2026年3月末の総資産は3,846万円だった。
前月比では約196万円のマイナス。数字だけ見ると結構減った月だ。
ただ、今月はいつもの資産報告とは少し種類が違う。
日本に帰国して、日本で車を買って、アメリカの車を売って、新生活のための出費もかなり増えた。しかも株もかなり動いた。
3月は、資産が減ったというより、お金の置き場所があちこち変わった月だった。
やっと日本に戻ってきて、これからは自由に投資できる……と思ったら、まだ日本の証券口座は手続き中で使えない。この少し拍子抜けする感じも、いかにも3月っぽい。
少し慌ただしくて、でも節目でもある3月の資産を振り返っていく。

こんにちは、Stevenです。@StevenToshiCH
海外駐在中で、株・旅行・米国生活など幅広く情報発信しています。中でも自動車業界については詳しく分析しております。これからもよろしくね!
① 導入

2026年3月末の総資産は38,466,803円だった。
2月末が40,432,903円だったので、前月比では-1,966,100円。再び4000万円を割ったことになる。
4000万円を割ると、やっぱり少しだけ目に入る。別に生活が変わるわけでもないし、明日から急に節水生活が始まるわけでもない。それでも、桁には妙な存在感がある。
ただ、今月はこの数字だけをそのまま受け取るのも少し違う。
3月は投資だけの月ではなかった。日本への帰国があり、生活環境が大きく変わり、車の売買もあり、新生活の立ち上げ費用も出ていった。資産の評価額より、人生のほうが大きく動いていた月だった。
② マーケット概況
3月のマーケットは、かなり神経質だった。
まず大きかったのは、イランとの戦争をめぐる空気感だ。停戦するのか、報復が続くのか、原油はどうなるのか。そのたびに市場の目線が揺れていて、株を見ているというより中東の地図を見ている時間のほうが長い、みたいな月だった。
もう一つは、AIの進化が速すぎることだ。普通なら追い風の話のはずなのに、地味にきつかったのはSaaS銘柄だった。
AIが賢くなればなるほど、「この機能って単体のSaaSに毎月払わなくてもよくないか」という話になりやすい。便利になること自体はいいことなのに、その便利さのせいで既存のサービスの値打ちが薄く見えてしまう。なかなかややこしい。
実際、自分の見ている範囲でもSaaS系はかなり弱かった。AIの進歩を見ていると未来は明るく見えるのに、持ち株を見ると顔はあまり明るくならない。そんな月だった。
ただ、指数全体で見ればまだ10%も下がりきっていない。もちろん個別ではもっと痛いものもあるけど、全体としてはまだ「ここで大きく突っ込む」場面ではない。
自分のルールでは、10%下がったら買う。ただ、その判定は日々の値動きでは見ていない。S&P500の週間終値ベースで見ている。毎日見ているとどうしても気持ちまで振られるので、週単位くらいの少し遅い指標にしている。焦って動きたくないからだ。
実際に買うのはS&P500ではなくVTだ。判定にはS&P500を使うけど、入れる先はあくまで全世界株にしている。そのほうが自分には続けやすい。
資産内訳で見ると、
- 世界株:1,309万円 → 1,265万円(約-43万円)
- 日本株:629万円 → 557万円(約-71万円)
という形で、株式部分は全体としてマイナスだった。
現金も約81万円減っているので、今月の総資産減少は株安だけではなく、生活側の資金移動もかなり効いている。
こういう月は、投資判断の良し悪しより、何が起きていたかをそのまま置いておくほうがいい。
③ 資産全体
3月末時点の資産はこうなった。
| 項目 | 2026/2/28 | 2026/3/29 | 前月差 |
|---|---|---|---|
| 現金 | 21,051,403円 | 20,235,665円 | -815,738円 |
| 世界株 | 13,090,068円 | 12,653,820円 | -436,248円 |
| 日本株 | 6,291,432円 | 5,577,318円 | -714,114円 |
| 合計 | 40,432,903円 | 38,466,803円 | -1,966,100円 |
2月まではなんとか4000万円台に乗っていたけど、3月はそこを割った。
ただ、今回は資産が目減りしたというより、かなり明確に理由のある減少だ。
- 日本で車を購入(約500万円)
- アメリカの車を売却(約400万円)
- 帰国に伴う新生活費用の発生
- 株式市場の下落
このあたりが全部重なっている。
特に車まわりは金額インパクトが大きい。500万円の支出と400万円の回収が同じ月に並ぶと、家計簿というより配線工事に近い。線はつながっているけど、見た目はかなり騒がしい。
だから今月の資産推移は、投資結果というより生活と資産のつなぎ替えとして見るほうが自然だ。
それに、これからもしばらくは新生活グッズでお金が出ていくはずだ。ただ同時に帰国手当も入る見込みなので、全体としてはある程度相殺されそうでもある。減るものと戻るものが混ざっていて、3月末はまだ途中経過という感じが強い。
④ ポートフォリオ考察
資産配分としては、引き続き現金比率がかなり高い。
3月末時点では、
- 現金:約2,024万円
- 株式合計:約1,823万円
で、まだ現金がかなり厚い。
本来なら、帰国後はこの現金を少しずつインデックスに移していきたかった。ところが、ここで地味に効いているのが日本の証券口座がまだ使えないこと。ようやく投資の自由が戻ると思ったら、手続き中でまだ動けない。
これは結構もどかしい。
しかも、単に自分がのんびりしていたという話でもない。帰国してすぐに海外出張が入ったし、マイナンバーの取得も進めないといけなかった。普通に生活を立ち上げるだけでもかなり時間がかかるので、正直そんなに悠長に投資のことばかり考えていられる時期でもない。
さらにややこしいのが、海外居住から国内居住へ戻す手続きは、最後の最後で結局紙ベースのやり取りになることだ。オンラインでだいたい何でも済みそうな顔をしておいて、最後は紙に戻ってくる。このへんはなかなか令和らしくない。
駐在中は、日本の資産を自由に動かせないのが一番ストレスだった。帰国したらその制約がなくなると思っていたのに、今度はこういう実務で止まる。なかなかすんなりはいかない。
これから帰国する人は、証券口座を元通りに使えるまで最短でも1か月くらいは見ておいたほうがいいと思う。思ったより早くは戻らない。
ただ、方針自体は変わらない。
- 現金は最終的に減らしていきたい
- 中心はVT
- 個別株は徐々に縮小方向
- 暴落時はルールに沿って追加投入
やることはかなり単純だ。問題は判断よりタイミングで、今はまだそのタイミングが来ていないだけだと思っている。
⑤ お小遣い口座

