泊
日常決済でも使いやすい高還元
「今すぐ泊まる予定がある」人よりも、
今後の旅行用にポイントを貯めておきたい人向けの内容です。

米国DeltaのAmexゴールドカード
同行者8人まで受託手荷物無料 → 家族旅行で往復$160超の節約に。
優先搭乗で荷物棚確保、スムーズな移動に貢献
マイル有効期限なし → “将来のビジネスクラス”にも使える
現在の紹介オファー:50,000マイル(+紹介20,000)≒ $740相当
過去最高:80000マイル
お得度温度計:★★★★☆「普通にお得」

米国AmazonのVISAカード
Prime会員ならAmazon 5%/Whole Foods 2%還元
年会費ゼロ・外貨手数料ゼロ → 旅先決済でも活躍
即日番号発行→セール駆け込みもOK
現在の紹介オファー:$250ギフト券(紹介ボーナス込み)
過去最高:$250ギフト券
お得度温度計:★★★★★「過去最高!」




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