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【完全比較】ヒルトン vs マリオット|全ブランド俯瞰と価格帯マップ

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海外生活
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30代/米国駐在のサラリーマン投資&旅行ブロガー Steven(@StevenToshiCH です。

世界的ホテルチェーンの二大巨頭、ヒルトンマリオット
どちらも世界中に数千軒以上のホテルを展開し、旅行や出張の選択肢として欠かせない存在です。

  • ヒルトン:全22ブランド、約7,500軒(2025年時点)
  • マリオット:全31ブランド、約8,800軒(2025年時点)

両社ともラグジュアリーからエコノミーまで幅広い価格帯と用途をカバーするポートフォリオを持ち、実質的にあらゆる旅行ニーズを網羅しています。マリオットは吸収合併を経てブランド数が増え、似たコンセプトのブランドも多くやや渋滞気味。一方、ヒルトンはブランド数はやや少なめですが、役割分担が比較的明確です。

この記事で分かること

  • 両社の全ブランド一覧(近似ブランド比較付き)
  • ラグジュアリーからエコノミーまでの価格帯マップ
  • 自分の旅行スタイルに合うブランドゾーンの見つけ方
Steven
Steven

パパ、ホテルっていっぱい種類あるけど、どうやって選ぶの?

パパ
パパ

ブランドを知ると、自分の予算と旅のスタイルに合うホテルがすぐ見つかるんだ。今日はヒルトンとマリオットを丸裸にするぞ!


Steven
Steven

こんにちは、Stevenです。 @StevenToshiCH
株、アメリカ旅行、アメリカ駐在について発信しています。よろしくお願いいたします。


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1. ブランド全体像(俯瞰)

まずは、ヒルトンとマリオットの全ブランドを一望できる表です。価格帯は目安で、同カテゴリー内でも立地やシーズンにより変動します。

価格帯 / カテゴリーヒルトン主力ブランドマリオット全ブランド特徴・傾向
ラグジュアリー(10万円〜)Waldorf Astoria, Conrad, LXRRitz-Carlton, St. Regis, The Luxury Collection, Bulgari, Edition都市・リゾートでの最高級体験
アッパーアップスケール(5〜10万円)Signia, Hilton Hotels & Resorts, CurioJW Marriott, Marriott Hotels, Autograph, Westin, Le Méridien, Renaissance都市中心部や大型リゾート、MICE対応
アップスケール(3〜5万円)DoubleTree, CanopyDelta Hotels, Sheraton, Tribute Portfolioリゾート型はヒルトン、ビジネス型はマリオットが強い
アッパーミッドスケール(2〜4万円)Embassy Suites, Tempo, TapestryAC Hotels, Four Points, Aloft, Element, Moxyヒルトンは長期滞在や家族向け設備が充実
ミッドスケール(1〜2万円)Hilton Garden Inn, Hampton, TruCourtyard, Fairfield, SpringHill Suites, TownePlace Suitesヒルトンは無料朝食ブランドが多い
エコノミー(〜1.5万円)Spark, LivSmart StudiosProtea Hotels, City Express, Fairfield by Marriott Mexico両社とも新興カテゴリーで今後拡大見込み

この表を見れば、自分の旅行スタイルや予算に合わせて、どのゾーンのホテルを狙えばいいかが一目で分かります。また、マリオットはブランド数の多さから似た立ち位置のホテルも複数存在し、選択肢の幅は広いものの初見ではやや分かりづらい傾向があります。一方、ヒルトンはブランド数が抑えられており、各ブランドの役割が明確で、カテゴリーごとの性格がつかみやすいのが特徴です。つまり、ブランドを理解すれば、どちらのチェーンも旅行の目的や予算にぴったり合った滞在先を見つけることができます。


2. 日本でよく見るブランド(深掘り)

日本国内のホテル数(2025年時点)

  • ヒルトン系(約20軒)
    • Hilton Hotels & Resorts:10軒前後
    • Conrad:2軒(東京・大阪)
    • DoubleTree by Hilton:複数都市に展開
    • Hampton by Hilton:開業・計画中含め複数
  • マリオット系(約70軒)
    • Marriott Hotels:10軒以上
    • Sheraton:10軒以上
    • Ritz-Carlton:5軒
    • Fairfield:30軒以上
    • Courtyard:5軒前後

ヒルトン系

  • Hilton Hotels & Resorts
    • 日本国内で最も展開数が多く、ヒルトンの代名詞的存在。都市型からリゾートまで幅広くカバー。
    • いわば“ど真ん中ホテル”であり、ブランド全体で最も重要視されている。
    • 上級会員での朝食特典は安定。週末は稼働率が高くアップグレードはやや渋め。
  • Conrad(コンラッド)
    • 東京・大阪に展開。モダンラグジュアリーの代表格。
    • 高層階からの景観、アートやデザイン性、上質なレストランが魅力。
  • DoubleTree by Hilton
    • 北海道から九州まで展開中。価格とサービスのバランスが良い。
    • ウェルカムクッキーが名物。