お小遣い口座は、今も趣味7割、実験3割という立ち位置だ。
3月末時点の推移はこんな感じだった。
| 銘柄・項目 | 26/2/28 | 26/03/31 | 損益 | 損益率 |
| 預り金 | 483,957円 | 488,009円 | 358,598円 | 277% |
| 日高配50 | 203,880円 | 192,120円 | 128,868円 | 204% |
| NAS100 | 786,600円 | 774,400円 | 413,260円 | 114% |
| iS五百米 | 231,750円 | 226,800円 | 141,600円 | 166% |
| 伊藤忠 | 1,135,000円 | 1,021,000円 | 653,900円 | 178% |
| 三菱UFJ | 296,850円 | 276,150円 | 214,250円 | 346% |
| VYM | 483,939円 | 470,101円 | 262,561円 | 127% |
| 売却済み | 0円 | 0円 | -50,000円 | – |
| 元値 | 1,325,543円 | 1,325,543円 | – | – |
| TOTAL | 3,621,976円 | 3,448,580円 | 2,123,037円 | 160.2% |
2月末の362万円から、3月末は344万円まで減った。前月比では約17万円のマイナス。
ただ、こうして見るとまだ十分すぎるくらい利益は乗っている。減ったとはいえ、もともとの元値132万円に対して含み益はかなり大きい。
この口座は生活を支える本丸ではない。ゼロになっても生活は変わらないし、資産形成の核でもない。
それでも、個別株を調べること自体はやっぱり楽しい。
ETFは楽で強い。でも、面白さまで全部任せると少し味気ない。投資は基本的には仕組み化したいけど、全部が自動販売機みたいになると、それはそれで少しつまらない。
自分の中では、お小遣い口座は少しだけ余白の役割がある。合理性100%ではないけど、それでいい。
⑥ 運用ポリシー
運用方針は今もかなり単純だ。
自分が買うのは、
- 良いと思えるものだけ
- 理解できるものだけ
- 続けられる形だけ
だいたいこの3つだ。
投資で一番大事なのは、派手な判断ではなく続けられることだ。リターンを最大化することより、途中で嫌にならないことのほうが大事だと思っている。
2026年にやりたいこともそんなに複雑ではない。
- 現金を少しずつインデックスへ移す
- 自社株は徐々に整理する
- 基本は毎月50万円の積み上げ
- 暴落時はルールで追加投入
- 10%下落で20%資金投入
- 20%下落でさらに20%投入
この10%下落の判定は、S&P500の週間終値ベースで見ている。日々の値動きで判断すると、どうしても気持ちまで忙しくなる。週くらいのゆっくりした指標のほうが、自分には合っている。
実際に買うのはVTだ。判定に使うのはS&P500でも、買う先は全世界株にしている。そのほうが長く続けやすい。
今はまだ新生活の支出もあって、手元資金がどれくらい残るかも少し読みにくい。ただ、生活コストが一巡すればまたいつものペースに戻せるはずだ。
⑦ まとめ
2026年3月は、総資産が3,846万円になって、再び4000万円を割った。
でも、今月は単純に下がった月ではない。車の購入と売却、帰国、新生活の立ち上げ、株価変動。いろんなことが同時に起きて、お金があちこちに動いた月だった。
印象に残っているのは、やっと投資が自由になるはずだったのに、まだ少し不自由だったことだ。
帰国したらすぐ整うと思っていたけど、実際はそうでもない。口座の手続きもあるし、生活を整えるお金もかかる。そういう細かい現実がちゃんとある。
ただ、やることは変わらない。
良いと思えるものを、無理のない形で、淡々と積み上げるだけだ。判定はゆっくり、買うものはシンプルに。そのくらいが自分にはちょうどいい。
4月以降、証券口座が使えるようになれば、ようやく本当に日本での投資生活が始まる。3月はその直前、まだ少し足元が落ち着かなかった月として残りそうだ。

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