こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
今回は日本の高配当ETFの中でも運用額TOP3を誇る3つのETFを紹介します。
半年前に一つ前のブログでも紹介しましたが、組入銘柄の変更もありますので、そのあたりも含めて書き留めていこうと思います。
3つの高配当ETF紹介
まずはTOP3のETFを紹介します。
日経高配当株50ETF (以下、日高配50)
「日経225にまず入れる会社」かつ「3期連続赤字の会社を除外」した上で、「配当利回りが高い50銘柄」にウェートをおいている指数に連動します。日本を代表する黒字の企業に投資をするということとなります。
ダイワ上場投信TOPIX高配当40指数(以下、大高配40)
「TOPIX100に入れる会社」の中で、「配当利回りが高い40銘柄」でソートし、「時価総額順」でウェート(MAX5%)をおいている指数に連動します。こちらも基本的には大企業かつ会社規模に連動するというやり方ですね。
iシュアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(以下、iSM高配)
「配当があった会社」かつ「配当性向TOP5%ではない会社」かつ「5年間で1株配当性が減少していない会社」かつ「ROEや負債/自己資本率、直近5年の収益変動性がよい会社」かつ「1年間で株価パフォーマンスが銘柄群の中で買い5%以下でない会社」を選択し、時価総額ウェイト(MAX5%)をかける指数に連動する。かなり条件が複雑にはなっておりますが、連続性や会社の状態などをある程度フィルターをかけているため、より自分で選ぶ場合に近い会社への選定になりそうです。
日経225やTOPIX100に入っている会社でも、結構めちゃくちゃな会社はありますし、株価が右肩下がりな会社もありますので、この指数を見る限りだとiSM高配が一番理にかなっているように見えますね。
セクターと銘柄の考察
図2にてセクター別とTOP10銘柄をしました。 またこの中で赤字にした部分が景気敏感株となっております。
こうやって見るとどの高配当ETFも景気敏感株が多いですね。日本の優良企業は輸出関連が多く、またそれに支えられている市場であるがゆえに、景気に敏感なものばかりです。
しかし、高配当を長期間支えることができるのは不況にも強い銘柄になります。インフラ通信や食品/生活必需品やエネルギーなどの分野です。保険は大きな災害等で不況となる日本では弱いですが、安定している方でしょう。
それらを足し合わせると日高配50は30%ほど、大高配40は25%ほど、iSM高配は45%ほどとなります。この数字が高いほど私は安定していると思ってます。
また、ちょうど日高配50は最近銘柄入れ替えがありました。そちらについても記事書いておりますので、以下参考にどうぞ。
株価推移
株価指数は3ETFともに、どっこいどっこいといったところでしょうか。大高配40とiSM高配が若干戻りがいい感じですね。
黒線が日経225(正確にはその代用の1321)です。こちらには完敗といったところですね。
まとめ
この中なら、iSM高配がベストアンサーではないでしょうか。
利回りは一番低いですが、信託報酬も一番少ないですし、何より組入企業の安定感が違います。
ちなみに、僕は何故か日高配50と大高配40を持っておりますので、次はiSM高配を追加購入しようと思ってます。
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ありがとうございました。
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