アメリカ赴任中の僕が旅行や出張で利用してきた「ヒルトン・アメックス Surpass® カード」。 この記事ではこのカードの魅力とともに、ヒルトンのホテル戦略や他社(マリオット、IHG)との比較も交えて、徹底的に解説していきます。
結論から言うと、“上級会員ステータスをクレカで手に入れて、少ない宿泊数でもリゾート体験をしたい” という人にとって、ヒルトンは現時点で最良の選択肢です。

こんにちは、Stevenです。 @StevenToshiCH
株、アメリカ旅行、アメリカ駐在について発信しています。よろしくお願いいたします。
- ヒルトン vs. マリオット/IHG ― ポートフォリオの「戦い方」比較
- “クレカで上級会員” ― 3チェーンの設計思想
- Hilton Amex Surpass のスペック総まとめ
- ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち
- 米国MarriottのVISAカード(Marriott Bonvoy Boundless VISA)
- 米国IHGのMasterカード(IHG Premier Mastercard)
- 米国ヒルトンのAmexカード(Hilton Honors Amex Surpass)
- 米国DeltaのAmexゴールドカード
- 米国AmazonのVISAカード
- 活用シナリオ3タイプ
- マリオット厚課金 vs. ヒルトン一発ダイヤ ─ どちらが得?
- よくあるQ&A
- まとめ:ライトユーザーこそヒルトン一択
- 関連
ヒルトン vs. マリオット/IHG ― ポートフォリオの「戦い方」比較

ホテルチェーン3巨頭の戦略を比較する
ヒルトン、マリオット、IHGの3大チェーンは、世界中に数千の物件を展開するグローバルブランドですが、戦い方はまったく異なります。特にヒルトンは、**「ライトユーザーでも楽しめるラグジュアリー」**に照準を当てた戦略で差別化されています。
- 物件数:ヒルトン≒マリオット > IHG(2024年現在)
- 客室数:ヒルトンは近年急拡大中、とくにアジア圏での増強が目立つ
- 地域カバレッジ:IHGは中華圏、マリオットは欧州、ヒルトンは北米とリゾート地に強みあり
層別 | ヒルトン | マリオット | IHG |
---|---|---|---|
ラグジュアリー | Waldorf / Conrad | Ritz-Carlton / St. Regis | InterContinental |
プレミアム | Hilton / Curio Collection | Marriott / Sheraton | Crowne Plaza |
セレクト | Hampton / Garden Inn | Courtyard / Moxy | Holiday Inn Express 他 |
リゾート展開の妙:土地選びとブランド展開
モルディブ、マウイ、バリ、カンクン──ヒルトンの旗艦リゾートは、世界中の人気観光地に網羅されています。特に1970〜80年代の買収ラッシュで獲得した好立地のホテル群が、今でも武器となっており、クレカユーザーでも夢のような体験が手に届く構造になっています。
また、ヒルトンはフランチャイズ比率が高め。現地オーナーとの柔軟な提携が可能なため、地方都市にもセレクトブランドを展開しやすく、週末旅行やビジネス泊にも強いのが特徴です。
ただし、ラグジュアリー領域ではマリオットのリッツカールトンにやや遅れをとる部分もあります。ここは好みによるところが大きいでしょう。
“クレカで上級会員” ― 3チェーンの設計思想
ヒルトン:カード一発でリゾート貴族になれる構造
年会費帯 | ヒルトン(Amex) | マリオット(Chase/Amex) | IHG(Chase) |
$95〜150 | Gold(朝食無料) | Silver(実質特典なし) | Platinum(朝食付き) |
$450〜700 | Diamond直行(最上位) | Platinum(上から3番目) ※ラウンジ利用あり | — |
- ヒルトン:クレカでステータスが手に入る。宿泊ゼロでも体験の質が上がる
- マリオット:ステータス獲得には宿泊実績が必須。上級層は選ばれし者のみ
- IHG:特典は厚めだが、ステータス自体の格はやや控えめ
ヒルトンの強みは、「年会費を払うだけで上級会員になれる」という明快さ。旅行頻度が少なくても恩恵を受けやすい構造が、ライトユーザーにフィットしています。
Hilton Amex Surpass のスペック総まとめ

