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AIで“人手余り”の時代が来たら──人口、国力、そしてぼくのポートフォリオ

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雑記ブログ
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ChatGPT や Gemini が当たり前になり、ロボットがコーヒーを淹れ、Copilot がコードを書く――そんな「全地球 AI 化」後の世界で、国力も投資もどう変わるのか?
今回は自分の妄想(=メタトレンド予測)を 6つの視点 で整理し、「じゃあ株式ポートフォリオはどう組む?」まで落とし込みました。ゆるい雑記ですが、お付き合いください。

Steven
Steven

こんにちは、Stevenです。 @StevenToshiCH
株、アメリカ旅行、アメリカ駐在について発信しています。よろしくお願いいたします。

1 人口×国力の“掛け算”が AI で書き換わる

これまで国の強さを語るときによく登場したのが、 “国力 = 人口 × 労働生産性” という式でした。

人口が多ければ工場の稼働も多く、徴兵制での軍事力や消費市場の大きさにも直結する……そんな考え方は、少なくとも産業革命以降は揺るぎないものでした。

しかしAIが産業の根幹を担うようになれば、必ずしも「人が多い」ことがそのまま優位性にはなりません。

AIは24時間休みなく働き、精度とスピードは人間の比ではない。すると、これからの国力は “教育” や “健康” “多様性” など、AIとのシナジーを生み出せるかどうか に移っていくわけです。

同時に、食料や資源問題もAIによって効率化が進む。垂直農業やリサイクル精錬の進化によって、理論上は100億人以上を支える生産性も実現可能と言われています。

これまでネックだった「社会保障」も、AIが納税を担う未来では財政収支すら変わってくるかもしれません。

視点従来ロジックAI・オートメーション後
国力=人口×労働生産性「人が多い=兵隊も工場も強い」AI が労働をレバレッジ → 人口は“補正項”程度
食料・資源需要人口増=需要圧力垂直農業・合成食で 1 桁上の人口も理論上カバー可
環境収容力CO₂ 排出で急減圧核融合×AI 最適化でカーボンコストが激減
社会保障働き手不足=財政赤字ロボット税+AI 納税で収支均衡シナリオ

結論 量のプレミアムは縮小。
これからは「多様な人材ポートフォリオ」を抱える国が強い。


2 「人はダラける」vs「発展しないと負ける」

面白いのが、生活が便利になり、基本的なニーズが満たされた後に人類がどのような行動をとるかという点です。

一部では「AIに任せれば、人は怠けるようになる」と言われています。でも実際は、新たなフロンティアが次々と現れるため、挑戦は止まらない。

たとえば、

  • 宇宙インフラ整備(SpaceXが民間火星移住を目指すように)
  • 長寿化医療(ゲノム編集や細胞再生技術)
  • 深海・極域の資源探査

こういった分野は、AIによってようやく現実味を帯びてくるものばかりです。

地政学的にも、国家は常に“他国より有利な立場”を求めます。AIによって工業力が平準化されても、「価値観の輸出」「文化の影響力」など、ソフトパワー競争は激化していきます。

結局のところ、「やらなければ置いていかれる」 というプレッシャーはむしろ強まる可能性すらあります。


3 2100 年までの人口シナリオ(AI 高効率版)

国連の中位推計では2100年までに世界人口は114億人に達するとされていますが、AI効率の進展を加味すると95〜100億人あたりで安定するという予測も出ています。

たとえば、

  • 女性教育の進展
  • リモートワークによるライフスタイルの変化
  • AIによる農業効率の改善

こうした要素が出生率の低下を招き、人口の過度な増加を抑えることになるのです。

特にOECD諸国は人口減少に直面しつつありますが、移民や多様性への寛容性が鍵 となります。日本もこの流れにどう対応できるかが試されていると言えます。

ブロック20232100 (UN 中位)AI 高効率シナリオ
高所得民主圏12 億11 億9–10 億
アジア統制圏41 億38 億34 億
南アジア19 億26 億22 億
アフリカ14 億39 億30 億
地球合計80 億114 億95–100 億

女性教育+遠隔労働+AI 農業 が普及すると、100 億人付近で横ばい と読むのがベースケース。


4 国家の「人口戦略 2.0」

従来の人口戦略では、「出生率を上げろ!」「移民を受け入れろ!」が主な政策でしたが、今後はより緻密なピンポイント施策が求められます。

  • 移民の質 → 言語・専門性に優れた人材
  • 社会統合 → 家族よりDAOやオンライン・コミュニティへの帰属
  • 経済基盤 → AI労働に課税し、国として再分配

つまり、国家も一つのポートフォリオとして、“多様な人材”をどう組み合わせるか が問われていくのです。

目的旧モデルAI 時代モデル
人材確保出生率UP・大量移民ピンポイント移民+AI リスキル
国力維持徴兵・巨大大学ヒューマン×AI 軍・宇宙部隊
経済基盤所得税・消費税ロボット税・データ課金・収益分配 DAO
社会統合年功・家族コミュニティ DAO + シビックトークン

5 個人の「人生ポートフォリオ」

もちろん、個人の人生設計も変わってきます。

  • 労働 …… 3〜5 つの DAO で可変報酬
  • 教育 …… AI コーチによる週次アップデート
  • 家族 …… 伝統家族+共同育児 DAO+ソロコミュニティを選択
  • 移動 …… 都市4割・地方3割・オンライン3割
  • ウェルネス …… 健康寿命 110 歳時代へ(ゲノム編集+AI 治療)

出生は “ライフ PJ” の一つ。
AI 保育インフラの充実地域では むしろ出生率が上がる 可能性も。


6 “先読み”投資パネル

メガテーマ見るべき KPIETF/銘柄(例)
ロボット税 & 自動化クラウド産業ロボ密度 / ロボ税収ROBO ETF, Fanuc, ABB
高密度 DC + 核融合AI 電力需要 / kWh 単価EQIX, IHI(タービン)
シビック DAO 経済DAO 時価総額 / 地方財源比率Arbitrum, 日本 xID
長寿・ゲノムCRISPR 承認数 / 健康寿命CRSP, Beam
AI リスキルAI 学習時数 / 一人 GDP 効果Coursera (COUR)

ぼくの作戦メモ

  1. コア VT + VTI(世界 & 米国の広角を押さえつつ)
  2. AI レバレッジ ROBO ETF・NVIDIA は “インフラ税” と割り切り継続保有
  3. 長寿医療 CRSP を 1%→3%へ増やすか検討
  4. シビック DAO イーサ基盤の L2 (Arbitrum/Lido) をポートフォリオ 2%上限で試す
  5. キャッシュフロー VYM+日本商社でロボット税時代の“配当源”を確保

おわりに

人口グラフだけで国の未来は測れない。
これからは「教育×健康×多様性×AI レバレッジ」の合成指数が決め手になる──と勝手に予想してみました。

同時に、投資テーマも“AI に仕事を奪われるか”ではなく、「AI が生む余剰エネルギーと余剰時間を誰が最適化するか」 が成長セクターになるはず。

ブログ・YouTube では、今回のメガテーマを “実際の ETF / 個別銘柄” に紐づけてディグる予定。よければ X (@StevenToshiCH) もフォローしていただけると嬉しいです。

あなたの「人口観」や「推しテーマ」も、ぜひコメントで教えてください!


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