こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
デルタ航空の決算が6/13に発表されました。
結果は賛否両論あるところですが、航空業界のリーダー銘柄ですので、気になるところですね。
以前米国3大航空株を比べた際の記事です。
デルタのみ2021年黒字化を達成しており、2022年の結果が気になる状況とお伝えしたかと思います。今回の決算で2022年も半分おわりましたので、どういった決算が出てきたか確認してみましょう。
・デルタ航空はEPS・売上は予想をミス
・ただし、売上は99%回復し、今後にも期待が持てる内容
-ちょっぴり自己紹介-
自動車関連会社勤務の30代です。現在アメリカに赴任しております。現地で実際に商品・サービスを触れてみてアメリカ株を勉強していきたいと思っております。
このブログはこんな人に向けて書いております
・株には興味があるけど時間がないサラリーマン投資家
・海外赴任・アメリカ生活にまつわる活きた株の話が好きな投資家
・自動車関連銘柄に興味がある変わった投資家
また、ほかの自動車会社の決算や考察も以下で一覧にまとめております。よろしければ見ていただければ幸いです。
デルタ航空 (DAL: Delta Air Lines, INC)
売上は航空業界トップ、保有機体数では2位を誇るデルタ航空です。アトランタを本社としております。直近では2008年にノースウェスト航空と合併しました。スカイチームの一員です。ニューヨーク証券に上場しております。
ハブ空港はアトランタ、ニューヨーク、デトロイト、ミネアポリス、ソルトレイクシティ、シアトル、ロサンゼルスです。デルタ航空は数多の合併を繰り返してきているため、ハブ空港がかなり多くなっております。本拠地があるアトランタは、デルタのメインハブ空港として機能していることもあり、世界一発着が多い空港となっております。
売上はコロナ前までは右肩上がりでありましたが、コロナ以降急激な落ち込みをしております。それでも去年はなんとか黒字を達成しております。
個人的にもよく利用している航空会社なので、とても馴染みがあるよ。日系のキャリアとはアライアンスが違うので、そこまで日本では馴染みが無いかもね。
決算内容 2Q 2022
それでは今季の決算を確認していきたいと思います。
かなり調子がいい数字が出てきているかと思います。
売上は$12.3Bを達成しており、2019年とほぼ同水準まで回復しているとのことです。
利益率もこのコロナ禍で11.7%ととても素晴らしい数字が出ております。EPSはもちろん黒字の1.44です。
ただし、予想は上回ることはできませんでした。それでも立派な数字が出てきたのではないかなと思います。
4半期ごとの売上とEPSの推移です。
2019年の水準に回復していることが見て取れますね。コロナ以降からの回復は目覚ましいものがあります。
EPSはまだ2019年水準を回復できておりませんが、これからの伸びに期待です。
先日日本に変える際に空港を利用したけど、本当にたくさんの人がいて驚いたよ。一方、日本についたら本当に人がいなかった・・・
職場の同僚のアメリカ人もどんどんバケーション行っているから、国内需要はもう完全に戻ったね。あとは国際線かな。
株価確認
株価を2018年より見てみましょう。
今回の決算を受けて、微増したものの、長期からみたらほぼ無風みたいなものです。コロナ前の水準にはまだまだ戻りきれておりませんね。航空業界はどこもかなり厳しく、増資をしてしまった影響で1株あたりの利益が薄まってしまっております。利益が戻ったとしても、株価が完全にコロナ前の水準に戻るには時間がかかりそうですね。ただ、現在はかなり株価が下がってきていますので、意外と良い買い場なのではないでしょうか?
決算がミスしてしまっております。せっかく4決算連続情報修正だったのですが、今回でストップしてしまいました。次回はクリアできるかどうかに注目し、その後買いを入れてもいいかもしれませんね。
航空業界が元気だと、気持ちがいいよね。個人的にはデルタのステータスを持っているので、なんとか元気になって特典がどんどん増えてくれるといいな。マイルの還元がしょぼいので、改善してくれませんかね・・・
終わりに
いかがだったでしょうか?
ツイッターもやってますのでよろしければフォローいただけると嬉しいです。毎週月曜日6時AMには経済指標をツイッターでまとめて発信しております。またコメントも頂けると幸いです。 これからもアメリカの現地の声を届けていければと思っております。@StevenToshiCH
それでは、ありがとうございました。
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