マリオット系

  • The Ritz-Carlton(リッツ・カールトン)
    • 東京、大阪、京都、日光など。日本では特別感が強く、他ブランドと比べても頭一つ抜けた超最高級ホテル。
  • Marriott Hotels(マリオット)
    • 東京、名古屋、大阪など主要都市からリゾート地まで幅広く展開。Hilton Hotels & Resortsと同じく“ど真ん中王道ホテル”。ここに泊まっておけば安心感抜群。
  • Sheraton(シェラトン)
    • 日本国内で高い人気を誇る。大型リゾートホテルとして有名。
  • Fairfield by Marriott(フェアフィールド)
    • 日本全国の道の駅直結型を中心に急速展開中。リーズナブルかつ清潔感ある滞在が可能。
  • Courtyard by Marriott(コートヤード)
    • 都市圏や観光地を中心に展開。ビジネスと観光両方で使いやすい。

総評:日本ではマリオットが地方展開力で優位。ヒルトンは都市圏とリゾートのバランス型で安定感が高い。


3. アメリカで強いブランド(深掘り)

アメリカでは、まず最初に日本でも展開しているブランドが多く登場します。そして、さらにアメリカ特有のロードサイドや地方都市で圧倒的な存在感を放つホテルブランドも数多くあります。

アメリカ国内のホテル数(2025年時点)

  • ヒルトン系(約5,500軒)
    • Hampton by Hilton:約2,800軒
    • Hilton Hotels & Resorts:約600軒
    • Homewood Suites:約500軒
    • Hilton Garden Inn:約900軒
    • Embassy Suites:約260軒
  • マリオット系(約6,700軒)
    • Courtyard:約1,200軒
    • Fairfield:約1,200軒
    • Residence Inn:約900軒
    • SpringHill Suites:約500軒
    • Marriott Hotels:約600軒

特徴:日本と比べてよりロードサイドに多く、アメリカ人の旅行も出張も車がメインであることに適したホテル構成となっている。特にキッチン付きやスイートなど、大家族や長期滞在を前提としたホテルが多い。車前提なため、ホテル内にバーがあるかどうかも重要で、価格帯が上がるにつれてバーの充実度が求められる傾向が強い。

ヒルトン系

  • Hampton by Hilton
    • 全米の郊外・地方都市で圧倒的な存在感。
    • 無料朝食・駐車場付きが基本。ロードトリップや短期滞在に最適。
  • Embassy Suites
    • 全室スイート+無料オーダーメイド朝食+夕方レセプション。
    • 家族旅行やグループ利用に好適。
  • Homewood Suites
    • フルキッチン完備の長期滞在型。ランドリー設備あり。
    • 無料夕食(軽食)提供もあり。
  • Hilton Garden Inn
    • 出張需要が高い都市部・空港周辺に多数。有料朝食だが質は高い。

マリオット系

日本でも展開中。アメリカでは高速道路沿いや地方都市に多数。無料朝食+駐車場付きで便利。マリオット系

  • Courtyard by Marriott
    • 日本にも展開あり。アメリカでは空港周辺や都市部に多く、ビジネス利用中心。
    • 朝食は有料が基本。
  • Residence Inn by Marriott
    • フルキッチン+広めの客室で長期滞在に対応。
    • 無料朝食あり。
  • SpringHill Suites by Marriott
    • 広めの客室+無料朝食。短期~中期滞在に好適。
  • Fairfield by Marriott
    • 日本でも展開中。アメリカでは高速道路沿いや地方都市に多数。無料朝食+駐車場付きで便利。② マリオットボンヴォイ アメックス


4. 会員制度の違い

ステータス特典比較表(主な内容)

特典ヒルトンHonorsマリオットBonvoy
無料朝食ゴールド会員以上(ブランドにより対象外あり)プラチナ会員以上(ラウンジまたはレストラン)
アップグレードゴールド会員以上で空室次第(スイート除く)※ダイヤモンドでも通らない印象ありプラチナ会員以上で空室次第(スイートも可能)。チタンはアップグレード率が高く、アンバサダーはほぼ確実
レイトチェックアウトゴールド以上で最大14時(要リクエスト)プラチナ以上で最大16時(保証)
ボーナスポイント加算ゴールド+80%、ダイヤモンド+100%プラチナ+50%、チタン+75%、アンバサダー+75%
年間宿泊実績での特典ダイヤモンドは5泊分の無料宿泊券などチタン・アンバサダーはスイートナイトアワードなど