年会費以上の価値を生む“実質黒字カード”
- 年会費:$150
- ヒルトンクレジット:年間$200分($50×四半期ごと)
- 入会特典:最大150,000P(紹介含む) ※時期により変動
- 自動でGoldステータス:朝食2名無料+アップグレード対象
- 年$40,000利用でDiamond(最上位)昇格も可能
- レストラン/スーパーで6%還元 → 日常使いでもポイント爆速
- 「5泊目無料特典」もあり → ポイント活用効率が高い
さらに、Hilton Honors American Express Aspire Card(上位カード)なら、初めからDiamondが付与され、年1回の無料宿泊もついてきます。ただし年会費は$550なので、利用頻度と照らし合わせて選びましょう。
ちょっとおトクな寄り道:ぼくが愛用している“推しカード”たち
「どうせ作るなら、いちばんポイントが多いタイミングで」がクレカ選びの鉄則。
下のリンクはすべて“紹介ボーナス付き”で貼っています。もちろん僕にも紹介マイルが入りますが(笑)、あなたのほうにも追加ポイントがつくおトクな仕様になっています。気になるカードがあれば、ぜひ活用してみてください。
なお、「他のブロガーさんのリンクのほうが条件いいかも?」と思ったら、ぜひそちらを使ってください。投資家マインドは“どこから入会するか”で差がつきますからね。
カード名 | 年会費 | 現在の紹介オファー | 過去最高オファー | お得度温度計 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|---|
Marriott Bonvoy Boundless VISA | $95 | 250,000P(50,000 x 5泊)≈$1,750 | 同左(過去最高) | ★★★★★ | 年3泊以上マリオット派 |
IHG Premier Mastercard | $99 | 180,000P(160,000+紹介20,000)≈$900 | 300,000P(5泊) | ★★★★☆ | ホリデイイン好き |
Hilton Amex Surpass | $150 | 130,000P+紹介20,000P ≈$700以上 | 130,000P+1泊無料 | ★★★★☆ | ヒルトン系に泊まる人 |
Delta Amex Gold | $0(初年度)/$99 | 80,000マイル+紹介20,000 ≈$960 | 同左(過去最高) | ★★★★★ | スカイチーム常用 |
Amazon Prime VISA | $0 | $150ギフト券(紹介含む) | 同左(過去最高) | ★★★★★ | Amazon愛用者 |
米国MarriottのVISAカード(Marriott Bonvoy Boundless VISA)
-
年会費:$95
-
年1回のFree Night(35kP)特典だけで年会費($95)は黒字化可能
- 自動でシルバーエリート+宿泊実績15泊が付くので、出張族なら“ほっといてもゴールド”圏内
- ANA/JAL含む40社に3:1でマイル移行できる“旅の現金”
現在の紹介オファー:250,000ポイント(50,000×5泊)≒ $1,750相当
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「MAX水準」

米国IHGのMasterカード(IHG Premier Mastercard)
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年会費:$99
-
継続するだけで年1泊分(40kポイント)が無料でもらえる。
-
4泊目無料が神ルール。長期旅行でコスパ最強
-
プラチナ自動付与 → チェックイン時の部屋アップグレード率が高め(体感7割)
現在の紹介オファー:180,000ポイント(160,000+紹介20,000)≒ $900相当
過去最高:300,000P(5泊分)
お得度温度計:★★★★☆「かなり良い」

米国ヒルトンのAmexカード(Hilton Honors Amex Surpass)
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年会費:$99
-
ゴールド会員自動付与 → 朝食無料&アップグレード(これが強い)
- 年間$15,000利用で無料宿泊1泊
- レストラン・スーパーで高還元
現在の紹介オファー:130,000P+紹介20,000P(計150,000P)
過去最高:130,000P+1泊無料宿泊
お得度温度計:★★★★☆

米国DeltaのAmexゴールドカード
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同行者8人まで受託手荷物無料 → 家族旅行で往復$160超の節約に。
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優先搭乗で荷物棚確保、スムーズな移動に貢献
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マイル有効期限なし → “将来のビジネスクラス”にも使える
現在の紹介オファー:80,000マイル(+紹介20,000)≒ $960相当
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「過去最高!」

米国AmazonのVISAカード
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Prime会員ならAmazon 5%/Whole Foods 2%還元
-
年会費ゼロ・外貨手数料ゼロ → 旅先決済でも活躍
-
即日番号発行→セール駆け込みもOK
現在の紹介オファー:$150ギフト券(紹介ボーナス込み)
過去最高:今回のオファー
お得度温度計:★★★★★「常におすすめ」

活用シナリオ3タイプ

① ファミリー週末旅派
- Hilton WaikoloaやHilton Tokyo Bayなど、朝食付き+プール付きで満足度高し
② リゾートハンター派
- コンラッド・モルディブ:95,000P×4泊+1泊無料 → 非日常体験がポイントで可能
③ 出張ついで派
- Hampton InnやGarden Innで1泊ずつ → コツコツ貯めて、長期休暇で放出型運用
マリオット厚課金 vs. ヒルトン一発ダイヤ ─ どちらが得?

- 年40泊未満:ヒルトン圧勝。コスパ最強
- 年50泊以上+スイート狙い:マリオットのSNA(Suite Night Awards)が有利
- 普段はセレクトホテル、休暇はリゾート:ヒルトンの平準化戦略がハマる
「平日はGarden Inn、休日はConrad」という運用が無理なく成立するのがヒルトンの魅力です。
よくあるQ&A

質問 | 回答 |
ポイントの価値は? | 1P ≒ $0.004〜0.006(繁忙期や高級リゾートではそれ以上も) |
ダイヤモンドでもUG渋い? | 都市型ホテルは渋め/リゾートではUG成功率が高め。特にモルディブやハワイで実感あり |
年会費は元が取れる? | クレジット$200+朝食2名で1泊でも黒字になる場合あり |
朝食特典の実際は? | 米国ではバウチャー式($30/名)、海外ではブッフェ形式が多く、内容充実 |
繁忙期の空室はどう? | ヒルトンは比較的ポイント枠が開放的。年末年始や春休みでも予約できる可能性あり |
まとめ:ライトユーザーこそヒルトン一択

- クレカ1枚で即Gold → 決済でDiamondの最短コースはヒルトンだけ
- 年1〜2回の旅行+週末ホテル利用で、年会費以上の価値が出せる
- 今が狙い目:過去最高オファー時なら迷わず発行
他の窓口が有利ならそちらでOKですが、今なら紹介リンク経由も魅力的な選択肢です!1. ヒルトン vs. マリオット/IHG ─ ポートフォリオの「戦い方」比較
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