ポイントの使いやすさ

  • ヒルトンHonors
    • 無料朝食はゴールドから付くため、比較的早い段階で実用的な特典を得られる。
    • ホテル無料宿泊に必要なポイント数は変動制。繁忙期は高騰するが、オフピークはお得。
    • 航空マイルへの交換レートはやや低め。
  • マリオットBonvoy
    • 実質的にプラチナから多くの特典が付き、チタンではアップグレード率がさらに高くなる。
    • アンバサダーはほぼ確実にアップグレードされるが、達成条件が非常に高い。
    • ホテル無料宿泊はポイント数変動制。5泊目無料特典が大きな魅力。
    • 航空マイルへの交換レートが良く、提携航空会社が多い。

Tips:クレジットカードを利用すれば、ヒルトンは比較的容易にダイヤモンドまで、マリオットはプラチナまで到達可能。ただし簡単ということは競合も多いという意味であり、クレカで達成できないマリオットの上位ステータス(チタン・アンバサダー)は競合が少なく、なれれば優位性が高い。


5. 戦略的違いと選び方の指針

戦略的な強み

  • ヒルトン:中価格帯ブランドが豊富、長期滞在向けホテル多数、ファミリー向け設備が充実。
  • マリオット:ブランド多様性が圧倒的、地方展開力が強く、都市滞在にも強い。

価格帯別おすすめ

  • 日本:そもそもヒルトンは安いブランドの展開が少ないため、地方でのリーズナブルな滞在はマリオット系(FairfieldやCourtyard)が有利。都市部はヒルトン系(DoubleTreeやHilton Garden Inn)が安定。
  • 米国ロードトリップ:ヒルトンとIHGが2強。ヒルトン系(Hampton, Homewood Suites, Embassy Suites)は無料朝食・駐車場込みで有利。
  • 高級都市滞在:どちらも選択肢は豊富だが、マリオットはブランド数とラウンジ文化で優位。

旅行目的別おすすめ

  • 家族旅行(長期滞在):ヒルトン(Homewood Suites, Embassy Suites)
  • ビジネス(都市滞在):マリオット(Courtyard, Marriott Hotels)
  • 観光+地方周遊:マリオット(Fairfield, Sheraton)
  • ラグジュアリー体験:どちらも可、好みや立地で選択

総評:ヒルトンとマリオットは、いずれも世界的に横断的な展開を行う“王者2トップ”。どちらを選んでも一定の満足度は得られるため、自分がメインで使うシーンに合わせてベストな方を選択するのが賢い戦略。

6. Q&A:ヒルトン vs マリオット よくある質問

Q1. どちらの会員制度がお得ですか?

  • ヒルトン:ゴールドから無料朝食が付くので、比較的早く特典を実感できます。ただしアップグレードは渋め。
  • マリオット:プラチナ以上から特典が本格化し、チタンやアンバサダーになるとアップグレード率が非常に高いです。

Q2. 日本で使いやすいのはどっち?

  • マリオット:地方展開が強く、FairfieldやCourtyardなど安価な選択肢も多数。
  • ヒルトン:都市部や有名観光地に集中しており、安定したサービスを提供。

Q3. アメリカで使いやすいのはどっち?

  • ヒルトン:Hampton, Embassy Suites, Homewood Suitesなど、ロードトリップや家族旅行に強い。無料朝食付きブランドが多いのが特徴。
  • マリオット:CourtyardやResidence Innなど、ビジネス利用や長期滞在に強いブランドが豊富。

Q4. 無料宿泊に必要なポイントはどちらが少ない?

  • 両社とも変動制。閑散期はどちらもお得ですが、マリオットは5泊目無料特典があるため長期滞在では有利。

Q5. ステータスはどうやって取るのが効率的?

  • ヒルトン:クレカ発行でダイヤモンドまで到達可能。
  • マリオット:クレカでプラチナまでは可能だが、チタンやアンバサダーは実績が必要。競合が少ない分、価値は高い。

Q6. 初心者におすすめなのは?

  • ラグジュアリー体験派 → 両社どちらでもOK
  • 海外駐在・ロードトリップ派 → ヒルトン
  • 日本国内旅行派 → マリオット

7. まとめ

最後に、読者がこの記事を読んで「自分ならどちらを選ぶべきか」をすぐ判断できるように、旅行スタイル別におすすめを整理します。

  • 出張+都市滞在 → マリオット系アップスケール(Courtyard, Marriott Hotels)
  • 家族+郊外ドライブ → ヒルトン系ミッドスケール(Hampton, Hilton Garden Inn)
  • 高級ホテルでの滞在重視 → 両社ラグジュアリー(Ritz-Carlton, Conrad など)

つまり、選び方は「あなたの旅行スタイル」次第。両社は世界のトップチェーンなので、どちらを選んでも満足度は高く、自分の旅の目的に最も合う方をベストパートナーにすればOKです。



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Delta Amex Gold$0(初年度)/$9980,000マイル+紹介20,000 ≈$960同左(過去最高)★★★★★スカイチーム常用
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